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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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田村和也雑想

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2016/02/19

町田市相原で新築工事中のお施主さんに上棟式を開いていただきました。

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上棟式と言っても、寒いので屋根ができて、外部がある程度囲われてから。
ご主人の実家がお隣にあることもあり、おじいちゃん、おばあちゃん、甥っ子さんも集まっていただき、総勢11人、にぎやかな上棟式になりました。
食事はお寿司の上に、おじいちゃんの作ってくれたおでんや、ご主人の豚の角煮、女性陣のから揚げ+ポテトサラダ、などなど、盛りだくさん。
普段、手料理に飢えている町田スタッフにとってはありがたい限りです。
食べ貯めできないのが、残念...

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途中から子供たちは、スタッフの関野さんと一緒に自分たちの部屋になる、屋根裏部屋に上がって大騒ぎです。
気に入ってもらえたようで、何より。

すこしづつ、暖かくなってきましたが、まだまだ大工工事も中盤。
素敵な仕上がりになるように、気を引き締めてがんばっていきます。
ご馳走になりました。


2016/02/09

東京都世田谷区喜多見で計画中の住宅の見積もり調整をしています。
見積もり調整とは、これまで約4ヶ月かけて設計してきた計画の見積もりを取り、予算よりもオーバーしてしまった部分を調整していく作業です。

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注文住宅の場合、ハウスメーカーのように坪単価○○円というような単純な計算はできません。
それは床のフローリング、壁の仕上げ方、大工さんが作っていく作業費などなど、あくまでも見積もりはそれぞれの材料コスト、作業費の合計だからです。

お施主さんと一緒に設計から作り上げていく私たちのような家作りはひとつとして同じものはありません。
それは、設計と仕様がある程度出来上がらないと建物の費用が出ないことを意味します。
もちろんそれまでは、今までの実績と経験で概算をつかみながら進めるのですが、最初の見積もりは大体予算オーバーしてしまいます。
それは、設計が進むにつれてのお施主さんのご要望、私たちの設計がより快適性を求めて進んでしまうからだと思います。
その敷地に、より快適なそして希望にかなう家作りとしては必要な作業だと思っています。
しかし、そのままでは家は建ちませんので、ここから今回の計画にとってそれぞれの希望が本当に必要なものかどうか、素材や作り方を含めてもう一度計画を見つめなおしていきます。

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そのために、ますいいで採用している方法は、価格の透明化です。
それぞれの材料、作業費をすべてオープンにすることでお施主さんとともに予算も含めた計画を見直してゆきます。

「このコンロやトイレの機器を注文するのいつぐらいですか?」
とお施主さん。

「半年後くらいじゃないですかね」

「じゃ、これから少し外食を控えてグレードが上げられるように節約します。」

なんと・・・
でも本当はこれが普通じゃないかと。
だって皆さん、何かお買い物をされる際は、いつもこんな感じで何かと天秤にかけているんじゃないかと。

住宅はとても高価で、素人にはわかりづらく、ましてや坪単価などでまとめられるとよりいっそう。
でもやっぱり理想は、住宅だってスーパーで野菜を買ったり洋服を買うように、素材や形態を価格と相談しながら作れたら。

とはいえ、予算調整はなかなか大変ですが、この先にきっと満足のいく家が出来上がるはず。
がんばっていきましょう。

2016/02/05

先日、ロシアンバーチ合板を扱うテツヤジャパンという会社から、寒中見舞いが届きました。
今年はじめに国分寺市本多の家で作業机の天板に使った素材です。

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おそらく、はがき用に耐水?加工された和紙に手書きの味のある字で、しかも毛筆です。
仕事上、年賀状や寒中、暑中見舞いなどの便りを関連業者さんからもらうことはよくあるのですが、ここまでユニークなものはなかなか珍しい。
きっと、楽しく仕事をして、風通しのいい会社なんだろうなと。

すると昼前、電話がなり、対応したスタッフの堤君から
「テツヤジャパンの方から電話で、今、町田の近くに来ているので、昼過ぎに挨拶したいとのことでした」
と。
お昼休みが終わりしばらくすると、大きなバンから一人の女性が降りてきます。

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屋根の上には、ロシアンバーチ合板で製作したベンチが乗っかっています。
そこから、この素材を使った床板材や建具、電気のコンセント、スイッチプレートなど、さまざまな取り組みのサンプルがでてくる、でてくる。

