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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

ますいいリビングカンパニー|埼玉県川口市

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増井真也日記

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2018/09/03

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。

来週末の9月16日に東京都新宿区にあるリビングデザインセンターオゾンにて行う予定のセミナー資料確認など。今回のセミナーは「工務店と一戸建てリノベーション・子育て中から、終の棲家まで」と銘打って、2軒のリノベーション事例について説明をさせて頂く予定だ。下記はオゾンさんのHPよりの紹介文である。興味のある方はぜひお越しください。

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工務店とリノベーションをすると、リノベーション内容と工事金額の連動が分かりやすいこと、費用を抑えやすいこと、工事後もずっとお付き合いして家を守っていけること、などのメリットがあります。

そこで設計施工を一貫して行う工務店「ますいいリビングカンパニー」を講師にお招きし、一戸建てをリノベーションした2つの事例をご紹介します。

1軒目は、「共働きで子育て中」のお宅。
中古の一戸建てを購入しましたが、周りに住宅が密集しており、家族が集うリビングダイニングが暗く、昼間でも電気をつけなければならないほどでした。それを解消したいとの要望があり、アイデア溢れる設計のもと、部屋に自然光が入るようにした事例です。

2軒目は、「築56年の実家をリノベーション」したお宅。
建て主は、朝夕のガーデニング、ストレッチ・ヨガ、ポプリづくり、干し野菜づくり等々が好きで、健康的な「暮らしの知恵生活」を実践していらっしゃいました。もうすぐ60歳になるのを機に、住まいを「終の棲家」として、耐震性にも配慮しながら、使える部材は残しつつ、小さなカフェが出来るようにリノベーションしました。

ふたつの事例を通して、一戸建てのリノベーションの可能性や、工務店とのリノベーションの様子をご覧ください。

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今日から新人の山本君がますいいリビングカンパニーに参加してくれている。武蔵野美術大学出身の若手だが、その画力には皆驚くばかり。今後の活躍に期待したい。

2018/09/01

午前中、埼玉県桶川市にて設計中のAさんの家の打ち合わせ。基本設計がほぼ終了し、各部屋の展開図などを描きながら設計を進めている段階である。初めは純和風の住宅として設計を進めていたが、コストを抑えるために、茶室のあるスペースの設えとそれ以外の部分の設えを区別して、和と洋の交わったプランとした。延べ床面積が60坪と少々大きな建築だけに、段階的に設計を進めていきたい。

14時、埼玉県川島町にて住宅の建て替えを検討中のSさんご家族打ち合わせ。この計画はお父さんとお母さんとお姉さんが住む実家を作り替えて、妹さんご夫妻が同居する2世帯住宅を作ろうかというものである。敷地には今の母屋だけでなく、さらに古い牛小屋とか、農機具などが保管されている倉庫とかがあって、合計4個の建築が建っているから面白い。特に牛小屋はなんだか魅力的なスペースになりそうな予感をわき起こすような建築であったので、思い過ごしだとは思うけれど、まさにリノベーションをされるのを待っているかのような建築の思いが伝わて来たような気がした。建築の思い・・・、ちょっとおかしな言い方だけど、でもそういうものを僕はとても大切にしている。その「思い」はほぼ同じような意味で作り手の「思い」でもあり、そしてそれに関わる家族の「思い」でもあるのだ。

2018/08/31

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。

11時、東京都台東区にて進行中のSさんの家の現場確認。現場では和順君が清掃作業を行っていた。すでにセルフビルドが80%ほど終えたところだろうか。漆喰の壁はほぼ塗り終わり、場所によっては塗装の仕上げも施されている。キッチン前の壁のようにタイルが張られるのを待っている場所もある。

ますいいでセルフビルドを取り入れる場合、半分くらいのケースでは補助のための職人さんを何人か呼べるように見積もりを行っておくことが多い。本当にすべての作業を自分自身で行う覚悟があればよいのだけれど、やっぱり夏の暑さだったり、そもそも初めて行う不慣れさがあったりで、お手伝いをしてくれるプロがいるのといないのとでは、その作業の大変さにだいぶ差がある。でも、この現場のセルフビルドは職人さんの補助人工を当てにしていない、つまりはすべての作業をクライアント自身が行うセルフビルドであるからすごいのである。

実はクライアントはかつて塗装職人をしていた経歴の持ち主だ。左官職人ではないけれど、建築の仕上げ工事をやったことがあれば大体の感覚は身についている。だから左官仕上げも結構上手にできている。でも塗装仕上げはすごく上手にできていて、当然のことながらプロとしての仕事が施されている。なかなか良いのである。

