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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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田村和也雑想

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2015/09/21

ほぼ同時期に進めていました、世田谷区尾山台の家と横浜市戸塚区のマンションリフォームが竣工を迎えました。
ますいいでは竣工前にいつも完成写真を撮らせていただきます。
ホームページで作品紹介しているアレです。

東からの光がきれいな尾山台の家を午前中に、きれいな夜景が撮れそうな戸塚区のマンションリフォームを午後から、同日に撮影しました。
設計事務所の中には、プロの建築カメラマンの方にお願いするところも多いと思いますが、ますいいではほとんど自分達で撮影しています。
もちろんプロの写真は一味も二味も違いますが、費用のかかることや自分達が一生懸命作った家ですから完成写真まで自分達で撮ることもひとつのスタイルのような気がします。
そもそもセルフビルドを多用した家ですし完成写真もセルフビルドで、そして愛情はもちろんカメラマンより僕達のほうが断然上です。

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尾山台の家

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東戸塚のマンションリフォーム

なかなか、きれいに撮れているでしょ。
詳しくは後日作品集にUPします。

2015/09/08

東京都世田谷区尾山台の家では床の養生もはがれ、いよいよ引渡し間近です。

引越しまでの残り時間にお施主さんと家具や棚板のセルフ塗装、LDK正面の壁の漆喰塗りを行います。
LDK正面の壁の前にはTVなどの家電やお施主さんが以前から持っておられる階段箪笥が置かれる予定です。
周辺の白い壁に合わせて白色で塗ってしまうと、家電や家具の存在感が浮いてしまいそうですので、アクセント色をつけることにしました。
漆喰に墨汁を混ぜてグレーの漆喰壁です。

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面積が大きいため、お施主さんとスタッフの堤君が一緒に塗っています。
塗りあがるとなんだかしまってよい感じです。

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乾いてくるともう少し淡いグレーになります。
乾くまでのひと時だけ見られる濃いグレー。
これはこれでいいかも。

2015/09/04

打ち合わせを終えて、机につくと見慣れない封筒がひとつ。

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先日受けた健康診断の結果です。

恐る恐る開けてみると・・・
オールA やったあ。
と思いきや良く見てみると、なにやらひとつだけ再検査判定が。

肝機能のγ-GTPというもの。
ネットで調べてみると、お酒の飲みすぎで高くなることがあるという。
確かにお酒は好きである・・・が 
そんな再検査になるほど飲んでいるかな??

私も気がつけば35歳。
つい最近まで、お施主さんにも若い若いといわれていましたが、最近は同年代の方も多くなり、年下の方も、ちらほら。

とりあえず、お酒を控えて再検査に行ってこよう。

2015/08/29

横浜市東戸塚のマンションの改修工事もいよいよ大詰めを迎えています。
大量にあった床や壁のタイル工事も終了し
とてもいい感じに仕上がっています。

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毎週末のお施主さんのセルフビルドによって、内装の漆喰も仕上がり、

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先日紹介したポーターズペイントによる塗装工事も終了しました。

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床や家具の塗装など、まだまだセルフ工事もありますが、ようやくゴールが見えてきた感じです。
はやく養生をはがして全体像をみたいなあ。

2015/08/18

東京都世田谷区尾山台の家では、足場が外れました。
今まで、足場と養生シートで囲まれていた建物がいよいよ世間にお披露目です。
凛としている建物を見ると、模型や図面で検討したとおりですが、やはりはじめてのお披露目は見ているこちらが少し気恥ずかしくなってしまいます。

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三階建ての二、三階をガルバリウム鋼板、一階を左官で仕上げています。
仕上げを分けることで、三階建ての高さによるボリューム感をおさえ、上部はメンテナンス性のよい板金材で、人により近い下部は見た目にやわらかく、温かみのある材料を選択しています。

二階ガルバリウムの角部分は、今回新しい納まりを採用しています。
角部分をすっきり見せるため、役物と呼ばれる縦材をいれずに、現場で一枚一枚板金屋さんの手織りで、横に噴いている板金を角で合わせています。

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技術と手間のいかかる作業ですが、とてもきれいに仕上がっており、職人さんの意気込みを感じます。
こうした細部にかける思いや、ひとつひとつの納まりが建物の表情や周りに与える印象を変えてくれると思います。

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2015/08/06

東京都狛江市の家、上棟しました。

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毎年、この時期に何棟か上棟するのですが、この時期の上棟作業は本当に大変です。
私たちの今夏の上棟は一棟ですが、鳶さんは毎日この作業で、肌は真っ黒になっています。
本当に頭が下がります。

