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田村和也雑想

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2013/11/04

世田谷の改修工事が始まりました。

計画のそもそもの始まりは新築工事だったのですが、予算や既存の建物が丁寧に作られていることを踏まえると、改修工事がよいのではないかという話になりました。

ただしこの建物には大きな問題がありました。
築20年の建物なのですが、建ぺい率、容積率共に大幅にオーバーしている違反建築でした。
違反建築では、ローンも組めないため、建物の前面道路側をばっさりカットして建蔽率、容積率共にクリアーした建物に改修することになりました。

今まで住んでいた建物の面積を減らすことには抵抗があるのですが、そこは新規プランで解決してゆきます。
かといって、改修部分を増やしてゆくと新築並みの予算になってくるので、階段などの主要部分や既存の部屋はなるべくのこし、使い勝手の悪い部分をレイアウトしなおしてゆきます。

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既存建物

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解体後

プランもまとまり、前面部分も解体し終わったところでの台風直撃にどきどきさせられましたが、外壁下地、解体部分屋根工事も終わりようやく一安心できる状態になりました。


2013/10/05

北鎌倉のリフォームでは解体工事が始まりました。
解体工事といっても、内装リフォームの規模だと、大工さんが丁寧に解体してゆきます。
従来和室とリビングの間にあった壁を解体し、L時にLDKがひとつの大きな空間になるように改修します。

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壁を解体すると部屋がつながって開放的になり、風も抜けてゆきます。

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和室の外まわりの壁を壊していると、壁の内側にシロアリの被害にあった柱が出てきました。
柱一本丸ごとシロアリに食われていて、まるで木屑の塊のようになっています。
上部の雨漏りしてそうな箇所がありそこから被害にあったのでは・・・
と言う事で、土台や梁は問題なくとりあえず一安心です。
大工さんと新規の柱に入れ替える相談をして、その後防蟻処理を上部まで行うことにしました。

いつもの事ながら、リフォームはあけてみないとわからないことがあり、熟練の大工さんの経験が頼もしく思えます。

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壁の中から出てきたタイムスリップしたようなファンタの空き缶も歴史を感じます。

2013/08/19

お盆休みを利用して、実家の島根県に帰る途中に寄道をして、岐阜県にある馬籠宿に行ってきました。
馬籠宿は中山道の43番目宿場町で、1895年(明治28年)と1915年(大正4年)の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失したそうですが、その後復元され現在の姿となったようです。

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斜面に敷かれた石畳に沿って、復元された宿場は、今はおみやげ物屋さんやお食事処がはいり、観光地となっていますが、その町並みは統一感があり、懐かしさ、美しさがあります。

昔は材料や施工方法など、地域のものを使い、伝わった工法で家を建てるといった地産地消のため、自然と統一された美しい町並みが出来るのだとおもいます。
それに比べ、現在はあらゆる材料、工法が氾濫し、それぞれの建主が選択できるため、町並みとはとても呼べないような風景が広がっているのだと思うと、なんだか矛盾を感じます。

なぜだか私は、同じものが並んでいる風景に懐かしさや美しさを感じます。
こうした歴史的な町並みだけではなく、団地や工場といったものもそうです。
ひとつの目的やルールに従って出来た風景。
それでいて、人が住んだり使って行くうちにかもし出される奥行きのような場所が好きです。

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馬籠宿にある藤村記念館です。

島崎藤村の生家跡です。
偶然ですが、内観が町田分室の事務所に似ています。

2013/08/05

工事を進めていた、東京都日野市多摩平の家が完成しました。

敷地東側に広がる緑地の景色をいかに取り込むか、設計当初からクライアントが希望されていた京都の町家のような和の雰囲気を取り込んだ、心地よい住宅が出来上がりました。

建坪20坪程度のコンパクトな家ですが、リビングダイニング上部の吹き抜けや障子を開けるとつながる各部屋の配置など、空間的に広がりのある、開放的な家となっています。

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玄関の格子戸を開くと大谷石の床、黒漆喰の壁、縁故板貼りの天井で仕上げられた、通り土間のような半外部空間を経て、玄関へとつながります。