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ロシアンバーチ合板は通常、われわれが使う(一般に市場で出回っている)ラーチ(針葉樹)、ラワン、シナなどの合板に比べて、強度が強く耐水性に優れている特長があります。
バーチという表面仕上げのきれいさもあり、その特徴を生かして通常の合板では考えにくい使い方が可能な、設計者を刺激してくれる材料のような気が以前からしています。

しかし大きなベンチを屋根に積んで、しかも大きなバンを運転して営業周りは大変ですね?
そうなんです、高速道路の運転は大変でしたよ・・・
そうですよね。どこからこられたんですか?
神戸です。
えっっ!神戸?これに乗って?一人で・・・・
はい。
そういえば、テツヤジャパンは神戸の会社だ・・・

これからしばらく滞在して、関東のお得意先を回られるそう。
なんだか僕もロシアンバーチの面白い使い方を考えたくなりました。

やっぱり、なんだかんだ、人なんですね。

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2016/01/30

5月に行う、ますいいリビングカンパニー21周年展示のチラシを作成しました。

普段私たちは設計の仕事をしていますが、設計とチラシをつくることは似ています。
設計は、まずは敷地を見て、配置を検討し、ここにリビングあったら気持ちいかな、こんなボリュームだったら光とか風が取り込めるかな・・・
などと想像を膨らませ、図面や模型を使ってみんなの共有できる「かたち」にしてゆきます。

さて、チラシはというと、こんな雑なスケッチから。

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実際に展示作品をおく会場の配置計画をもとに作品のイメージ図を並べ、
それぞれ無関係に見える作品の全体像を概念上の補助線を入れて結んでいくイメージです。
実際に当日の会場マップのようにも見え、多岐にわたるますいいのプロジェクトを概念上の地図のように表せないか。

まずはたたき台案

参考添付C.jpg

一同、うーーーん。
なんか違う・・・

もっと文字や写真の大きさにメリハリをつけてしっかり見せたいものとそうでないものと区別してみよう。
もっと地図っぽくなるように。
そもそものレイアウトはこれでいいのか。

みんなで好き勝手言い合いたたいてゆきます。

二案目を飛ばして三案目

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大分、良くなってきたけどなあー・・・
もう少し、それぞれの作品に関係性があるように見せれないかなー。
地図的要素が全然ない。
見た目だけ華やかになっただけでは・・・


四案目

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うーーん。
少しは地図っぽくなったかな?
でもナー、ピンとこないね。
なんかダサくない?
もっとキャッチーでポップな感じが・・・・
そもそも文字の大きさとかレイアウトが悪くない??

完全に行き詰ります。
今日はこれ以上良くなんないな。たぶん・・・
帰るか・・・

次の日、会社に来ると机の上に文字をレイアウトされ直したものが。
おっっ、なんかいいじゃん。
スタッフの関野さんが昨日の夜、レイアウトし直した模様。
やるなー。

そこからはとんとん拍子に。
会場の動線を工務店ならではの物流のイメージとしての川で表現してみよう。
船やトラックも書いちゃえ。
川の表現があるなら、バックは茶色で台地を表現しよう。
なんだか地図っぽくなってきた。
いいんじゃない。

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よし、これで川口本社の人や共同でプロジェクトを進めている早稲田大学の渡邊先生に意見をもらおう。
なんだか、こんなことをみんなでやっていると楽しいものです。

2016/01/28

上棟後の金物チェックで町田市相原の現場へ。
金物チェックは、柱や梁に補強のためにつけている金物が、設計どおりについているか現場で確認していくことです。
柱や梁、ひとづつチェックしていると、現場には似つかわしくない寄せ書きが柱にかかっています。

「これどうしたんですか?」

「いやー、お客さんがもって来てくれたんだー。」
とニコニコ顔の大工さん。

そこには

いつもさむい中、家をたててくれてありがとうございます。
家族の命を守る家を安心して山中さん(大工さん)にお任せしています。
等など

なんだか、うらやましいなー。
とても寒いなんて言ってられませんねー。

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2016/01/26

国立近現代建築資料館で行われている展覧会
「みんなでつくる方法-吉阪隆正+U研究室の建築」を見てきました。

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-みんなでつくる方法-
なんていい言葉だろう、と。
一部の天才的な人を除いては、特に僕のような凡人・・・
決して卑下しているわけではなく、
誤解を恐れず言わせてもらうと、おそらく世の中ほとんどの人は凡人で・・・
みんなでつくるしかないと普段から思っています。