日本の住宅は、必要以上に精度を求めるがゆえに非常に高価になってしまう傾向がある。でも住宅というのはもともと人が住むことができればよいのであって、そこに施される仕上げというのは風合いや雰囲気がよろしければ、角がぴったり合っているなどの精度が本質的に重要なのではないのだと思う。もちろんそういうことが大切だと思う気持ちもある。そりゃあ、より手間をかければ、より精度を求めれば、より良い材料を使えば・・・それは良いに決まっている。しかし、そういう縛りから逃れられないで、結果的に自然素材などを利用するためのコストを下げることができずに、すべての仕上げがビニルクロスになってしまうような建売のような結末に至るのは本末転倒な選択だ。

Sさんの家では、漆喰が天井まで塗られている。ちょっと雑なその仕上げが、完成した時の雰囲気をとても柔らかいものしてくれるような気がする。出来上がるのがとても楽しみな住宅である。

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2018/08/30

午後、東京都浜田山にて設計中のHさんの家、打ち合わせ。今日は第1回目のプレゼンテーションである。お母さんの住む古い家を取り壊し2世帯住宅を作るという計画で、そこにはお嬢さんのご家族とお母さんの4人が暮らすことになる。こういう計画の場合はプライバシーの確保や各世帯の採光・痛風の確保が課題になるのだけれど、今回はそれらの課題を解決するために中庭型のプランをご提案させていただいた。中庭を気に入っていただけるかどうかは別として、1/100模型とプランを用いてのご説明にとても満足していただけたようである。次のご提案に繋げていきたいと思う。

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2018/08/29

午後、川口市木曽呂にある石井さんを訪問。石井さんはこの辺の地主さんで、土地の分割販売を行っている。新しい区画を作り、道路を作り、自分の頭で考えた街を作る、もともと所有している広大な土地を販売しながら新たな町を生み出すという何とも楽しいお仕事をしているのである。今日は僕のところで石井さんの街の中に新しい住宅を作らせていただけるというご相談である。作らせていただける・・・なぜ作ることに許可が必要かといえば、それは建築条件という販売方法にある。通常は石井さんの販売する土地には建築条件というものが付いていて、つまりは石井さんの会社で建物を作らなければいけないという縛りがあるのだ。それを外してますいいで作ってもよいというから、これはうれしい申し出である。さてさて、どんな家を作ろうか。まだ土地を購入する方も決まっていないが、まだ情報が出ていない素晴らしい土地までご紹介いただいたのでぜひ実現したいところである。

2018/08/28

10時過ぎ、埼玉県川口市にて住宅の建て替えを検討中のSさん来社。ご実家だった古い家を取り壊し、仕事場を併用した住宅に作り替えたいということで、どのようなプランがどれくらいのコストで可能なのかどうかなどについてのご説明をさせて頂きた。車が2台とめられるインナーガレージに、商談ができる打ち合わせスペースのある1階部分、一部が事務所として利用でき、それ以外に人一人が暮らすことができるシンプルな住宅、東京近郊の川口市という場所にふさわしい居職同一の居住プランである。

下の写真は今年埼玉県川口市に造った、司法書士さんのための居職同一のプランである。外観はスペイン瓦など利用しクライアントの嗜好に合わせつつ住宅としてふさわしいデザインを考えている。司法書士事務所の看板と住宅の表札のバランス、それぞれの導線を和らかく仕切る事でのプライバシーへの配慮等がされている。居住スペースは漆喰の仕上げを基本として居心地の良い空間を目指した。2階には小屋組みを表現した広がりのあるリビング空間が配置されている。事務所は壁天井をシナ合板仕上げとし床は土間コンクリート仕上げとした。簡素な仕上げでコストを落としつつ、上品な空間に仕上がっている。

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スペイン瓦に合わせて調色したリシンかき落としの外壁。どちらも本物を使用し、とても味わいのある仕上がりとなった。

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上の写真はアルミサッシの内側に着けた木製建具の網戸の様子である。漆喰の壁と木製建具が調和し、とても温かみのある空間となっている。

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午後、東京都北区にある旧古河庭園にて開催されている石山修武先生の個展を訪問。会場には石山先生とお二人のお客様がいた。しばらく待っているとお二人が返っていった。さてさて、わざわざ呼ばれたのでいろいろな話があるはずである。展示している絵の話、ネパールパタンへの紀行の話などなど2時間ほどのお話をさせて頂いた。74歳、まだまだお元気である。これから代表作となるような建築を作るのではないかの予感をさせるような、そんな楽しい時間であった。