狛江の家は20坪とコンパクトな家ということもあり、作業も順調に進み、屋根の下地工事もほとんど一日で終わりました。
昨日までは、基礎しかなかったところに、一日で骨格が組み上がる光景はいつ見ても驚きです。
もちろん工場で事前にすべて加工されて、現場では組み立てるだけとなっていますが、鳶さんと大工さんの技術、チームワークのなせる技だと思います。

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上棟が終わると建物はすぐに養生シートで囲まれてしまいます。
組みあがった外観が見られるのはこの上棟の日の数分で、後は2~3ヶ月後の外観完成まで、お預けです。
模型どおり、すっきり、凛とした外観になりそうです。
なんだか隠してしまうのが勿体なく感じられます。

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2015/08/01

神宮球場に野球観戦に行きました。
最近、にわかファンになっている広島とヤクルトの試合です。

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私も子供のころは野球少年でした。
田舎はTVで巨人戦しかやっていないので、もれなく巨人ファンでしたが。
そういえば最近はあまり野球放送をやってないですね。
野球人気が下がっているのかもしれませんが、球場は満員で大盛り上がりでした。

今でもたまに草野球チームに顔を出しますが、やはりプロのプレーはレベルが違いますね。
とても同じ人間とは思えない動きと技術の連続です。
何の世界でも極めた人たちは本当にすごい。

この日はたまたま、球場で花火も上がり、生ビールも半額で、そして広島も逆転勝ちし、最高の夜になりました。

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2015/07/30

ますいいの左官をお願いしている達己工業の塙さんと食事をしました。
外壁はサイディング、内装はクロスが主流の昨今、昔と比べると家作りの中での左官工事はどんどん少なくなっています。
しかし、ますいいでよく採用するモルタルやジョリパットなどの塗りものの外壁や、内装の漆喰仕上げなどは性能ももちろんですが、人の手で仕上げるぬくもりを感じます。
そしてコテを使ってモルタルや漆喰をスイスイと塗っていく様はとてもかっこよく、素敵な仕事だなと思います。
そんな中、塙さんは
「こんな仕上げの塗り方考えたけどどう?」
とサンプルをつくって来たり、
粉の漆喰を混ぜてつくる材料でコストを下げる方法や
他に付き合いのある設計事務所でこんなおもしろい仕上げやったよ、などなど様々な提案をしてくれます。
そんな感覚が好きで、川口の職人さんですが、町田分室の仕事もはるばる来てもらっています。

しかし、まあ、現場をやっていると職人さんに無理を言って協力してもらったり、迷惑をかけることも多々あるわけです。
塙さんは職人でもありますが、社長でもあるので、今後よりうまく進めていくために食事をしながら話でもとなったわけですが、結局すべてご馳走になってしまい、逆に申し訳なかったような。
でもためになる話はいっぱい聞けました。
出来れば今度は他のスタッフも一緒に聞かせてあげたいなーと思える充実した夜になりました。

2015/07/25

友人の自宅を設計しています。

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大学の建築学科の同期で夜遅くまで、時には朝まで徹夜して一緒に過ごした、同じ釜の飯を食った仲間の一人です。
時間のあったあのころは、突然車にのりこみ、何時間もかけて建物探訪によく出かけていました。
卒業後、僕はますいいに、彼は企業に就職し、カーテンウォールの設計をしています。
カーテンウォールとは、一面ガラス貼りのビルの表皮(外壁のガラスとそれを支える鉄やステンレス等フレーム部分)のことです。
私たちの普段行っている住宅規模の設計では、こうした窓部分等、細部にいたるまですべて自分達で設計を行います。
しかし、当たり前ですが規模が大きな建物となると一人の設計者ですべてを、というわけにはいきません。
今話題の国立競技場の白紙になったザハ案にしても、ザハだけではなく、それを支える多くの設計者や技術者、スタッフがかかわっていると思います。
こうした、大きな設計のコンセプトや意図を読み取り、細部にこだわりをもって設計する、そうした人たちがひとつのチームになることで、次世代に引き継がれるような、その場所のシンボルになるような建物が出来上がるのだと思います。

私がますいいに入ったきっかけはひとつのオープンハウス(内覧会)です。
インターネットで見つけ、面白そうな会社だなと思い、たまたま行われていたオープンハウスに課題で設計した作品集をもって押しかけました。
スタッフ募集をしていたわけではありませんが、こういう会社は気に入ってもらえれば入れてくれるかもしれない、そんな思いで当時大阪から出かけて行ったのを覚えています。
持参した作品集をまとめているとき、作品数が少しさみしい気がして隣にいた友人からひとつ住宅の設計作品を拝借しました。
そう、今回住宅を設計している友人からです。
当日、作品集をみた本社の増井から
「この住宅いいねー。すぐにでも建てられそうだねー。」
とえらく気に入られ、そわそわしたことを思いだします。