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玄関からつながる二層吹き抜けのリビングダイニングの大きな開口から、緑地の緑が目に飛び込んできます。

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リビングダイニング・和室・就寝スペースをL字型に配置し、障子で緩やかに仕切っています。 本来、日本間の持っている特長を考え、すべて障子を開けると各部屋はつながり、閉めると個室として使えるフレキシブルで奥行きのある場を作りたいと考えました。 またリビングダイニング・和室間は雪見障子としているので、障子の開け方によって、リビングとのつながり方も変わってきます。

真壁や欄間・竿縁天井などを取り入れた和室を作る機会はこれまで無かったのですが、クライアントが古材屋さんで購入した欄間からイメージを広げ、雰囲気のある和室となりました。

2013/07/05

4月に苗を買ってきて、事務所の庭で育てていたピーマンと枝豆を収穫しました。
面積も限られているので、それぞれ2苗づつでしたが、ピーマンが4つ、枝豆は結構な数の実を収穫できました。
これまで、野菜を育てたことなど無かったため、ネットで調べながら、本当に食べられるような実がなるのだろうかと半信半疑でしたが、意外と立派なピーマンと枝豆が出来ました。

IMG_1134.JPGピーマンが主役の料理といえば、肉詰めだろうということで、ピーマンの肉詰めと枝豆は塩をまぶし、蒸し焼きにして事務所のみんなで食べました。

IMG_1137.JPG取れたてと言う事もあってか、ピーマンも枝豆も甘く、とてもおいしくいただきました。

2013/06/30

大倉山のダンススタジオのある住宅では、一階ダンススタジオ部分のコンクリート打設を行いました。

コンクリート打設は、一発勝負です。
当日は、コンクリート施工業者、ポンプ屋さん、土間(左官)屋さん、コンクリート試験業者、交通整備をするガードマン、そして
設計者で現場監督でもある私たちを含め、総勢13名で打設を行いました。

P1150337.JPG二階の床部分から壁にコンクリートを流し込み、同時に一階部分では部屋内と外部に分かれてコンクリートが壁に万遍に回り込むように木槌でコンコンたたきます。
流し込んでいる部分とたたいている部分がずれていては、意味がないので、上と下で声を掛け合い、連携を取りながら進んでいきます。
大切なのは、チームワークです。
コンクリートは時間がたつと固まってしまうため、午前9時から打ち始め、午後すぎまで休憩なしで一気に打ち上げます。
まるで気分はお祭りで、やり終えた後には疲労感と一緒になんとも言えない達成感があります。

P1150341.JPG養生期間を取り、型枠をはずしましたが、きれいに出来ていて一安心です。
型枠をはずしたばかりのコンクリートは、まだ水分を含んでいて、鏡のように光っています。

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2013/06/14

町田分室の庭で、家庭(事務所)菜園をはじめました。

とりあえず、実のなるもののほうが、成長を見ていて面白そうなので、スイカとゴウヤをメインにピーマンと枝豆、ピーナッツを植えてみました。
苗を植えてから、一月ほど、草抜きやなんだかんだで手のかかることも多いのですが、日々成長している過程を見るのはとても楽しいものです。
一生懸命設計した家が、職人さんの手によって現場でどんどん形になっていく過程を管理しているのにも似ており、どんどん愛着がわいてきます。

IMG_1099.JPGこちらがスイカです。
雑草がすごいので、わらを敷いて雑草対策を行いました。

IMG_1106.JPGもともと植わっていた、柿の木の下でスイカを育てています。
奥はフキです。春にフキノトウが出てきて大きなフキが出来ます。

IMG_1100.JPGゴウヤはコンテナ倉庫にはわせて、夏に緑の壁が出来たら、涼しげでいいなと思っています。

2013/06/08

先日、引渡しをした、東京都あきる野市の家にお邪魔してきました。

家具が置かれ、生活の雰囲気が出てくると家も一層豊かな空間になってきます。

igeta2.jpg一緒にセルフビルドで塗装した階段や作り付け家具と色の合った家具たちが置かれ、とても良い雰囲気です。
新しい家族も一匹増え、楽しそうに送られている生活の一部が垣間見れ、うれしい気分になりました。

