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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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田村和也雑想

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2013/01/12

新年、明けましておめでとうございます。
なんて、随分遅い更新となってしまいました。

棟梁の石黒さん、お手伝いに来ていただいている山中大工、町田事務所の3人で参加させてもらいました。
おいしいお弁当とお酒も入り、非常に楽しいひと時を過ごさせていただきました。
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上棟のお祝いのお酒を買いに行った酒屋さんの店主にも言われましたが、建売住宅が主流の昨今では、非常に少なくなった上棟式ですが、こうした場でお施主さんと実際に住宅を作っている職人さんと顔の見える関係が作れることは非常に良いことだなと思います。
お施主さんもどんな人が家を作っているかわかり、より安心できますし、もちろん仕事なのできちんとした仕事をすることは当たり前ですが、職人さんもどんな家族のためにがんばっているかわかることで、励みにもなります。

お施主さん参加型の家作りを推奨している私たちとしては、もちろん上棟式だけではないですが、こうしたふれあいも含めて家づくりの醍醐味のひとつであり楽しさではないかと思います。

年明け早々稲城市の家で、上棟式を開いていただきました。
昨年、12月に上棟したのですが年末ということもあり、時間も取れなかったので、年明けになってしまいました。
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写真は、山中大工さんからお祝いにプレゼントされた、木製トイレットペーパーホールダーです。
手作りの味わいと温かみのある、粋なプレゼントでした。
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工事のほうは、大工工事が進んでいます。

2012/11/17

しばらく報告をさぼっていたら、東京都国分寺市の家の大工工事が終了してしまいました。
中はこんな感じに仕上がっています。
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えっ、これで大工工事終わりなの?と思う人もいるかも知れませんが、これで終わりです。
クロスや漆喰などの仕上げ工事もありません。
ますいいが作るのは、住宅としての箱と、設備の部分です。

一見、ただの小屋のように見えますが、構造的にはもちろん、断熱はすべて外断熱をしていますし、設備も一階土間には床暖房も入り、住宅としての性能は、何も問題ありません。

上棟後に屋根が出来、サッシと外壁下地が出来た状態。
天井も床も仕上がっていない、木組みがそのまま見え、開放感があり、ざっくりとした状態。
いつもはそこから、床や天井を作りこみ、自分の考えた空間に仕上がっていくことに、興奮しながらも、どことなく寂しい気分がしていました。
省ける工事はとことん省き、住宅としての性能は満たしながら、家としての初源的な、あの感じのまま仕上げたい。
そんなことを考えながら設計しました。
もちろん根底には、ローコストへの取り組みがあります。

これから、お施主さんとワックスを塗ったり、柱と柱の間に棚板をつけたりして完成です。

2012/11/14

東京都日野市の家の設計打ち合わせを行いました。
プランや形はほぼ決まり、仕上げや家具など細かい部分の打ち合わせを行っています。

打ち合わせ後に、お施主さんと一緒に町田事務所から車で30分ほどの神奈川県相模原市にあるアンティーク家具、扉や欄間などを置いている古材ショップへ行きました。
日野市の家は新築ですが、和室の障子や欄間に古材を使えないか考えています。

古民家にあるような、手の込んだ趣のある扉や欄間などは最近なかなかありません。
製作を得意とする建具屋さんもいるのですが、もちろん手の込んだものは、それなりのお値段になってしまいます。
そこで、何かいい出物がないかと、古材屋さんに出かけました。
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倉庫のような店内には、照明やアンティーク家具、扉や障子が所狭しと並んでいます。
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二階にはお目当ての建具と欄間が並べられていました。

ざっとお施主さんと見て歩いたのですが、イメージにあうのものは置いてなかったので、探しているもののイメージを店員さんに伝えて在庫や新しい出物を探してもらうことになりました。
品の良い、日野市の住宅に合うものが出てくるいいなと思います。

2012/10/28

想田和弘監督の映画「演劇」2部作を観ました。
平田オリザと平田オリザ率いる劇団「青年団」を約8ヶ月間追いかけた、ドキュメンタリー映画です。
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「演劇1」と「演劇2」を合わせて5時間42分あります。
さすがに最後のほうは、座りっぱなしで腰が痛くなってきましたが、とても見ごたえのある映画です。