だから、僕たちはお客さんを巻き込んで、職人さんを見方につけ、
あーでもない、こーでもないと議論とフィードバックを繰り返しながら、
住宅をつくっています。

吉阪隆正という人は、ル・コルビュジエという20世紀を代表する建築家のもとで学んだ建築家でありながら、教育書、アルピニスト、文明評論家と幅広い分野にまたがって活躍した人です。
赤道アフリカ横断や早稲田大学アラスカ・マッキンレー遠征隊を隊長として率いたことも。

建築家というとピラミッドの頂点にいて、その人の思想やイメージをまわりの人たちが一生懸命具現化しているイメージがあります。
吉阪隆正は、そうした一人で何かを成し遂げることの限界を知っている人だったのかもしれません。

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今回の展示は、吉阪隆正とU研究室の残した言葉、図面、模型などが展示されています。
U研究室は吉阪を筆頭とした設計者集団です。
そこには建築家や学生がどこからともなく集まった、ものづくりの場があったようです。
人手が足りない時には近所のクリーニング屋さんや水道屋さんなども参加し、手書き図面の外構の砂利などを描いていたそうです。
なんとも活気に溢れた、魅力的な場所だったのだろうなと思います。

そして今回の展示を見ていると、その魅力的な場所はこうした言葉や図面、建築などの「かたち」を媒介させて生まれてくることがわかります。
魅力的な「かたち」にはみんなを集める、みんなが参加したくなる力があるということです。
それは決して、同じ意見や考え方をもった人々が集まるということではなく、意見や思想はちがうけれども、というような。
 
場があるから「かたち」が生まれるのか、「かたち」があるから場が生まれるのか
鶏と卵の関係のようですが、相互作用だと思います。

とても刺激になりました。

2016/01/21

以前、取材風景をご紹介した、杉並区天沼のリフォームが掲載された「すまいの設計」が発売されました。

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もちろん、私たちの仕事の成果は雑誌に掲載されることではなく、目の前のお施主さんと一緒に、一軒一軒丁寧に設計し、
職人さんたちの力を借りて、お施主さんも私たちも、もちろん職人さんも満足のいく住宅をつくることです。

そういう意味では、私たちの手がけたすべての住宅に思い出と思い入れがあり、どの住宅も雑誌に取り上げていただいてもおかしくないと思っています。
もちろん、竣工時期やその時の雑誌の企画に合うかどうかなど、いろいろあってそれは不可能なのですが。

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そしてこうして雑誌に取り上げていただくと、純粋にうれしい気持ちになります。
決して、これが目標ではないし、メディアに取り上げていただくことが結果でも、達成でもないことはわかっているつもりですが。

そしてぱらぱらとめくっては、今回掲載されている中で、やっぱり天沼の家が一番いいなー。
という気持ちになるのです。
もちろん、掲載されているどの住宅も素敵ですし、傑作ぞろいですが。
単なる親ばかです。
偶然にも川口本社の物件も同時に掲載されているのですが、やっぱり天沼の家が・・・
しつこいですね。

アマゾンでも売っているようですので、ご興味ある方はぜひ
goo.gl/7WKMI5
もちろん立ち読みでも結構ですよー。
でも出来れば一冊・・・


2016/01/20

所用があり、外苑前を歩いていると、変わった家が。

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小さな家と名づけられた、日本を代表する女性建築家の妹島和世さんが設計した住宅です。
ちょうど私が大学で建築を学びはじめた頃の作品で、当時、雑誌などのメディアでよく目にしました。
建物の真ん中を螺旋階段が貫き、面積の違う3つフロアーがくねくねと外壁で結ばれています。

まだ、建築のことなど何もわからずに、建築家っていうのはこんな斬新な設計をするのかーと当時感じたことを思い出し、
実物ははじめて見たのですが、とても懐かしい気持ちになります。
そのかわいらしい姿は見ていてあきません。
近づいたり離れたり、裏にまわってみたり、、、完全に不審者です。

そして近くには、搭の家という住宅があります。

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こちらは建築家、東孝光さんのアトリエ件住宅として建てられた、私の生まれる15年も前に竣工した作品です。
打ちはなしコンクリート、狭小住宅の先駆けのような住宅で、日本の現代建築を語る上でははずされない、名作と呼ばれる住宅です。
東京オリンピックの際、道路拡幅によって作り出された6坪の敷地、野菜で言うと食べられるところを切って残ったヘタのような敷地に建てられた本当に小さな住宅です。
今では、周囲の建物に囲まれて、こじんまりとした印象がありますが、
その荒々しいコンクリートはまるで石の塊のような独特の存在感があります。