まー、もう時効ですよね、増井さん。

その頃から考えると、僕が彼の自宅を設計することになるとは夢にも思いません。
あの時の恩返しをしなければ・・・
今回もいつもながら、大量のセルフビルドになると思います。
また、一緒に建築を通して作業できることが学生時代に戻るようで楽しみですし、東京にいる他の友達にも声をかけて、ワイワイ楽しくできたらいいなと思います。

 

2015/07/22

私は素材感のある材料が好きです。
例えば、杉の床板のやわらかさとか、コンクリートの硬くごつごつとした荒々しい感じ、漆喰のつやっぽさなど。
そしてそうしたものに触れたとき、不意に古い記憶がよみがえることがあります。
先日、東京都調布の家の一階外壁に、しっかりと削られていない、あえて荒々しい杉の板張りをしました。

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その材料を見たとき、なんだか魚を入れる木箱のような素材だなと。
私の実家は、島根の漁師町で鮮魚の卸問屋をやっていました。
家の横に作業場があり、地元の漁港で仕入れてきた様々な魚貝類をそこでより分けます。
高級なものは氷を敷いた発砲スチロールに並べられ、かまぼこの材料になるような魚はその木箱に入れられ、上からざばっと氷がかけられます。
そしていつもその作業場には木箱が並べて詰まれていました。
杉の荒い材料に触れるといつもその光景と、なんともいえないその場のにおい(決していいにおいではありませんが)まで思い出して懐かしい気持ちになります。
それはきれいな発砲スチロールの箱ではなく、少し汚い木箱に無意識ながらも何らかの魅力を感じていたのかもしれません。

最近、素材のそうした魅力に改めて興味をもっています。
おそらくそれは見た目だけではなく、肌触りやにおいなど五感に訴えかけてくる本物の素材だからこそ、古い記憶や懐かしさが喚起されるのだと思います。
当たり前ですが、そうした記憶やいろんなものの断片の集積や些細な過去とのつながりで、今の私の趣向や性格が形成されているように思えます。
そして私の設計した家で育つ子供達にとって、無意識の中にも記憶の断片として残るような素材や場所のある住宅をつくってゆけたらいいなと思います。

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写真は昨年夏、地元漁師の友人とイカ釣りに出たときの写真です。
ちなみに足元のイカの入っているものが木箱です。

2015/07/17

「屋根散水」はじめました。

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とうとう、本格的な夏がやってきます。
町田分室は、内部が吹き抜け、壁、床断熱材なし。
本当に暑い。
でもエアコンはあまり好きではありません。
機械的に冷やされた部屋で作業しているよりは、軽く汗ばんでいるくらいが健康的な気がします。

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そこで屋根に水をまいてみよう、ということになり
ホームセンターで小さな穴のたくさん空いた、水撒きホースと適当な金具を買って

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屋根に取り付け。
思った以上に簡単、ローコスト。

建物には雨樋がないため、屋根から流れ落ちた水は雨水受けのために地面に敷いた砂利へ。
散水して屋根の表面温度を下げ、落ちてきた水は砂利を濡らし、その気化熱で涼しい風が入って来るはず、と考えています。

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屋根から落ちる水は、「水のカーテン」のよう。
ポタポタと落ちる水の音を聞いているだけでも、涼しげな気分になりますが。
 さてどれほどの効果があるか。。。
一体水道料金はいかほどか?
本当は井戸水で出来れば最高なのですが。 

2015/07/14

仕上がりに職人さんも満足できる仕事。
そんな設計が出来たときは、非常にうれしい。

横浜市東戸塚のマンションリフォームで、連続する水平窓辺にベンチを製作しました。
なかなかイメージする設計ができず、製作前、何度も設計変更、使用素材の変更を繰り返してしまいました。
そして手間のかかる素材、仕様でつくることになったそのベンチが、先日現場へ行くと完成していました。

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「おーー、いい感じにできてますねー。」
とはしゃいでいる僕に、普段は寡黙な大工さんが
「これはきちんと写真に残したほうがいいよ。」
ぼそりと一言。

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大工さんも納得のいく仕事をしてもらえたのですね。

 

2015/07/13

じとじととした梅雨から一転、一気に暑くなってきました。
毎年、この時期になるとビアガーデンに行きたくて、うずうずしてきます。
仮設的な、非日常的な空間。
気の置けない仲間達と、少し明るいうちから、外で冷たいビールを。
最高ですね。
ということで、日比谷公園にあるビアテラスに行ってきました。

