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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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増井真也日記

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2019/08/16

今日は永源寺町まで足を運んで日登美美術館とヒトミワイナリーを訪れた。50歳半ばまで大阪のアパレル商社を営んでいたオーナーが、社長業を引退して始めたワイナリーである。バーナードリーチとの交流が深かったことから300点以上のコレクションがあり美術館まで作ってしまったそうだ。美術館が収められている特徴的な建築も面白い。誰が設計したのか知らぬが、設計者も施工者もだいぶ苦労した後がにじんでいる作品である。

リーチの作品は、僕から見るといわゆる民芸の陶芸であるように感じた。六代乾山に弟子入りし、柳宗悦による影響を受けて、陶芸の道を古き良き中国宋時代や日本の民芸の中に見出したリーチの作品は、その後の棟方志功らにも影響を与えたというから面白い。民芸とは人々の暮らしに結び付いた機能と美の融合である。この考えは工務店機能を兼ね備える建築家集団が設計する住宅という形にも通じるものがあるような気がする。こういう民芸作品が時を経て美術館に展示されているのを見ると、ものづくりはやっぱり一生をかけて行う価値のある行為だなあと思うのである。

2019/08/15

夏季休暇中日。滋賀県の実家はエアコンが一台しか設置されていないのだけれど、舗装されている道路が少ないせいか、はたまた気持ちの良い風が吹いているせいか、エアコンなしでも何とか過ごすことができる。以前に安藤忠雄氏が、東京都に風の道を造るという計画を発表していた記憶があるけれどあれはいったいどうなったのだろう。今のところ知る限りではそのような本格的な計画がなされているという話は聞いたことが無いけれど、そもそも風の道を造るなどという大それた都市計画がそうそう実現するはずもないのであろう。例えば農地だったところが宅地造成されたりという具合の都市の成長などの場合、一度膨らんでしまえばそれを元に戻すのは拡大するよりも数倍の苦労を必要とする。だからこそ滋賀県のように自然が多いところでも、慎重に農地の宅地化などの開発を進めていって欲しいと思うのである。

特段やることもないしとにかく暑いから外に出歩きたくもない。というわけで早朝に1周5キロほどの以前からなじみの道をジョギングしたり、近所の公営プールに行って泳いだりという具合に、普段はなかなかできない運動をする日々を過ごしている。これはこれでとても贅沢な時間である。ぷっくらと膨らんだ稲穂が揺れる田んぼに沿って歩いていると、なんだか甘い匂いがしてくる。イノシシが荒らした跡がくっきりとまあるく踏みつぶされていたりする様子を見るのも面白い。シラサギが強風の中を優雅に飛んでいたりもする。道にはめったに車が通ることもないし、そんな道には多くの虫たちが自分の家のように過ごしている。とにかく田舎なのである。

2019/08/13

ようやく太陽が出てくると、運転していてもなんとなく安心感がある。夜中の運転になれているとは言うものの、やっぱり明るいほうが良いに決まっている。いつもはそのまま滋賀県まで走り切ってしまうのだけれど、今回はゆとりをもって途中下車の旅をすることにした。まず最初の目的地はタイルで有名な岐阜県の多治見市に向かった。ここには藤森照信先生が設計をした多治見市モザイクミュージアムがある。タイルに使用する粘土を掘り出した土の山をイメージしたという特徴的な外観は藤森先生らしい印象を与えるもので、玄関庇やら雨どいやらの部分的な装置もとてもかわいらしく作り込まれていて面白いものであった。あいにく定休日ということで中までは見ることができなかったのだが、すり鉢状に彫り込まれた敷地、その底部から入り込むように計画されたエントランスは特に印象的なものであった。

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続いて愛知県犬山市にある明治村を訪れた。明治村は谷口吉郎先生の進言でできた施設で、消えゆく明治時代の名建築群を後世に残すために造られたものである。ここにはかの有名な旧帝国ホテルのエントランス部分が保存されており、今では中に入り込んでその建築を実際に体感できるようになっているから面白い。しかも施設ん館長さんは僕も大学時代に教えていただいた元早稲田大学教授の中川先生とあっては一度は行ってみたいと思っていた施設であるのだ。