2018/08/27

10時、東京都国分寺市にて進行中のJさんの家の地鎮祭に参加。今日は朝からとても暑い。9時過ぎから準備を始めるも、すぐに汗が噴き出してくる。一通りの段取りを終えると、神主さんが現場に到着した。祭壇を作り準備を整え待っているとJさんたちご家族も到着した。いよいよ地鎮祭の開始である。土地に神様を呼び、工事をはじめることを報告するとともに安全をお祈りするわけだけれど、なんとなくいつもとはちょっと違う風が吹き抜けるような神聖な感覚になる。いつもと違う気持ちになって、いつもはなんとなく忘れている当たり前のことに感謝をしたり、その当たり前の状態が継続することを願ったりする、つまりはいつもと違う自分の心の状態を生み出すための儀式、神事とはそういうものなのであろうと思う。僕も心を込めて、エイエイエイの掛け声をかけてきたところである。

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2018/08/25

10時、東京都国分寺市にて設計を進めているJさんの家の契約打ち合わせ。今日は若干の変更見積もりの説明を行い契約作業を行った。確認申請も終わりいよいよ工事に移る段階となったので、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思う。

夕方、川口市の6大学ボウリング大会に参加。地区稲門会が毎年参加している行事で、今年は6大学の中で優勝をすることができた。いくつになっても同じ学校を卒業したというだけで交流を図ることができる校友というのは良いものである。勝利の美酒とでも言おうか、皆楽しそうに時を過ごすことができた。

2018/08/24

朝礼終了後、東京都墨田区にて進行中のKさんの家の現場確認へ。Kさんの家ではマンションのスケルトンリフォームを行っている。内装をすべて解体し、そこに新しい間仕切壁などの下地を作って、これまでよりも開放的な空間を生み出したり、天然素材を利用して居心地の良い空間を生み出すように心掛けた。リビングの一角には小上がりを設け、リビングの一角としても寝室としても利用できるようにした。大きな掃き出しサッシの前にはタイルの床を貼ったインナーテラスのような場所を設け、内部空間に反外部のような場所を作り出している。現在は大工さんが床板を貼ったり、石膏ボードを貼ったりの作業を行っている段階なので、9月の末ごろには仕上げの工事に移る予定である。マンション工事の場合は木造住宅と違い構造体に手をつけることはできないので、あくまでもコンクリートの躯体の内側に何を作るかの問題なわけだけれど、それでもできることは結構たくさんあって、それによって変化する空間がとても楽しみなところである。

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12時過ぎ、担当者の橋本と別れて、一足先に電車で事務所に戻る。両国という町はこれまでそれほど縁がなかったけれど、この駅にある学校に息子が通いだしてからなんとなく縁を感じる場所となった。駅までの道のりを歩いていても、その学校がなぜか僕にとってのランドマークとなり、そこを起点にこの町をある程度頭に浮かべることができるようになっている。今工事中のKさんの家のすぐ近くで、古い木造住宅のリノベーションを行ったりもした。相撲部屋がたくさんあって、なんだか他の街とは異なる活気がある。浴衣を着た若い力士が数人で闊歩している姿などは結構絵になるものだ。通りには小さな食堂や美味しいナポリタンが食べられる喫茶店などがあったりして、しかもそういう店が昼時になると満員だったりするから、なんとなく懐かしさや人情味を感じたりもするとても魅力的な町なのである。

2018/08/22

元早稲田大学建築学科の教授の石山修武先生の個展が、東京都北区にある旧古河庭園大谷美術館で開催されている。というわけで昨日は、その個展に足を運んできた。個展にはあいにく石山先生が不在で、その代わりに一緒に展示をしている写真家の中里和人さんがいた。中里さんは小屋とかセルフビルドの写真集を出版している有名人、今回の展示では海岸線の夜景を撮影して、「始まりの場所」を表現しているということであった。始まりの場所・・・、海岸線の夜は俗物が全くなくなり、生命の誕生を感じさせるということである。一見したところ高い山の風景かと思われるそれらの写真は、中国の山岳風景にも見えたり、いわれてみれば海岸線にも見えたり、スケール感が狂わされているのでいろいろな場所に見える。岩と水以外何も映り込んでいないその写真は、まさに何かが出てきそうな雰囲気、ゴジラの登場のシーンにもなんとなく近い、そんな作品であった。

