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田村和也雑想

2014年9月アーカイブ

2014/09/30

東京都東村山の家では、大工工事も終盤を向かえ、室内もかたちになってきました。
この敷地東側には、小さいけれども静かで趣のある公園があります。
春には八重桜が咲き、夏からこの時期にかけては美しい緑が広がり、見た目にも心地よい場所となります。
当然、設計当初からこの公園の景色をどのように住宅に取り込むかが、大きなポイントとなりました。

東村山の家は既にお子さん達は実家を離れ、ご夫婦二人でお住まいになる家です。
通常そのような場合は老後のことを考え、1階をリビングとして、なるべく1階で生活を完結させられるような計画を望まれます。
しかし、ご夫婦は当初よりより、より公園をきれいに眺められる2階をリビングとして、2階で生活を完結できるように望まれました。
それを受けて、2階のリビングと和室(寝室)の東側に大きな出窓を設けました。
出窓はベンチにもなっていて、公園の緑をより近くで眺められるとともに、決して広いリビングではないのですがそれ故により空間に奥行きを与えてくれると思います。

LD.JPG


先日現場で奥さんとお話していると
「階段を登って二階のリビングに上がってくることは大変になってくるかも知れないけど、階段を上ることは運動にもなるし、上がって生活しなきゃと思うとずっと元気でいられる気がするんです。」
正確には違うかも知れませんが、こんなニュアンスのことをおっしゃっていました。

物事には一義的ではなく、多面的な考え方や見方があります。
そうした考え方が、生活をより豊かなものに変えていくんだろうなーと考えさせられる一コマでした。

2014/09/16

横浜市大倉山の家では、バルコニーのすのこ・手摺の木材をセルフビルド塗装しました。

外部足場もはずれ、写真にある二階の大きな掃きだしサッシの前がバルコニーになります。

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組み立てる前の木材をご夫婦で塗装していただいています。
材料は外部木材に使う、防腐・防虫効果るキシラデコールという材料です。
午前、午後に分けて約1時間半づつ、二回塗りをしました。

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製品のアルミ手摺や、外壁の白い壁がそのまま立ち上がってしまう手摺と比べ、白いモルタル+ジョリパットの外壁に木製手摺はアクセントになり、やわらかい外観のイメージになります。
しかし、木材を外部で使う場合は、最初の塗装はもちろん、定期的なメンテナンス塗装も必要になってきます。
セルフ塗装を行うと、新築時のコスト削減ももちろんですが、一度経験することで今後のメンテナンスのやり方も覚えられ、一石二鳥です。

住宅は、特に自然素材をふんだんに使うものは、新築時が完成ではなくそこから育てていく家のようなイメージがあります。
自然素材は、いわゆる既製品とはちがい、完成時が一番美しいというわけではなく、使い込んでいく上で、なじんできて、味わいが出てきます。
鞄や財布などの革製品のように、定期的に手を加えていただきながら、味わいのある家に育っていく、そんな住宅をお施主さんと一緒につくっていけるといいなと思います。


2014/09/03

日記の更新が随分久しぶりになってしまいました。

世田谷区砧で新築工事が進んでいます。
現場では屋根工事が終わり、大工さんが外壁の下地工事を進めています。

砧の家は、幹線道路から少し入った閑静な住宅街にある、南面道路に対して間口の広い敷地です。
都内において、南面からふんだんに光と風を取り入れることの出来る理想的な敷地です。
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計画建物は一階LDKを外部デッキを囲むように南東に向かってL型に配置しました。
デッキに面した開口はすべて掃き出し窓として、LDKとデッキが一体となるように設計することでより広がりのある空間となっています。
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LDの南側に設けた吹き抜けには、一階、二階上下に大きな開口を設置し、光を取り入れるとともに二階の子供室とつながりをもたせています。
南面の開口には上下それぞれ深い軒空間を設け、高度の高い夏の光はシャットアウトし、高度の低い冬の光をふんだんに取り入れる設計としています。
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また、吹き抜けをとうして家全体がほぼ一室空間となるため、断熱は性能の高い吹き付け断熱を採用します。

家としての開放感や広がりを追求しながら、軒の出などパッシブなデザインや断熱性能等、多面的な設計を心がけました。
少しづつ出来てゆく現場が楽しみです。

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