この帝国ホテルというのはまだ日本にまともな西洋形式のホテルがなかった時代に明治政府の要請によって造られたものである。鹿鳴館にほど近い場所にアメリカの建築家フランクロイドライトの手によって設計された建築は、アジア的な形態や大谷石のような日本的な素材などが絶妙に有機的に表現されている何とも言えない建築であった。建築界のノーベル賞といわれるプリツッカー賞の最近の受賞者がとても地域的な建築の設計者たちであることを考えると、もしかしたらライトという建築家は時代を先取りしていたのではないかと思えたりもするけれど、とにかくこれでもかというくらいに彫り込まれた彫刻的な細部には、まさに神が宿るような感覚を覚えるのであった。

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午後、ようやく滋賀県の妻の実家に到着した。2年ぶりの帰省である。ゆったりと過ごしたいと思う。

2019/08/12

お盆休み二日目。今日は自宅の塗装作業を行うことにした。あらかじめ大工さんによって造ってもらっておいた間仕切り壁にジョイントテープとパテ処理を行い、やすりをかけて、再びパテ処理を行って塗装下地を作ると、ようやく最後の仕上げ作業の塗装作業に入ることができる。朝一番から作業を開始して塗装に入ることができるように段取りが終わったのは16時ごろであった。やっぱり塗装工事というのは、漆喰よりも平滑な下地面を要求されるために段取りが余計に大変なのだ。

塗料は普通の水性塗料である。アクセントになる壁を造ろうということで若干グリーン系の色のある塗料を選んだのだけれどなかなかの仕上がりである。塗り始めてしまうとあっけないくらいの時間で作業を終えてしまった。表面が乾燥するのを待ってマスキングテープをはがすと完成である。なかなかの出来栄えに満足の一日であった。

終了後すぐに就寝。

夜中2時起床。家族全員を車に乗せて一路滋賀県に向けて出発した。今から6時間ほどの旅である。首都高速~東名~名神、この道を走って関西に向かうのは何回目であろうか。22歳に社会人になるとすぐに大阪支店に配属されて、そのころから関西と関東の往復の旅を始めたからもうかれこれ23年の年月になる。それが縁で滋賀県出身の妻とも結婚したのだけれど、それからもたいていは年に数回の往復をしているので・・・、おそらくは50往復くらいはしているのではないかと思う。初めはすごく遠く感じた道のりも今ではちょっとしたドライブ感覚で移動できるようになってしまった。慣れというのはすごいものだと思う。

2019/08/11

今日からお盆休みである。今年も日曜日から日曜日までの8日間、わりとゆったりとしたお休みを設定することができた。というよりは無理やりの設定である。こうでもしない限りは長期休暇の取得などなかなかできる事ではないのでまあ良いのだ。

今日は朝8時から自邸のキッチンの壁等へのタイル貼り作業を行った。キッチンの壁は面積が1.2㎡ほど、壁にはコンセントがあるので少々の加工が必要である。割付をすると左右はちょうど貼ることができる。上下は下から詰めていくと吊戸棚の下に1センチほどの隙間ができてしまうがこれくらいならコーキングで逃げられそうだ。僕にとっても初めての作業なので、初めの2時間ほどは滝本君に手伝ってもらいながらの作業となったが、すぐにコツをつかむことができたので10時ごろには帰ってもらうことができた。一番の難所はコンセントの周りのタイルカットである。凹型に加工するのはサンダーによる手加工となるが、これがなかなかの緊張感だ。木の場合は小学生のころからサンダーを使って父の工場の鉄製品のバリ取りなどを手伝っていたので、どうってことはないのだけれど、クライアントによるセルフビルドとなるとなかなか難しそうな作業である。セルフビルドのタイル壁にはスイッチコンセントは配置しない・・・、これは教訓にしたほうがよさそうだ。

