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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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増井真也日記

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2019/12/10

今日は年内最後の勉強会を開催した。題材は現場管理の手法についてである。やり方やレベル設定といった工事準備の段階から基礎工事までの範囲について、4時間かけてみんなの経験談などを話し合った。仕事をしていればそれぞれさまざまな失敗談を持っている。そういう経験を共有することで、若いスタッフが失敗をするタイミングでそれを避けることが出来たりすれば、それだけでもすごい効果であろう。特にレベルの設計などは経験を要するタイミングなので、念を入れて話し合うことにした。

終了後は、川口市にある居酒屋・一徳さんにて忘年会を開催した。普段は一緒に食事をすることがないパートの事務員さん達や、大工さんの本間さんまで全員参加で開催することが出来た。会社はやっぱり一体感が大切であるなあの感であった。

2019/12/09

13時、川口市役所にて保育園の認可に関する審議会に参加。今日は4つの保育園の認可についての話し合いをしたが、そのうちの一つにすごく狭いマンションの1階部分を改修して保育園とする計画があったのでお話したい。

これはものすごく印象深い計画であった。

なぜなら昔の日本家屋のごとき続き間となった保育室で、つまりは0歳児の部屋の隣に1歳児の部屋があったり、その隣に3・4・5歳児の部屋があるという具合に、いわゆる廊下というものが存在しないのである。ということは5歳児がトイレに行こうとすると、0歳児がお昼寝をしている部屋を通っていかなければならないなどの無理な状況が容易に想定される。もしこんな保育園が出来上がれば、総勢50名くらいの子どもたちが、ものすごく混とんとした状況の中に放り込まれることが予想される。場所は川口駅のすぐ近くである。確かに需要はある。川口駅に子供を預けてすぐ通勤、これは便利だ。でも子どもの立場は?

以前アジア最貧国のネパールの保育園を見た。こんなに貧しい環境だから寄付をしてほしいといわれたその保育園は、日本の保育園よりもよっぽど恵まれた環境であった。今の保育園の設置環境は、行政の助成金によって工事をして民間がその運営をするという方式である。この方式はどうしても営利活動だから質の差が生じるわけだけれど、その差の出方を調整するのがまさに僕たちの役割のような気もするのである。


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2019/12/08

今日は裏千家の淡交会という団体のメンバーで卒業茶会なる茶会を開催した。淡交会というのは読んで字のごとく、茶道を通して淡く交わる会である。要するに裏千家茶道をたしなむものの交流の場であるのだが、今日は総勢50名ほどのお客様をお迎えするゆったりとした茶会であった。何百人ものお客様が来場する大寄せの茶会だと、なかなかこういうゆったりとした時間を持つことはできないし、役割分担に従っててきぱき物をこなすという感じになりがちなのだけれど、今日は僕もお点前をしたりの余裕もあってなんだか久しぶりに茶道を楽しむことができた一日であった。

茶道を通してつながる仲間というのは良いものだなあなどと改めて感じつつ、こういう文化が無理なくみんなに広まってくれればいいなあと思ったりもした。茶道はお金がかかるから・・・、正座が堅苦しくって・・・、などの否定的な意見はしばしば耳にするわけだけれど、誰だってこの国から和の文化が消えてなくなってしまえばよいと思うわけではない。むしろ京都の町を見て美しいと思う心は、誰の中にでも存在するはずである。無理なく・・・つまり自分らしく茶道をたしなむ、茶道でなくとも文化とともに生きるのでもよいと思うが、こういうことはやっぱり良いことと思うのである。

2019/12/07

今日は朝から東京都豊島区にて進行中の本納寺の屋根の吹き替え現場にて、瓦洗い作業を行った。約100年間本堂を風雨から守ってくれた瓦をきれいに洗って、檀家さんたちにお配りするために僕自ら作業をしてみたという次第である。屋根はすでに瓦が下ろされ、ブルーシートで養生されている状態だ。今日はしとしとと雨が降っていたのでめくってみることはできなかったけれど、写真のようなもともとあった瓦を支えるための土も降ろされ、宮大工さんたちの手によってすでに下地の補修作業が進められている。