この美術館は建築家「ジョサイア・コンドル」設計の洋館である。こういう建物が埼玉県にほど近い北区にあるのが何ともうれしいもので、やはり残された文化というのは心に豊かさを与えてくれるものなのだろう。今回の展示ではその洋館の1階部分をすべて使って石山先生の作品と中里さんの作品が並んでいる状況である。なかなかの見ものであるのでぜひ足を運んでいただきたい。(残りの会期は8/28・30です)

朝一番、その石山先生より電話・・・。僕にとってはいくつになっても変わらないとても怖ーい電話である。「昨日は来てくれたみたいで有難う。あいにく僕はいなかったからもう一度来て・・・」から始まり「来年、ネパールのパタンに行くから一緒に来い」で終わる5分間ほどの電話である。いつものことながら展開が激しい・・・。でもそんな先生の発案で生まれた組織がこのますいいリビングカンパニーであるからには、言われたことには「はい」以外にはないのである。退官されて数年、70歳を超えてもその活動は激しさを増している。全く感服するしかない、いわゆる偉人なのである。

13時、茶道稽古。ひと月ほどさぼってしまったのでなんだか嘘のように手が動かない。袱紗捌きもなんとなく固いし、棗や茶杓を清めてもまたまた固い。点前は茶箱の和敬と卯の花、決して難しい点前ではないのだけれど、やはり稽古をさぼると一度体に染みついた「慣れ」が剥がれ落ちてしまうのであろう。学んで、繰り返し、慣れて初めて体が無意識に動く、そんな状態にいつもキープできたらと思うのである。

2018/08/21

10時、埼玉県川口市にて住宅の玄関リフォームのご相談。玄関の収納部分を納戸のようになっている今の状態から、壁を撤去したオープンな状態に変更したいというご要望である。もともとはハウスメーカーさんの手によって造られたものなので、あまり詳細の資料は残っていない。というよりは公開されていないのであって、ある程度は予想で進めていかなければいけないわけだ。

夕方、埼玉県桶川市にて設計中のAさんの家に対する和室造作材の打ち合わせ。和室というのは意外と木の造作材をたくさん使う。お茶ができるような和室となると、床の間がある。床の間があるということは床柱・床框・落とし掛けという3点セットが無ければいけない。畳の周りには畳よせという細い木もある。天井は杉の板を竿縁という細い棒で抑えるような意匠をしている。そのほかにも窓枠や障子の枠、飾り棚の板やその横にある飾り柱などなど、通常の洋室にはない造作がたくさんあるのだ。しかもこういう材料は大体寸法が決まっている。絶対にそうしなければいけないというわけでもないだろうが、いわゆるオーソドックスな和室を作ろうと思う場合にはやっぱり決まり通りの寸法にするほうが良い。後々のアレンジはあるとして、まずは基本的な材料を配置する作業を行った次第である。

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この写真は埼玉県の寄居町で造った茶室である。壁・天井には和紙を張り、天井の段差の部分にはLEDを仕込んでいる。床柱は赤松を使用し、ちょっと崩した柔らかいの雰囲気を作りだした。こういうアレンジも茶室の面白いところである。引き続き考えていきたいと思う。

2018/08/19

日曜日だけど、明日から長期休み明けの仕事始めということで何人かのスタッフは事務所に来ている。休日が続いた最終日、なんとなくソワソワする変な感覚は、小学生のころの夏休み最終日の気持ちと同じような感覚である。何か準備を始めないといけないような、でも最後まで休日をゆったりとして過ごしたいような、そんな気持ちで一日がスタートした。

10時、埼玉県坂戸市にて新築住宅を検討中のYさん打ち合わせ。Yさんとは先日、土地の下見にご一緒した。早速土地の購入を決められたということで、今日は全体的な今後の進め方についてのお話と、土地を見たときに浮かび上がってきた住宅の設計についてご説明をさせていただいた。

僕の頭に浮かび上がってきた住宅は「庭とつながりのある小屋」のような家である。農家の家のようなイメージかもしれない。敷地の中央部分にはハーブや野菜を育てたりできるような畑を造り、そこから地続きのダイニングキッチンに直接入ることができるようなプランとしている。ダイニングから小上がりを上がると居間に至る。居間は庭のほうに開かれているけれど、ダイニングよりはちょっと「こもる」イメージで、落ち着きのある空間となる。そしてそこにはストーヴがおかれ、火を見ながらくつろぐことができるようになっている。居間は吹き抜けを介して2階と連続し、子供室はその2階に、なんとなく居間とつながりのあるような配置となっている。ダイニングの部分は平屋となっているので、その平らな屋根には2階から出ることができる。何ともウキウキするような住宅なのである。