大雑把に要約すると「演劇1」では、平田オリザと青年団の活動がまとめられ、「演劇2」では演劇(芸術)と社会を結びつけるための平田オリザの活動がまとめられています。
青年団レベルの劇団でも、助成金をもらわないとやってゆけない。
その事実も衝撃的でしたが、映画を観ていると劇団を運営するために、平田オリザは学校で講師をしたり、政治家と付き合ったりと様々な社会的活動を行っているように僕には見えました。
それだけ平田オリザという人は、演劇が好きで、演劇が社会に、人間の営みに必要なものだと本気で思っている。
それは、すごいことだし、うらやましい感じもします。

想田監督の他の作品はまだ観たことないのですが、「演劇1,2」は想田監督の「観察映画」と呼ばれるドキュメンタリー作品の3、4作目にあたるそうです。
「観察映画」というのは、台本を作らず、事前打ち合わせを最小限にして、即興的にカメラを回すという方法をとるそうです。
つまり撮影対象に、なるべくバイアスをかけず、あるがままを映したいということだと思います。
実際の映画でも、説明のナレーションは一切無く、もちろん編集はされていますが、劇団の練習風景や平田オリザの日常が淡々と並べられている感じがします。
通常の映画のように、これといった盛り上がる場面などは無いのですが、逆に言うと、作り手の考えや主張が何も押し付けられない感じがして、映画を観ていると様々なことを考えさせられます。

劇中で、演劇は映画やTVとは違い、様々な場所や時間をカットでつなぐことが出来ず、ひとつの場所で演じることが多いため、場面場面の空白は観客の想像力が埋めなければいけない、というようなことを平田オリザが言っていました。
そういう意味では、「観察映画」の方法論と平田オリザの言う「演劇」は非常に似ていて、非常に自然にふるまっているように見えて、大きな問いかけをこちらに投げかけられているような気がします。

2012/10/17

東京都稲城市の家の工事が始まりました。

稲城市の家はお施主さんの趣味である木工室のための地下があります。
工事は地下を掘るための土留めレールを埋め込む工事から始まります。

地下といっても半地下なので、掘る深さは2M程度ですが、掘った周りの土が崩れてこないことを踏まえ計算すると、6Mの鉄のレールを20本、地下の外周部に打ち込むことになります。
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ドリルで穴をあけ、そこにレールを回転させながら埋め込んでゆきます。
ボーリングの調査どおり、地下水位も観測されず、地中障害物も無く一安心です。

明後日からいよいよ、掘削工事が始まります。

2012/10/06

東京都国分寺市の家が上棟しました。
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この家は通常の家とは異なり、柱や梁、垂木など、ほとんどの構造部材が仕上がりとして見えてきます。
そのため、上棟時やその準備、屋根が出来、雨をしのげるまでの期間とても気を使いますし、そのための下準備も大切です。


下の写真は上棟前に屋根にかける垂木を大工さんが工場で加工しています。
棟梁とくっつくところも含め見えてくるため、プレカット(機械加工)では難しいので、大工さんに手で加工してもらいました。
また、コストダウンとして本来化粧材ではないツーバイ材を使用しているため、表面を少し削って仕上げてくれています。
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これで、大きな加重がかかっても大丈夫ということです。
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現場で組まれた様子はこんな感じです。

週末には、お施主さんに上棟式を開いていただき、近所の子供たちも集まって楽しいひと時を過ごさせていただきました。
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最後は、今年最後の花火で締めくくりました。
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2012/09/30

調布市仙川の家のお施主さんに誘われて、砧公園へ草野球の試合に行きました。
とても台風が接近中とは思えないくらい晴天で、公園内は子供たちや家族で遊びに来ている人たちでいっぱいでした。

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野球の結果は、4打数2安打とバッティングはまずまずでしたが、守備では全く動けません。
ボールを追っているのですが、なかなかたどりつけません。
おまけに次の日は筋肉痛で、少しは運動をしないとまずいな。

2012/09/28

町田分室事務所から歩いて3分ほどの柏木材木さんへ。

東京都町田市という、不慣れな土地に分室をオープンしてから、もう少しで一年になります。
オープン当時、事務所の近くという事もあり挨拶に行ってから、大工さん等の職人やその他業者さんを紹介してもらったりといろいろとお世話になっている材木屋さんです。