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もちろん先に書いた小さな家は、歴史上は搭の家の延長線上にあり、歩いていて偶然にこれらの住宅に出会える東京は、本当に面白いなあと思います。


2016/01/14

東京都町田市相原の家の上棟をしました。

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上棟は設計や工事工程の中でもひとつの目標であり、区切りのような気がします。
これまで、半年以上かけてお施主さんと話し合い、設計してきたものが、いよいよ建物の骨組み、ボリュームとして立ち上がります。
ようやくここまできたかー、と感慨にふけると同時に、ここからが本当の勝負で追い込みになってきます。

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通常、設計というとプランをつくったり、建物のかたちを決めたり、
といった作業をすることだと思われると思います。
もちろん、それは設計の中でも大切な部分ですが、そうして設計された大枠のものが
きちっと意図した機能性をもたせられるかどうか、
実際に使いやすく出来るか、
見た目にスッキリ、かっこよくできるか
等など
そうした細かな部分だけれど大切な部分は、これからの納まり(部分と部分の取り合い)をいかに粘って設計できるかにかかってきます。
実際これからは大工さんと話し合いながら、これまで描いた図面の枚数以上の図面を描いてゆきます。

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それにしても、組みあがった骨組みは美しく、なんだか外壁を貼ったり内壁を貼ったりするのがもったいない気がしてきます。

2016/01/09

国分寺市本多の家に家具工事に伺いました。
昨夏の一年点検の際に相談されていた、書斎の机と本棚の製作です。

当初設計時には、図面に存在していた本棚と机。
しかし予算調整時に、ここは住んでみてから考えればいいかと減額対象になりました。
一年住んでみて、やはり本棚と机はあった方がいいとなったそうです。

本棚は、材木屋さんの加工場で大工さんが製作し、現場で取付を行いました。
壁面一面の本棚ですが、実は6分割されていて、必要に応じて移動すると、使いたい場所でひとつひとつ本棚として使えます。

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机は、一見、シナ合板のように見えますがシナよりはしっかりとした素材のロシアンバーチ合板を採用しました。
鉄の足は東京R不動産toolboxという通販のセレクトショップで購入。
天板は、メーカーにカットしてもらうと簡単に組み立てられます。
とてもスッキリシンプルな構造でセルフビルドも可。

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こちらも、幅のサイズ違いを2つずつ製作し、並べると書斎の壁・壁間にぴったりとはまると同時に、動かせばどこでも使えるようになっています。

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予算のこともありますが、新築時には作りつけすぎないという考え方もあります。
しばらく住んでみて、本当に必要なものを少しずつ足してゆき、長い月日をかけて住みやすいようにアレンジしてゆく。
はじめから、すべてが決まっているものよりも、こちらの方が豊かな考え方かもしれません。

2016/01/05

新年、あけましておめでとうございます。

早いもので町田分室も今年で5年目になりました。
町田市相原の家は年明け早々に上棟を予定し、現在申請中の2物件ももうすぐ工事が始まります。
また、進行中の設計物件もあり、おかげさまで今年も忙しい一年になりそうです。

お正月は島根の実家に帰り、何年かぶりに出雲大社におまいりし、甥っ子やいとこの子供達と凧あげなど。
出雲大社では遷宮やパワースポットブームから参道にあるみやげ物屋さんの多さやにぎやかさにびっくり。
なんと大鳥居の目の前にスターバックスまで出来ていました。
いあやー、随分とかわるものだなーという感じです。

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冬の日本海側は、例年天気の悪い日が多いのですが、今年は暖かく天気のよい日が続きました。
しかし、海へ出ると風は強く、凧もぐんぐんあがってゆきます。
最後は風にあおられて手を放してしまい、海へと帰っていきましたが。

のんびりとした良い休暇になりました。

2015/12/19

追記です。
今村さん、竣工の打ち上げ&プチ忘年会させていただきました。

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途中から、大工の山中さんも加わり、工事の思い出話にも花が咲きました。
打ち上げまでが、家づくり。
なんちゃって。

2015/12/18

東京都狛江市の家のお引渡しを行いました。

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お引渡しは、完成してよかったという気持ちもありますが、なんだかさみしい気持ちになります。
大切に作ってきた建物を・・・
という気持ちもありますが、家づくり、設計をはじめてから約一年間、
ほぼ二週間に一回というペースでお会いしていたお施主さんとの打ち合わせやセルフビルドがひとまず終わってしまうことによるさみしさが大きいように思います。
あの楽しかった、時には苦しかった日々もとうとう終わりがきたか・・・
しばらくお施主さんとも会わなくなるのかな・・・
といったさみしさです。