屋根の頂点に乗っていた宝珠もこんな風に人海戦術によって下ろされた。新たに別の宝珠が設置された後は、もともとあった宝珠はモニュメントとして長く境内の中で展示される予定である。宗教施設というのは人間の短い寿命と違ってこの先長い長い間、存在し続けなければいけないものだ。普段はあんまり注目されることはないかもしれないけれど、人々の生活と深く結びついた仏教や神道の施設というのは、災害などの心のよりどころを求めるときにこそ人々の支えとなるものであると思う。だからこそ、これまでの百年を支えてくれた宝珠も大切に保存されるべきなのであろう。

それにしても今日から急に冷え込んできた。14時過ぎ作業終了して帰宅した。

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2019/12/05

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。

11時、お茶の先生と待ち合わせをして裏千家東京道場で開催される好日会という茶会に参加するために牛込柳町まで足を運ぶ。この場所は防衛省の裏手にある静かな住宅街で、細い路地を入ったところに道場がある。ここで月に一回開催される会に、埼玉県のお世話になっている先生が席を持つということで僕もお呼ばれしたというわけだ。というわけなので今日の好日会は埼玉県の先生方がたくさんいらっしゃる。みんなお知り合いの状態であったがこういう風に出先で知人に会うのもなかなか良いものである。

今日のお席のお菓子は、行松旭生堂の行松さんが石川県から東京まで来て作ってくれていた。その場でまんじゅうを蒸かして温かいままお出しするという、何とも言えない、ありがたいおもてなしであった。お菓子を出すために一人の人間がはるばる移動してその場で造る・・・、たぶんこんなことはお茶の世界でなければ無いことだと思う。というよりお茶の世界でもめったにないことだ。心を込めたおもてなし、口で言うのは簡単だけれど奥が深い言葉だという気がする。こういうことの一つ一つに、「文化」というものが宿る。文化とは・・、考えてみても明確な形などない。人の心、行動、作り出す物、そういうものが長い歴史の中で受け継がれた時に初めて文化ということができる何かになるのであろうし、それは決して一人で造るものでもなく、でも一人一人がいなければ造ることはできないものなのだと思う。

2019/12/04

9時30分、埼玉県川口市のIさんの家にて打ち合わせ。Iさんの家では二つの計画がある。一つは同居している98歳のお母さんがいざという時に垂直避難ができるように2階の押し入れの床に穴をあけて、そこからチェーンブロックとワイヤーモッコで釣り上げができるようにすること、そして避難した時に木造の古い家屋が万が一流されてしまった場合でも、地上3.5mほどの高さのところにとどまることができる人工地盤を造ることである。埼玉県の川口市は川がたくさんある町だ。先日の台風19号の時も芝川という川が氾濫寸前のところまでいっていたし、先日の台風では大丈夫だった荒川が氾濫すれば水深が3mほどまでなるといわれている。

避難をしろと言われても避難ができない高齢者もたくさんいるし、さらに言えば60万人の市民が避難する場所など到底足りるはずもない。墨田区や江戸川区で言われている問題と同じような問題がここにはあるのだ。水が出たときにどこにも行くことができなくとも、水を逃れることができるような場所があれば助かる命がある。福島県の老夫婦のような悲しい事故を起こさないためのプロジェクトなのである。このプロジェクトには、石山先生の弟子である後輩の建築家・佐藤研吾君が参加してくれている。次の台風シーズンまでには完成させる予定であるが、どのような形に進んでいくかが楽しみなところである。

12時、高崎分室で柳沢君が設計作業を進めているIさんの家とMさんの家に関する設計打ち合わせを行った。

14時、数年前に最短県さいたま市にて造ったWさんの家メンテナンス訪問。1時間ほどの作業をして事務所に戻る。

2019/12/03

朝一番で事務所を出発して埼玉県坂戸市にて進行中のYさんの家の地鎮祭に参加した。現地についてみると膝の高さほどの草が一面に生えている。すでにYさんも現場に到着していて、MAKITAの充電式草刈り機で草刈りを始めようとしているところだ。僕たちもガソリンエンジンの草刈り機で草刈りを始めたけれど、約1時間ほどのなかなか大変な作業であった。10時ごろ川口氷川神社さんの神主さんが現地に到着した。竹や砂山の準備は整っていたので、祭壇を組み立てお供え物を並べて地鎮祭を開始した。昨日とうって変わって最高の天気の中行われた地鎮祭はなかなかに神々しい。さらさらと風の音が聞こえるとまるで本当に土地の神様が舞い降りてきたような気もしてくる。今後の工事の無事、そしてYさんご家族の安寧を祈りたいと思う。