今日は、国分寺の家で使用する構造用のラーチ合板を選定しに行きました。
国分寺の家ではこの構造用ラーチ合板が天井や壁の仕上げ材として見えてきます。
ラーチ合板というのは、通常は「コンパネ」と呼ばれる下地材ですので、もちろん化粧材(仕上げ材)としては作られていません。
しかしながら、材木屋さんの仕入れる束の中には、わりと、きれいなものも含まれています。
今回は、材木屋さんにお邪魔して、その束の中から、化粧材として使えそうなものを選別させてもらいました。

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この束の中から、60枚程選びました。
こんな設計者のわがままに、付き合ってもらい助かります。

同じラーチ合板でも化粧用に作られたものは3倍程度の値段がします。
多少、手間はかかりますが、ローコスト住宅の手法のひとつとして、こんな方法もあります。

2012/09/19

東京都国分寺市の家では、基礎に温水チューブの施工を行ないました。

このチューブに不凍液を注入し、屋根の上にのせる太陽熱パネルで集めた熱でチューブ内の不凍液を暖め、基礎コンクリートを暖めます。
太陽熱パネルで得られた熱は、一旦、庭に置かれる蓄熱タンクに集められる為、冬場の曇りが何日も続く日以外は、その熱で給湯と床暖房を賄う、自然エネルギーを利用した給湯・床暖房システムとなります。

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温水チューブの施工は、お施主さん自らセルフビルドで行いました。
基礎の鉄筋にナイロン製の結束バンドで結びつけてゆくという、単純な作業です。

写真では見えにくいのですが、中央にコンクリートの立ち上がり壁を作り、そこにも温水チューブを施工し、ダイニングと階段室の間に温まる壁ができる予定です。

2012/09/18

東京都日野市の家では、基本設計が終わり、これから実施設計に入ろうとしています。

基本設計は建物のプランを考えたり、ボリュームを検討したりする設計の根幹をなす作業ですが、その過程で重要になってくるのが、模型での検討です。

ラフプランを考えている当初は、1/100スケールから模型を作り出し、最終的には計画に合わせ、1/50や1/30スケールの模型で検討を重ねてゆきます。

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写真は、日野市の家の模型です。
日野市の家では、東側に広がる緑地に対し、吹き抜けの上部に大きな開口を設けました。
模型を覗き込むと、ダイニングからは緑地の緑と空に向かって視界が抜け、二階の吹き抜けに面して設けられた作業机からは緑地越しに広がる低地の夜景が見える様が思い描けます。

また、各所窓からの光の入り方や風の抜けを確認し、床や壁仕上げ等の内装の雰囲気を確かめてから、いよいよ実施設計に入ってゆきます。

このくらい作り込むと、ほぼ模型のように実際の建物も立ち上がります。

2012/09/14

横浜市港北区の家の設計が進んでいます。

港北区の家は、下の模型写真のように右側のお母さん・お姉さん家族の家と左側の妹さん家族の家が大きなデッキを会してつながった、多世帯住居です。

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設計図面は、ほぼ描きあがり、現在見積もり調整をしています。

もちろん建築工事のご予算を設計当初からお聞きして、それにあわせて面積や仕様を考え設計していきますが、打ち合せ中に出てくるお客さんの御要望や、設計者として譲れない意匠や使い勝手などを考えていると、図面が出来上がり、最初にお出しする見積もりは、どうしても予算オーバーしてしまいます。

そこで、お施主さんと話し合いながら、予算に近づけていく作業がはじまります。
もちろん一気に見積もりが下がる事はないので、ひとつひとつの項目を見直し、無駄な部分は無いか、この住宅、お施主さんの住まい方にとって本当に大事なものは何かを考えながら、取捨選択を行なってゆきます。