2018/08/17

朝一番で京都に向かう。今日は裏千家の行事で、利休が作ったといわれる茶室「待庵」→藤井厚二氏設計の「聴竹居」→サントリー大山崎山荘を訪問した。先日の大阪地震の被害が心配だったけれど、幸いそれほど甚大な被害は出ていないようである。どちらの建築も平屋でとても軽い建築だからそれほどの破壊には至らなかったのであろうと思う。名作が失われないで本当に何よりだ。

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この建築群の見学は大学4年生の時と、数年前のますいい建築塾における研修の時、そして今回の3回目である。京都と大阪の中間地点にある大山崎、サントリーウイスキーの山崎で有名な場所に、こんな名建築が3つもそろっているのは大変ありがたいことである。見学前、近鉄山崎駅の近くにある中華料理屋さんにて美味しいランチを食す。こういうおしゃれなお店は当時なかったように思うが、きっと地域の魅力がこういうお店を生み出しておるのかもしれない。

終了後、ANAホテルにて会食。夜遅くにホテルに戻る。

2018/08/16

朝5時、目が覚めたので外を見ると雲一つない快晴だ。こんな時は畑に行くに限る。昼間は信じられないくらい暑くても、早朝は気持ちが良いものだ。今の気温は28度、まあこれくらいなら外で作業をしても何とかなるだろう。

畑までの道のりの途中にはユニディ―というホームセンターがある。まだ開店の時間ではないので、まずは直接畑に行って、こまめをかける作業やら畝づくりやらの出来ることを始めた。今日はとても風が強い。台風の影響だろうか?土ぼこりが目に入ったり耳に入ったり、ちょっと大変な状況だけれど、涼しいから普段よりはだいぶ楽だ。今の時期でも種まきが出来るもの・・・今日はダイコンと小松菜、そしてミックスレタスの種をまいた。途中でユニディ―に行き、培養土と石灰、苦土石灰を買う。そのほかにもにんにくの球根と、珍しい玉ねぎの球根、島らっきょの球根に、エシャロットの球根、そしてジャガイモの種イモを購入した。再び畑、今度はさっきの球根類を植えるための畝を造り、秋野菜のための畑の土づくりを行う。約2時間ほどの作業を終えて、8時過ぎ家に帰る。今日の収穫は茄子とシシトウ、そして大葉にゴーヤである。夏野菜は大分疲れてきたようで、出来る野菜の大きさがだんだんと小さくなってきた。次は秋の野菜を楽しみにしよう。

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2018/08/14

午前中は娘の家庭教師。娘は今小学6年生で、中学受験の勉強をしている。僕も中学受験で早稲田大学の関連項に入学したので、中学受験の大変さも楽さも両方わかるのだけれど、まあ要は自分自身のやる気の問題である。今日は算数の勉強を教えていたのだけれど、流水算とか旅人算とかの実は方程式・・・という問題をやっているうちに、どうしても方程式を教えたくなってしまい、中学1年生の教科書を使用しながらのレッスンが始まった。方程式をいきなり教えてもわかるはずがないので、まずはじめは正の数と負の数から始める。その後に数式の項の移動とか、基本的なことを教えて、最終的には一次方程式を解くことが出来るまでに至った。ここまで約4時間ほど・・・、なかなかの道のりであった。

午後、高校1年生の長女と妻と一緒に森美術館で開催されている建築ニッポン展を鑑賞。僕にとってはいまさらこの手の現代建築展を見てもそれほど驚きもなければ学びもないわけだけれど、それでも藤森照信先生が監修したとなればやっぱり見に行かないわけにはいかない。藤森先生である。ますいいリビングカンパニーの生みの親である石山修武先生の作品もたくさん展示されている。そしてこの会場構成も、とても慣れ親しんだものである。

会場には利休の待庵が展示されていた。このモデルはものつくり大学の学生さんが作ったものである。ちょうど8月17日に京都の大山崎にある実物の待庵を見る予定になっているので、見比べるためによく見ておくことにしよう。僕は以前茶室の設計を依頼された時に、この待庵をモデルにしたことがある。待庵の床の間は洞床といって奥の壁は左官の塗り回しとなっている。4畳半の小間だったので、そのような塗り回しの床の間としたが、これがなかなか良い。小さな茶室の場合はあんまり仰々しく床の間を作らないほうがしっくりくる気がする。床柱や落とし掛け、床框などの絶対的な要素は別としても、狭い部屋にあまりに多すぎる要素はただただしつこいだけなのである。

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