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2019/12/01

昨日から二日間、京都に来ている。毎年恒例の裏千家の会議に参加しているのだけれど、今年は少々大きな目的があって、来年の5月に京都で開催する全国大会において北の大茶会のような茶会を開催することとなったわけだけれど、その会場の設営という役を頂戴したというなかなかにハードなお仕事があるのだ。

秀吉の開催した北の大茶会はいわゆる野点の茶会であったり、即席の茶室の中での茶会であったわけだが、今回の会場はみやこメッセというイベント会場である。殺風景な展示会場に大小のブースを設えても、なかなか趣を感じるような空間を構成することはできないだろうし、しかも予算はあんまりかけることはできないというから何とも難しい。商業イベントのように大きな予算を使えるはずもなく、ということは参加者が気持ちを込めたボランティアの枠を少々広げていってみんなで造る茶席群とするしかないわけだ。まさかこんなところでもセルフビルドの指揮官をやるとは思っていなかった。でも僕はきっとセルフビルドと切っても切れない運命なのだ。

そもそも、茶室は本来そんなものであるという気もする。藤森照信先生だって、利休の待庵について、大山崎の合戦のさなかに秀吉の要望で急遽茶室が必要となり、たまたま見つけたお堂の一部を襖や雨戸を切って間仕切り、躙り口などの出入り口を設え茶室としたという説を書いているし、そもそも侘び寂びというもの自体が、そういう仮設的なものに心を込めて一期一会の空間を造り上げる行為のイメージであるように思うのである。

現代における茶室は、侘びた風情を造るために高価な材料をそろえ、詫び寂びを気取ったぼったくりの合成空間となってしまっているものも多いように思う。でもそういうことを続けていけるほどに茶道人口も多いわけではないし、そもそもそういうことをやってきてしまったから茶道人口が減ってしまっているようにも思う。心のこもった空間を自分たちの力を注いで作り上げる、そんな原点の茶室群ができるように進めていきたいなあと思う。

2019/11/28

15時、川口市にある旧本町通り商店街の街づくりの会、「川口URAROJI計画」を発足するための会合を開催した。メンバーはますいいリビングカンパニーとアライ商店さん、地元商店街の浜田さん、川口市役所の小川さん、芸術家集団のアプリュス代表の高田さん、そして建築家の佐藤研吾さんだ。16時に商店街の入り口に集まり、まずは街歩きをすることに。こんなにゆっくりとこの道を歩いたことはなかったなあと思いながら、気になる路地を入っていくと、その奥に牛乳屋さんがあって、その前で子供たちが遊んでいたりするのが面白い。奥のほうにあるお屋敷には議員さんの邸宅があったりするのだが、そこには使われていない家があったりするので街づくりのイベントなどの際にはご協力いただけそうだ。浜田さんが所有している蔵の中もご案内いただいたけれど、初めての人はたいそう感動していた。浜田さんは今から40年くらい前から街づくり活動をしている方で、この蔵を利用してレストランを経営したり、ギャラリーにしたりの試みをすでにやってきたのである。今では個人の楽しみの場となっているギャラリーだが、とても魅力的な場所なのだ。

一行はますいいリビングカンパニーで現在工事中の、アライ商店さんが運営するシェアハウスの現場見学へと進んでいった。このシェアハウスは町に根付いている醸造文化を広めるための若者が集う拠点として運営される予定である。現場に関する説明をしたら場所の移動である。移動の途中、おばあちゃんが一人でやっている小さな乾物屋さんを見つけた。佐藤研吾君が目ざとく中に入っていって、いろいろと楽しそうに会話を始めた。さすがに石山修武先生の弟子だけあって、こういう場面での機転はかなわない。心から尊敬できる数少ない後輩なのである。おまめさんとふりかけを購入して皆で分け合う。なかなかにおいしそうなおまめさんである。今日焚いたというからきっとホクホクだろう。お会計の時に、早く辞めたいのよねえ、と言いながらもニコニコ顔で合った。こういう交流が楽しいんだろうなあ、だからこそ辞めたくてもやめられないんだろうなあと思いながら店を後にした。