igeta3.jpg最近家族の仲間入りしたというゴーヤ(犬の名前)。
変な格好で寝ています。

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2013/06/04

日記の更新をしばらくさぼってしまいました。
日記はさぼっていましたが、現場や設計は順調に進んでいます。

多摩平の家では吹き付け断熱を行いました。

IMG_2498.JPGお施主さんは高齢のお母さんと一緒にお住まいになるので、冬の寒さ対策をどうするか設計当時から随分検討いたしました。
床暖房の設置も検討したのですが、最後は断熱の性能を高めることと、厚さ30mmある杉材を床のフローリングに採用することにしました。
吹き付け断熱は、そもそもの断熱性能が高いうえに、現場で吹き付けるために筋交いや電気配線等の間も隙間なく吹き付けることが出来るため、気密性が高く、その性能が十分に発揮できます。

また、杉の床材はやわらかく傷がつきやすいという特徴はありますが、それが無垢材ならではの味と捉えることが出来れば、素足で触った感じはとても暖かく、気持ちの良い材料です。
厚みも3センチもあるので、それ自体断熱材にもなると考えています。

IMG_2571.JPG床暖房ももちろん良いのですが、床暖房を設置すると杉やパインなどの床材は反ってしまうため使えません。
そうしたなかで、断熱性能を高め、自然素材の持つ暖かさや心地よさを生かすという選択も寒さ対策のひとつだと思います。

2013/03/25

東京都日野市多摩平の家が上棟しました。

yane.JPGこの家の敷地の東側は緑地に面しており、設計時当初からこの緑をどのように住宅に取り込むかがポイントになりました。
居間を吹き抜けとして、上部に大きな開口を取り、居間からは背の高い木木を下から仰ぎ見ます。
居間自体は8畳と決して大きくはない空間ですが、開口から森の中にいるような空間になればいいなと思って設計しました。

hinomokei3.jpgまた吹き抜けに設置された階段を上ると作業机から吹き抜けを通して緑地越しに民家の夜景が見える予定です。

tamadaira.JPG二階吹き抜け越しに見える風景

2013/03/23

国分寺の家にメンテナンスに行ってきました。

玄関扉を開けてびっくり、近所の子供たちが集まり階段に座っています。

IMG_0944.JPG何をしているかというと、階段吹き抜けを利用してプロジェクターで、トムとジェリーを見ています。
スクリーンは、ホームセンターでアクリル板を買ってきて取り付けたそうです。

なんと、先日は娘さんの幼稚園のお友達が11人も集まって遊んでいたそうです。
決して広い家ではないですが、想像以上の豊かな使い方に、なんだかうれしくなりました。

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2013/03/10

神奈川県横浜市港北区大倉山の家の地鎮祭を行いました。

IMG_0908.JPG大倉山の家は、ひとつの敷地にお母さんと娘(姉)ご家族の住む二世帯住宅と妹ご家族の住むダンススタジオ兼住宅が二棟並んで建ちます。
共に二階をリビング・ダイニングとして、そこからつながる大きなデッキを介して、二棟はつながります。
それぞれのデッキを一間ずらすことで、室内からのプライバシーを保ちながら、共通に使えるデッキを計画しました。

IMG_0385.JPGそれぞれのご家族を足すとみんなで9人。
皆さんいつも仲良く素敵な関係です。
また模型左の一階はダンススタジオとなるため、多くの人が集まります。
プライベートを保ちながらも、いろいろな人の集まれる、温かみのある場所が出来ればいいなと思います。

2013/03/07

町田分室の外溝工事の計画をしています。
事務所の建物を建てたときには、そこまで手がまわらなかったこともあり、今回手をつけることにしました。

設計は9月からますいいに参加している堤君が行っています。
私は、施主のようにイメージや希望を伝えています。
もちろんいつもは設計者の立場なので、たまには立場が変わるのもいいものです。