夜7時ごろ作業終了。さすがに暑さにばてた一日であった。

2019/08/10

朝一番で千葉県市川市にて計画中のIさんの家のプレゼンテーション。今日は第1回目のプレゼンテーションということで、1/100の図面と模型を用いてのご説明を行った。この住宅はお母さんと娘さんが二人で暮らす2世帯住宅である。上下階に分かれた完全分離型の2世帯住宅ということで、各階のプラン、動線、光の取り込み方などについて議論を深めた。12時過ぎまで。

続いて埼玉県和光市にて竣工したKさんの家の現場確認。木造2階建ての住宅で、外壁にはモルタル仕上げとガルバリウム鋼板仕上げを採用している。1階にリビングを配置し、2階には子供室と寝室を設えた。完成してしばらくしての訪問ということで、いくつかの残工事についての打ち合わせを行った。

明日から一週間のお盆休みに入る。それぞれみな思い思いに過ごすようだが、関西地方に近づいている台風が気になるところだ。広島・島根・高知・・・なぜかますいいは関西地方の人間が多いので、皆無事に過ごすことを祈るばかりである。19日からの仕事再開に向けてしっかりと充電してきたいと思う。

2019/08/05

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。

13時過ぎ、群馬県前橋市にある賃貸倉庫の見学へ。この物件は、今度開設する予定の群馬分室の候補地だ。柳沢君の地元にほど近い場所にあり、高崎インターからも車で5分ほどの好立地にある。広さはちょうど30坪ほどであろうか。水道と下水がないのが少々気になるところだが、隣地にあるオーナーさんのご自宅の設備に接続させてもらうことができれば、なんとかなる可能性もありそうなので不動産屋さんに調査していただくことにした。川口市からは片道2時間ほどのドライブである。関越自動車道のこの往復を今後も繰り返すことになるのであろう。

2019/08/04

今日は家族とノルウェーから来日している妻の妹、その友人のアメリカ人手話通訳士のArisonさんといいうメンバーで山梨県の勝沼まで足を運んだ。二人は2日から我が家に泊まっているのだが、英語しか話すことができないArisonさんと、手話しかわからない義妹とわずかな英語しかできない僕の家族の会話は、あちらこちらで通訳をしながらの意思疎通という普段はあまり経験することが出来ない混乱状態である。でも混乱状態であればあるほどになんだかおもしろい空気感になっていき、この二日間の夕食会は毎晩が大盛り上がりであったのだ。3日目の今日は会話も大分慣れてきてスムーズにコミュニケーションがとれるようになってきた。勝沼駅を降りると、山梨県の裏千家のメンバーが出迎えてくれ、そのまま勝沼ぶどうの丘まで連れて行っていただいた。

この町はどこもかしこもぶどう農園である。白ワインを作る品種が多いと聞くが、ほかの作物に比べると面積当たりの収入が多いというので日本では珍しく農業で成功している街と言えるのだろう。地元のぶどうも使用しているワイナリーも多数あるようで、このぶどうの丘では試飲しながら気に入ったワインを購入できるコーナーなども運営されている。当日も多くのお客さんがワインの試飲を楽しんでいた。この場所は何と鎌倉時代に日本で初めてぶどう作りが行われた地であるという。そんな昔からぶどうが造られていることにも驚くが、明治時代にはワイン用のぶどうの試作などにも挑戦していたようだ。残念ながらその試みは気候との不調和によりあまりうまくいかなかったようで、現在つくられているぶどうはほとんどが生食用で、ワインの原料となるぶどうは輸入品に頼っているのが現状らしい。

会場につくと簡易な茶会でお出迎えされ、そのままバーベキュー会場に移動した。38度の猛暑の中で溶岩を熱したバーベキューはなかなかハードなものだったが、これもまた思い出である。最後はぶどう狩りを体験して終了した。

2019/08/01

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。

終了後、事務処理業務など。ますいいリビングカンパニーは工務店機能を兼ね備えた設計事務所である。個人が建てる小規模の住宅であれば、設計事務所と工務店機能を分けることで発生するダブルの経費をかけるよりも、一つにまとめることでコストダウンを図り、その分でローコストでこだわりの住宅を造り上げるための体制である。