川口駅近所の焼鳥屋さんで懇親会を開催。まずはスタートである。焼き鳥を食べながらお酒が大好きな浜田さんと、酒屋さんのアライさんと、だんだんに会話も弾んでくる。僕もお酒は大好きなのでこれは最高のメンバーである。参加したみんなが街づくりについて熱く語りだした。昔の試み、将来への展望、何ができるかわからないけれど今よりももっと良くしたいと思いながら行動すれば、きっと今より良くなるはずだ。次回は具体的なアイデアを出し合いたいと思う。なんだか楽しくなってきたのだ。

2019/11/26

10時、埼玉県久喜市にて造ったバレエスタジオ兼住宅のM邸を訪問した。目の前の土地を購入したということで、そこにガレージを造りたいとのことである。のっている車は古いBMWだ。アメリカでバレエのダンサーをしていたころから好きな車だったらしい。自分でオープンカーの屋根を張り替えたら雨漏りするんですよね・・・、の位に車が好きで、こだわりがある。そんなMさんだからお似合いのかっこいいガレージを作ってあげたいなあの感である。

写真はバレエスタジオの様子だ。大空間を柱を落とさないで成立させるためにトラスの屋根を計画した。久しぶりに見るトラスは相変わらずダイナミックであった。木造でコストを押さえつつも、必要な大空間を手に入れるための工夫である。木造でもいろいろな構造の可能性がある。特に近年は高層建築を木造で造るなどの事例もあるくらいなので、興味のある方は是非ご相談いただきたい。

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2019/11/25

朝一番で東京都新宿区にある桜設計集団さんにて構造計算に関する打ち合わせを行う。構造設計の担当者は佐藤さんというエンジニアで、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建築は依頼されてもあまりやらないというほどに、木造の構造計算に関するエキスパートである。なんでわざわざ木造建築のエキスパートに構造計算を依頼しているかというと、相談している建築が105角の部材を200本くらい並べて屋根を構成するという特殊な構造を採用しているからである。

神社の建築は屋根の建築だ。屋根の建築を鉄骨造やRC造で造ってしまうことが多い現代社会であるが、これは日本の宗教建築としていかがなものかと思う。メンテナンスのことやら、はたまた法律による規制とか、まあいろんな事情があるのはわかるけどできる事なら木造がふさわしいと思うのである。

午後、埼玉県川口市にて計画中のMさんの家の最終説明。いよいよ工事に入る段階となった。まずは地盤の改良工事からのスタートである。

2019/11/23

10時、東京都練馬区にて土地探しをしているというTさんご家族来社。今回が初めてのご相談ということなので、まずはますいいリビングカンパニーの家造りの流れについてのお話をさせて頂いた。僕がこういう初回の打ち合わせで話す内容は、「北の常緑ハウスを作る時のエピソード」と「ますいいリビングカンパニーが家づくりの中で大切にしていること」の二つである。

北の常緑ハウスは、2011年に造った夫婦とそのお子様のための住宅である。もともと住宅のデザインが好きだったクライアントのKさんは土地探しにも大変熱心に取り組んでいたことを記憶している。最後に購入した土地の前にも何回か購入するかもしれない土地の下見に行った記憶があるし、最終的に購入した土地はKさん自身が休日に自転車で走り回って探し出し、持ち主と直接交渉して購入したというくらいにこだわりのある土地であった。河川敷にある緑を取り込んだ住宅にしたいというKさんの思いを実現することが設計の大きなテーマとなったわけだが、その結果出来上がったのが下の写真の住宅ということである。この住宅では基本設計の段階で5つのプランがあった。最終的にKさんが選んだのがこの写真のプランであるが、Kさんの要望通りに造ったプランが最終というわけでもなかった。基本設計の段階で土地を購入するときには予想もしていなかった計画となることもある、その良い事例なのだ。

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ますいいリビングカンパニーで大切にしていること、それはHPのコンセプトに書いてあるのでそちらをお読みいただきたい。こんなに空き家がたくさんあって、それでも自分の家を作る意味があるとしたら「自由な家造り」を行う以外にその理由はないと思う。決められたスタイルに当てはまって生きるのではなく、自分らしく暮らしていきたいと思う時に必要となる巣箱のような住宅こそが今の時代に求められる住宅像だ。必要以上にお金をかける必要もないし、すべてが完成している必要もないと思う。暮らしのスタイルに合わせて変化させていく、時には自分でセルフビルドを行うくらいのほうが良いと思うのである。