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私の田舎でも、車で15分ほど走った町のなんてことないビジネスホテルの屋上で、夏になると、ビヤガーデンが開催されていました。
行ったことはないのですが、子供心にちょうちんのぶら下がったあの魅惑的な場所で、大人たちはどんな楽しいことをしているのだろう。
といつも、まだ見ぬその空間に思いをはせ、前を通るたびに見上げていました。
なぜだかいまだに、この季節になると、あの情景とわくわく感を思い出します。

2015/07/11

なにも内装の壁って白くなくてもいいんじゃないか。
最近、そんなことを考えています。
白い壁はすっきりしていて明るいですし、一部木の仕上げなどを使うと北欧風の柔らかな感じに仕上がります。
いいんです。
でも、私の中で内装壁=白い壁ってなっていること自体、思考停止じゃないかと。
これは、危ないんじゃないかと。

そもそも、日本の民家は白い壁なんてほとんどないですよね。
土壁は色がついてますし。
考えてみればうちの実家の土壁もすべて色がついています。
実はクロスが出てきたくらいから白い壁になっていったんじゃないか、などと勝手に考え出して・・・

そんな思いで先日ご紹介したポーターズペイントを検討していたのですが、高級なんです。
壁一面のアクセントくらいのには使えますが、ローコストでうたっているうちの住宅ではすべての壁にと言う訳にはなかなかいかない。

そもそも、セルフビルドで塗るんだし、自分で作れないだろうか?
漆喰と顔料を混ぜて、実験してみました。

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ネットで調べてみると、漆喰やモルタルに混ぜる様々な色の顔料があります。
それぞれの顔料を混ぜ合わせることで、なかなか難しいですが、色の調合も可能です。

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塗り方も、漆喰は通常はコテと呼ばれる左官屋さんが使う道具で塗りますが、刷毛で塗って刷毛目をデザインしたり、鍋つかみや布でポンポン
たたいてみたり。
色々な表情が。

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これも混ぜてみましょうーよ?
とコーヒーやお茶を持ち寄るスタッフ達。
写真手前のブレンディーはまるで土壁のような表情に。
インスタントコーヒーを混ぜると、茶色い細骨材のように。

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匂っている人。
香る壁。いいかもしれない。

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やりすぎた感のものもありますが、
並べてみると、現代アートのようですねー。
なんてご満悦。

試してみますか、セルフ漆喰塗料?


2015/07/08

海街diaryを観て来ました。
TVやCMで、公開前後によく宣伝していたので皆さんご存知かと。

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とても面白い映画でした。
うーん。面白かったというより心地良かったといったほうが的確かもしれません。

鎌倉と古民家、そこで暮らす4姉妹のお話です。
あらすじは飛ばしますが、3姉妹が腹違いの妹を引き取って4人で暮らすことになるという始めの設定がすべてで、あとはその日常が淡々と描かれています。
これといった映画的な事件は起こりません。
むしろ、そこをあえてさらっと流している感さえあります。
おそらく一年を通して撮影された、四季折々の鎌倉のうつくしい風景と、説明セリフではなく俳優の表情や立ち振る舞いで物語が進められていく様子に、物語の中にどんどん引き込まれていきます。
ずーとこの家族を観ていたい、ずっとこの空間にいたい、そんな気持ちにさせてくれる映画でした。

以前、俳優さんの住宅を建てさせていただいたことがあります。
そのお施主さんいわく、映画づくりと家づくりはそっくりだと。
脚本家や監督は、設計者や現場監督という立場で、その廻りにはカメラマンや音声さんなど様々なスタッフがいるそうです。もちろんスポンサーや役者さんもいます。
建築でいうとそれは職人さんやお施主さんですね。
そこにはきびしい予算があり、みんなが一丸となってひとつの作品を作り上げてゆくそうです。

海街diaryは細かなディテールがすごく良く出来ている作品だとおもいます。
建物でいうと、細部の納まりでしょうか。
奇抜なことを狙うのではなく、日々の生活や住む人、その町のことを考え、丁寧に設計・施工された家でしょうか。
一見、面白みがなく平凡な作品になりそうですが、それぞれの職人が細かいところまでとことんこだわり抜いた上でのチームワークと、それをまとめる是枝監督が「家族とか、血縁関係、一緒に住むこと、成長」といったひとつのテーマを一貫して表現していることが、この作品を奥行きのあるものにしているのだとおもいます。

鎌倉の景色同様、家族はうつりゆくものです。
浜辺での姉妹の会話のあと、仲良く歩いていくラストシーンに、今の暮らしがずっと続くものではない(当然のことですが)ことが暗示されているように思え、この映画で切り取られた一年がより一層、いとおしいものに感じられます。

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