ますいいでは設計図面に基づいて積算を行い、契約を行ったのちに工事に移るわけだけれど、その工事段階では契約書に基づいた発注作業と現場管理を行って、最後に工事完了後の支払いを行うわけだ。支払いのタイミングは月に1回やってくる。現場の進行状況に合わせた出来高払いなどの場合はその状況と照らし合わせたりの作業も必要となる。なかなか大変な作業なのである。

2019/07/31

梅雨も明けて急激に暑くなってきた。畑の野菜も全く育っていなかったゴーヤがようやく実をつけ始めるなど、日本の本来の夏野菜が成長しだしてくれたので一安心である。トマトはどうやら完全にダメになってしまったようだ。雨を遮る設備もないので仕方がないのだけれど、長い梅雨がこんな風に食糧事情に影響を与えるというのは考え物である。水は不足しても作物を育てることができなくなってしまうし、かといって多すぎてもダメなわけで、これまでの日本の気候のちょうどよい具合というものがいかに貴重で奇跡的なものだということを改めて感じるのである。

昼過ぎより、東京都杉並区にて造ったUさんの家の現場に向かう。小さな土地に造った最大ボリュームの住宅である。2階建て+ロフトのプランだがロフトに面して吹き抜けを配置し、できるだけ大きな空間を確保するように設えた。吹き抜けに面した屋根にはトップライトを設え、十分な光を取り込むように工夫している。内部の造作工事には無垢材をふんだんに利用し、壁には漆喰を塗り、キッチンなどにはタイルを施工した。クライアントの手によるセルフビルドの塗装工事などもあって、しかもそれがとてもきれいに仕上がっており良いアクセントになっている。今日のところはダメ直しなどについての話し合いをして夕方には終了し帰、事務所。

1年以上かかって造り上げた住宅がまた一つ完成したけれど、この瞬間というのは我々造り手にとってもなんとも言えない嬉しい瞬間である。この先もしかしたら息子さんの代まで使い続けてもらえるかもしれないわけだし、そうなればもしかしたら僕の人生が終わった後も使われ続けるわけだ。日本の建築はプレファブリケーションによって合理化されたハウスメーカーや、建売住宅のように同じデザインのものを並べるといった、手間のかからない簡単に造れるものばかりになってしまった。手間のかかることはできないから、設備器具とかの大量生産できるもので住宅の良さをアピールしているけれど、それは所詮まやかしである。しかもそれに多くの消費者は気が付いている。

しかしこういうものが合理性や生産性の向上を重んじる資本主義社会の中では正義であることは確かだし、それは否定のしようもない。近年の働き方改革のごとき流れにものっとっている。でもますいいにはそうじゃない家づくりをしたいという人間が集まっている。そりゃ若いんだから遊びたいし、休みも欲しいけれど、でもつまらない家造りなんかして生きていくのは嫌だという人間が集まっているのである。

ますいいでは今でも、膨大な時間をかけて話し合い、沢山の図面を作成し、職人さんが丁寧に造り上げ、最後にクラインとの手によってセルフビルドで自分流に味付けをするような作品ができるという状態が、そんなロマンチックな状態が保たれている。モノづくりのロマン、この先もずーっと残し続けていきたいものなのである。

2019/07/29

今日はますいいの家族会で東京ディズニーシーに行った。僕は妻と二人の娘を連れて行ったのだけれど、果たしてますいいのスタッフがどこまでディズニーランドの類に興味を抱いてくれるのかは未知数であった。とはいえお子様や奥様にはきっと喜んでいただけるであろうと開催したわけだけれど、結果的には田部井君と柳沢君と水原さんの3家族も参加してくれたので、初めての開催としてはまずます成功という感じであった。朝10時に集合し、チケットを家族全員分配布して集合写真を撮影したらそこで解散、後は好きなだけ遊んで好きな時間に帰ってよいという決まりである。

僕の家族はインターンシップでますいいに参加しているものつくり大学の学生さんと一緒に行動したのだが、夜8時過ぎまで10個以上のアトラクションに乗り続けへとへとになって帰宅した。もしかしたら僕が一番楽しんでいたのかもしれないなあの感である。

