花野井薫展

記憶のカケラ 〜花との出逢いをあなたに・・・

2005・9・19−9・25  10:00-19:00

会場:masuii R.D.R

 

 

公開いけこみ(初日)

宝石のような欄が散りばめられています

言葉にできない想いをあなたに届ける手段として「アート」があるのなら、その表現に使われる素材はキャンバスと絵の具に限られたものではないはず。
美術関係者によると「花」はクラフトであり、アートにはならないというご意見が多く聞かれる中、花業界のトップに君臨するフラワーアーティストの創出する作品に感じられる洗練された芸術性の高さに「花」の可能性を確信せずにはいられない。
まさかトップアーティストほどの技量が私自身にあるわけがなく。自然界が創出する「花」の色香は、それ自体が美しさと存在感を兼ね備えた素材であり、表現者より饒舌に表現してしまう場合もあり、表現者が翻弄されてしまうことの方が多いのも事実。
しかし、それらのことを覚悟の上で、私はアートギャラリーでの個展デビューに際して、テーマに「花とアートの融合」を掲げたいと心から思う。
花業界でアートフラワーはフェイクフラワー(造花)を指し示すが、私の作品に使用している「花」はすべて本物のフレッシュフラワー(生花)とその風合いを残したまま薬品処理を施したプリザーブフラワー。いずれも寿命があり、繊細で儚い瞬間の素材である。
瞬間のアートだからこそ、その空間や時間をしばしあなたと共有することで「出逢い」が生まれ、作品そのものは風化し影も形もなくなるが、「記憶のカケラ」としてあなたの心に刻み込まれていくものと私は信じている。
そして長年にわたり私の作品を私の一部として見守りつづけてくださる方々にとっては、今までの作品の一部分、花器やテクニックが見え隠れしているので、遠い「記憶のカケラ」がちりばめられた個展になることを想像しつつ、今私は作品の構想を練っている。

言葉にならない「花」の想いをあなたの心でどうぞご自由に感じて欲しい。
作品に対する十人十色の解釈は、どれもがあなたの大正解。
「花」はあなたにそっと語りかける「それがアートの真髄なの。」と・・・。

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