IMG_0900.JPGIMG_0899.JPG現状はこんな感じです。
この野原のような感じも悪くないのですが、夏になると雑草がすごいので、このイメージを残しつつやわらかい感じの外構にしようと思います。
実は看板もまだつけていないので、早くならねば。

2013/03/04

町田分室をはじめてから、もう少しで1年半が過ぎようとしています。
事務所の建設時、その一角に部屋を作って、約一年半、私はそこに住んでいたのですが、今年の4月から採用になる中村君が事務所に住みたいということで、出てゆくことになりました。

部屋探しの最初は、ネットや駅前のチラシなどで、マンションを探していたのですが、ベットとテーブルを置いたら後は何も置けない、いわゆるワンルームには興味もわかず、木造のアパートは、古いものの広くて家賃も安いので、良いのですが、なんとなく地震が怖い。
それはそのはずで、これまで不自由な面もありながらも、自分で設計した庭付き一戸建ての事務所に住んでいたのだから今更物置のような狭い部屋や、地震で倒れそうな家はいやだなと贅沢なことを思うのです。

そこで前から気になっていた団地を探しはじめました。
団地の魅力はなんといっても、棟と棟の間の公園のような緑です。
そして家賃もお手ごろです。

事務所の周りは団地も多く、探してみると簡単に通える範囲で鶴川団地、藤の台団地、奈良北団地と3つもあります。
それぞれの団地を回ってみたのですが、鶴川団地、藤の台団地は等間隔に住棟が並べられているいわゆる一般的なイメージの団地に対し、奈良北団地は非常に面白いつくりになっていました。

narakita.jpgnarakita3.jpg敷地の周囲に高層棟を建てる囲み形の配置をしているのですが、その形状は敷地形状と高低差に合わせて、くねくねと蛇のように曲がっています。

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配置図


その連結部は、子供の遊びコーナーや通り抜けスペースになっていて、そこをくぐると視界が開け、心地良いシークエンスとなっています。

IMG_0892.JPGnarakita2.jpg下見をさせてもらった部屋からの景色も気持ちよく、こんなロケーションの賃貸住宅はなかなか無いように思います。

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2013/02/20

所用があり、ますいいで現場管理を行っている自由が丘の家に行ってきました。
自由が丘の家は、本社増井さんの大学時代の同級生である、オノ・デザインの小野さんの設計です。

同じく母屋を10年前にますいいで施工させていただき、今回は増築工事になります。
既存の樹木をよけるように配置されたその建物は、一見、何の変哲も無い建物に見えます。

しかし、中へ入ってみると窓の配置が面白いことに気がつきます。別段窓がそろっているわけではないですし、いろいろな面に、いろいろな窓があり、なんだか縦長の窓も多い。通常の家やわたしの設計したものと比べても違和感はあるのですが、いやな感じではなく、むしろ既存樹木をよけることで生まれる坪庭のような空間や空、隣の家の庭などの風景が、すっと目に入ってきます。

jiyuugaoka.JPGちょうど施主検査をしていた小野さんにそのあたりのことを伺うと、やはり窓の配置やかたちにはかなり気をつかっていると言う事。
周囲の風景を室内に取り込むことはもちろん、季節やその時間その時間の光のまわり方、写しだされる影、窓辺に置かれるものの質感にまで想像を膨らませ、窓の配置はもちろん、建物のボリューム、庇、家具の配置などを考えているということです。

設計のアプローチは様々ですが、奇抜なアイデアや手法が雑誌などのメディアでもてはやされている昨今の、いわゆるデザインとはかなり距離を置いた、むしろ意識的に排除された、まるで絵画でも描くようなその繊細なデザインに驚き、この家の本当の良さや、小野さんの挑戦していることの真意は、今回、ぱっと見ただけでは、わかったようでいて、なかなかわからないのだと思います。
誤解を恐れずに言うと、こうした手法のほうがよっぽど奇抜で難しいデザインのような気がします。

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