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2019/07/26

今日は裏千家の会合で京都に一泊出張に出かけた。全国からご招待されたメンバーはみな裏千家の茶道の会に携わっている仲間である。会場の京都ブライトンホテルにはご宗家の皆様もご参集していて、100名を超える賑わいだ。ただただ一夜を共に過ごすことを目的として全国から集まるのだからなかなか面白いシチュエーションなのだけれど、こういう機会でなければ知り合うことができない人も知るし、こういう機会でなければ話し合うことができないこともあるのだ。

終了後は川口市から同行した二人と一緒に夜遅くまで語り合った。皆それぞれに会社を経営し、皆それぞれにいろいろなことを考えている。最後の最後はセブンイレブンで購入したハイボールを手に部屋飲みまでして話し合うほどにこのような機会は貴重なのである。翌日はそれぞれに別の予定があるから別々に川口市に戻ることにした。僕は朝6時に目覚ましをかけて床に就いた。

2019/07/25

今日は朝礼に参加せずに、埼玉県岩槻市にある知人の会社さんの食堂の改修工事の現場管理に立ち会った。現場にはすでに大工さんの本間さんが来ている。友人のMさんも立ち会ってくれての作業開始打ち合わせである。一緒に作業範囲を確認し、家具を移動したりの段取りをしていると、材木屋さんが材料を届けてくれた。なかなかタイミングが良い。こういう風にうまく事が運ぶ現場は仕事がすべてうまくいくものである。

現場は古いプレハブ小屋である。すごく古いので鉄骨の柱の足元は腐っているし、それを取りつけている木製の土台のような部材もまるでスポンジのごとくにふかふかしている。建物がここまで腐ってしまうのかと感心したくなるほどに傷んでいるのだ。シロアリの被害を疑っての工事だったのだけれど、現時点では白アリはいないようだ。念のため呼んでいたシロアリ御駆除業者さんには、周辺の土壌食毒や腐っている部分の消毒などの念のための工事をしてもらうことにした。作業が順調に進み始めたところで、帰事務所。

埼玉県川口市にて進行していたSさんの家のリフォーム現場の確認を行う。写真のウッドデッキは小さな小屋に寄り添うように作った憩いの場だ。構造材には檜を使用し、デッキ材には屋久島で採れた杉材を利用している。ベンチは防腐加工された木材を利用し、手摺には川口で採れた百日紅を使用した。綺麗に手入れされた庭園に似合う素敵なウッドデッキができてとても良かった。大工さんに感謝である。

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2019/07/23

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。

午後、埼玉県川口市にて進行中のMプロジェクト(自邸)の現場の墨だし作業立ち合い。今日は茶室の部分の墨だしを行うということで、大工さんと田部井君と一緒に和室を構成するすべての要素の位置を床に描き出す作業を行った。茶室は京間の大きな畳を使用するので、まずは畳のラインを決めなければいけない。畳の位置が決まれば畳寄せの幅が決まるし、炉を切る位置も決定する。床のスラブコンクリートは大体の位置で穴をあけているだけなので、ここで正確に決められた一に合わせて下地を組むことになる。床の間の位置が決まれば、床框の出も決まるし、床柱を取り付ける場所も決定する。こうしてすべての墨が出るとようやく大工さんも作業を進められるようになるのである。

夕方、埼玉県本庄市にて会食。21時ごろまで。

2019/07/21

今日は、早稲田大学の渡邊大志先生が主催している江戸の外堀巡りツアーに参加した。会場に行ってみると、田村君と水原さん、そして上原君も来ている。僕は妻と二人で参加したので、ますいいからは総勢5名での参加となった。予定よりも人数が集まってしまったようで、盛況である。北品川の駅の近くの乗り場から船を出し、一度東京湾に出て、日本橋のあたりまで遡上していくというルートをとる。約1時間ほどの行程を、先生のガイド付きで楽しませていただいた。下の写真はコンテナの様子である。このコンテナが発明されて世界の海洋輸送の仕組みが統一され、主要都市にはコンテナを扱うことができる港湾設備が整えられることとなった。居間や主要都市の成立条件のようになっているコンテナ設備だが、近くで見ると物流のパワーのようなものを感じさせられる何とも言えない様相である。

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