その作業は、私たち設計者にとっても、お施主さんにとっても大変な作業ですが、約半年間かけて設計してきたものをもう一度見直す、よい機会でもあると思います。

2012/09/07

国分寺市の家では、1階の床仕上げが土間コンクリートになります。
下の写真のように、ますいい町田分室の床も同じく土間コンクリートです。
これはコスト削減のため、構造の基礎コンクリートをそのまま床の仕上げとしています。

matida.jpg国分寺の家も同様に考えていますが、これだと冬、足元から底冷えしてしまいます。
事務所ならいいのですが、住宅でこれだと厳しいので、国分寺の家では、構造のコンクリート基礎に温水チューブを埋め込む事にしました。

コンクリートは、熱容量が大きい為、一度暖められるとなかなか冷めません。
その性質を利用し、構造の基礎コンクリートを輻射熱暖房として利用しようと考えています。
階段室を中心として、吹き抜けやスキップフロアーで全部屋がつながっている、国分寺の家では、ぽかぽかと暖かい1階床からの放射熱で全室が暖められる設計となっています。

下の写真は、1階床がコンクリート土間の為、通常の家のように床下空間がないので、土を掘った底(基礎下)に設備の配管をしています。
写真に写っているのは、いつも、ますいいの手間のかかる水道工事に付き合ってくれる、きさらぎ設備の関さんです。

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2012/09/05

東京都国分寺市の家が着工しました。

今日は基礎の初日で、「やり方」と言って建物の正確な配置場所を敷地に出しました。

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前面道路が北、西側のため、以前建っていた住宅は、南に庭を取り、建物を北、西側道路に対し、目いっぱい寄せて建っていました。

今回の計画では、道路面より1.5M程度バックして建物を配置しています。
建てることのできる土地の面積は決まっているので、その分室内の面積は小さくなりますが、それは吹き抜けやスキップフロアーなどの、空間のつながりやボリュームでカバーし、お施主さんと話し合い道路とのセットバック部分をを大切に考えました。

将来、このセットバック部分には、植栽が植えられ、井戸が掘れたらいいなと考えています。
もちろん、塀などは作らず、近所の人と井戸端会議ができるような、ゆとりのあるスペースになればいいなと思っています。
こうした「ゆとり」が住宅地における町の雰囲気を奥行きのあるものに、少しでも変えてくれるといいなと思います。

2012/08/28

計画していた、仙川の家のダイニング照明の試作品が届きました。
仙川の家は2年前に竣工した物件で、ダイニングの上部が、採光、通風のために吹き抜けになっています。

w-b-yamasita002.jpgこの高い天井からダイニングのペンダントライトがつるされると、少し野暮ったい感じになるのではないかと思い、この住宅に合ったオリジナルの照明を計画していました。

デザイン・製作は、大阪の中小企業とのものづくりをテーマに、プロダクトデザインをしている大学時代の先輩と同期が主宰する、山口白幡製作所にお願いしました。

壁からアームで持ち出すことで、吹き抜けの天井面がすっきりとします。
また、ダイニングの長いテーブル(3.5M)の上部を使い勝手に合わせて、アームが回転する設計となっています。

とりあえず、一度、組み立てて事務所の打ち合わせスペースにセットしてみました。

shoumei.jpgshoumei2.jpg■コンセプト

PIPE(仮名)
鋼製電線管の照明。

鋼製電線管は建築工事で電気配管が露出するときに使う鋼管です。通常、建築工事において、電線管は分電盤からコンセントまで電線を送り届けることが役目ですが、今回のプロダクトでは、コンセントからもう一度電線管を通して、電球まで電気を届けることにしました。

一見すると、コンセントから壁伝いに伸びていく鋼管は建築の電気配管のようです。しかし、壁が傾斜し始めると、鋼管はカーブしながら徐々に壁から離れていき、照明の一部となっていきます。

建築からプロダクトへと徐々に変化していくような、今ある建築に寄り添う照明を目指しました。

2012/08/25

国分寺の家の地鎮祭を行ないました。

天気もよく、というか、良過ぎる天気で、倒れそうなくらい暑かったのですが、御主人の勤めている港区の寺院から、お坊様を招いて仏式の地鎮祭を行ないました。

kokubunjijitinnsai.jpg通常、地元の神社から神主さんを招いて行なう神式の地鎮祭が多いので、仏式の地鎮祭は新鮮でした。
二人のお坊さんの御祈祷が、低音部と高音部に別れ、見事なハーモニーでした。

来月からいよいよ工事がはじまります。


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