2019/11/22

午前中は各プロジェクト打ち合わせ。

夕方よりさんかくの家の15周年記念パーティーを開催。お母さんとその娘さんのために造った住宅だが、15年の歳月がたつと小学校の4年生だったお嬢さんが大学を卒業し結婚して家を出たりの変化があるものだ。つぶらな瞳でいつも打ち合わせの時にそこにいたお嬢さんの姿がつい最近のことのように目に浮かぶけれど、まあ15年は長いのである。いろいろと食料やお酒の準備をして17時ごろには現地に到着。早速当時と変わらないコンクリートブロックと24ミリの構造用合板を利用したテーブルを並べて、料理を出す。18時ごろよりパーティーを開始。するとなんとクライアントのTさんよりさんかくの家を売ってほしいとの相談を受けた。なんだか状況が呑み込めずに一瞬固まってしまうも、まあ15年の歳月である。事情を聴くとなんとTさんまでご結婚されるとのこと、これはめでたい話だ。家を売るのはなんとなく寂しいけれど、でもこのまま大事に使ってくれる人が現れればそれもまた良いことである。Tさんもそれを望んでいる。ということでこの家の販売を行うこととなった。これはまさによみがえる家である。

価格は3200万円ほど。成増駅から徒歩10分ほどの場所にあるこの家にご興味のある方は是非ご連絡いただきたい。

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2019/11/21

午前中は、埼玉県さいたま市にてマンションのリフォームを行いたいというMさんのご相談。初めてご相談をいただいたのはMさんのお嬢様である。そしてそのお嬢様は現在アメリカに住んでいる。アメリカからご連絡をいただいて、埼玉県で暮らしているお母さんの家のリフォームのご相談にのるという何とも珍しいシチュエーションであるが、以前から僕のつたないブログを読んでいただいて、それでご相談をしてくれたというから、なんだか本当にうれしいお話なのである。

現場に行くとお母さんがマンション前のベンチに腰かけていた。初対面だけれどなんとなく分かったので声をかけると、やっぱりMさんである。マンションのエレベーターを昇り、さらにワンフロアー分の階段を上ると現地につく。早速中に入ろうとすると、お母さんが玄関の前の表札を見て「これが私の家族です。」の一言である。その言葉を聞いてなんだか胸が熱くなってしまった。家にはたくさんの思い出が詰まっている。子供が生まれ、子育てに奔走し、子どもたちが巣立っていく過程で起きるたくさんのドラマが詰まっている。そういういろんなことをきっとたくさん思い出しての一言だったんだろうなあと思うと、なんだか僕まで涙が出てきそうな、そんな一瞬であった。お母さんはご高齢ではあるものの、凛とした姿で僕たちにいろいろなご要望をお話していただいた。お役に立てればよいなあと心より思う。

2019/11/20

朝一番で各プロジェクト打ち合わせ。

12時ごろ、群馬県にて大工さんの現場面接。年末からますいいで大工さんとして働いてくれる大工さんが今現在作っている住宅の現場を見せていただいた。現場は無垢材をふんだんに使用した2階建ての住宅で、化粧で表しになる杉の柱と梁の接合部にコミセンが使用されているくらいのなかなかに手の込んだ建築である。こういう家を1棟当たり3か月ほどの時間をかけて作ってきた大工さんだからこそ、やっぱり腕は確かだと思う。ますいいでは社員大工さんを大切にすることでより良い家造りへとつなげようとしているが、ますます力を入れていきたいと思う。

夕方茶道稽古。炉の濃茶のお点前。茶道では炉と風炉という2種類の炉を使う。もともとは風炉しかなかったらしいが、畳を切って穴をあけ、炉を仕込むという風習がいつのころからか現れたようだ。11月になると炉のお稽古が始まるから、これまで覚えてきた風炉の点前はガラっと変化してしまうことになる。慣れないうちはほぼ初心者状態、まったくわからないところからのスタートという具合になってしまうわけである。僕はどちらかというと炉の季節のほうが好きだ。肌寒いなかで炭をおこし、釜の湯の煮える音を聞いているとなんとなく風情を感じる。そしてお茶をやっていてよかったなあと思うのである。

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