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特に設計・現場を担当していた中村君は、毎週末現場で、お施主さんと一緒に最後の追い込みのセルフビルド工事をしていました。
その関係は、お施主さん(発注者)と工務店(請負業者)という関係をはるかに超えて、まるで友達、もしくは親戚のお兄さんと話をしているかのよう。
私から見ても、とてもうらやましく思える関係です。

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こんな風に書いていると、仕事をさせていただいているのに随分あつかましく思われるかもしれません。
でも私は、こんな関係の家づくりは理想ではないかと思っています。
もし、自分が家づくりを頼むとしても、ビシッとスーツを着たザ営業のような人や百選練磨の「僕に頼めば間違いありません」というような設計者や工事監督に頼むよりも
しんみになって話を聞いてくれる友達や親戚のお兄さんのような関係を築ける人にお願いしたいと思うからです。

もちろん節度はわきまえますが、お施主さんも僕達も一緒になって家づくりを楽しまないと良いものは出来ないと思っています。
今回の家づくりは、僕から見ていても本当にうらやましく思えるほど、お施主さんも中村君も楽しそうに家づくりをしていることがとても印象的でした。
きっと、ずっと大切に使っていただける家が出来たと思います。
落ち着いたところで、また遊びにいける機会を楽しみにしています。

2015/12/16

東京都町田市相原の家の地鎮祭を行いました。

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相原の家はご主人のご実家の敷地、その一角に将来開業する接骨院+住居を計画しています。
ということで、ご主人のご両親も揃っての地鎮祭となりました。

これまでも何度かご実家の敷地の一角にとか、マンション内同居(ご実家と同じマンション内の一住戸をリフォームしたり)と、ご実家と程よい距離感をもった住宅の設計を行いました。
もちろん普段は別々に生活しながら、顔を見せ合い、必要なときにはお互い助け合う、そんな関係性がちょうど良いのかもしれません。
子供達にとってもおじいちゃん、おばあちゃんが近くにいることは、良いことのように思います。

町田分室にとっても、実ははじめての町田で新築の仕事です。
ホームページや掲載雑誌などからの問い合わせが多いこともあってか、不思議と町田での新築はありませんでした。
これまで、ご近所でのちょっとしたリフォームや外構などもやらせていただきましたが、こうした仕事で少しづつでも地元に根付いていけるといいなと思います。


2015/12/14

DVDで「はじまりのうた」という映画をみました。

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雑にあらすじを説明すると、
もともと音楽パートナーだった彼氏が瞬く間にスターとなり、いきなりふられてしまった主人公の女性と、家族にも捨てられた風の元グラミー賞受賞プロデューサーが
ひょんなことからバーで出会うシーンから始まります。
そこからどん底の二人が、一緒にアルバムをつくり、再生してゆく物語。

こうして書くとありきたりのストーリーで、面白くなさそうですが、すごく心に残る映画となりました。
何がいいって、一緒にアルバムを作っているシーンがいいんです。
スタジオを借りるお金がなければ外で録音すればいいと言い出し、
伴奏をする人がいなければ、ただでも参加したい音大学生や、つまらなそうな子供のダンス教室でピアノを弾いている人をスカウトしてくる。
時には、録音している裏路地で遊んでいた子供達まで引っ張り込んでコーラスをさせる。

街の音、ざわめき、風のそよぎ、人々の声。
すべてが彼らの音楽の一部となるような作品。

そしてなんと言ってもその風景が楽しそうで、観ているこちらも参加している気分にさせられます。
僕はそうした雰囲気でものを作っているシーンを見るのが好きです。

高校生の頃、宮崎駿監督の「紅の豚」を見て、壊れた飛行艇を設計しなおし、町工場のようなところでみんなで直すシーンが大好きでした。
製図板に向かって若いフィオが図面を描いているシーンもいいですし、おばちゃんやおばあちゃんまで集まってみんなでガチャガチャと飛行艇をいじるシーンは最高です。
今でも、直した飛行艇が川から飛び立つ場面を偶然金曜ロードショーなんかで見ると「飛んでくれー」と思います。
まあ、間違いなく飛ぶんですが。

時間がなくなってしまったので、ここまでとします。
続きはないと思います。


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