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ますいいでは、古くなった物件を壊すことなく次の世代に引き継ぐお手伝いをしております。

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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

ますいいリビングカンパニー|埼玉県川口市

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増井真也日記

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2021/02/15

ますいいでは、栗の板材を常備在庫として保管している。栗というのは最近だと岩手県や北海道で採れるのだけれど、なかなか珍しいものになってしまってきているのでどこでも手に入るというものではなくなってしまった。僕はこの材料を玄関建具の枠材とかカウンター材として利用しているのだが、欲しいと思ったときに注文するという従来の手法ではまず手に入れることはできないので、丸太を購入して製材し1年間寝かして乾燥させ、いつでも使うことが出来るようにしている。

僕がよく購入する栗の木は直径60センチほどの丸太が多い。その丸太を大体27㎜程でスライスすると、10枚くらいの板材と2本の角材が手に入る。角材は丸太の芯の左右の部分であるが、この部分は玄関枠、框などの太い材料に利用できる。丸太の価格は製材まで入れて1本3万円ほどだ。この金額は驚くほど安い。慣らすと立米当たり25万円程度の原価なので、みんなが造作材として利用しているスプルスなどの材料とそう変わらない。ただこれを使って木取をしてみると実際に使用出来るのは50%程なので、立米当たり50万円程度の予算を見て置けばよいという事になる。これもまたスプルスなどと変わらない金額なので、つまり何が言いたいかというと栗というのは丸太で購入して保管しておけば決して高価な素材ではないという事なのである。

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2021/02/14

今日は家族で畑の土づくりを行った。この時期の畑では基本的に新たな苗などを植える作業はできないのだが、3月の彼岸過ぎに行うジャガイモの植え付けなどを行うための土を造るなどの準備作業だけはやっておかなければならない。腐葉土と鶏糞を購入し畑にまいて耕運機で耕すという結構な重労働なのだが、みんなでやればそれほどでもない。2時間ほどで写真に写っているスペースが終了した。耕運機をかけると近くの木からたくさんの鳥たちがやって来る。土の中に隠れている虫をついばみにやってくるのだが、一体どこに隠れていたのやらというくらいに多くの鳥たちがいる。冬の寒い時期、掘り起こされた虫たちはきっと鳥にとっては大変なごちそうなのだと思う。

大根をもってポーズをとってるのは中学2年生の次女である。この時期の収穫は少ないけれど、大根と人参だけは採ることが出来た。こういう姿を見ていると畑作業はいいなあと思う。土を耕して自分達が食べるものを造り、自分たちで収穫してそれを料理して食べるという一連の流れは、とても当たり前の古くから続く事なのに、今の都会の生活ではなかなか体験することが出来ない特別なことになってしまっている。人間の体は食べるものでしか構成されないわけで、そういう基本的な事を再認識できる機会は大切にしたいなあと思うのである。

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2021/02/12

一昨日ストーブを設置してから毎日薪を焚いている。ストーブを設置してから僕にとってはこの空間がとても居心地の良いものとなった。朝、火をつける瞬間が楽しみで何となくいつもよりも早くアトリエに行きたくなるくらいにである。今後はますます、ストーブをお勧めしたくなったから、今日はそんな話を書きたいと思う。

住宅には重心があると良い。重心というのは何かというと、どこにいても家族みんなの意識が向かう場所とでも表現するのが良いだろうか。多くの家ではこの重心にテレビがあるのだけれど、それだとやっぱりなんか物足りないわけだ。僕はそこにストーブがあると良いと考えている。人間は本能的に火に集まる生き物なのだ。炎を見ていると、何となく心や安らぐ。語らいの口調も和らいでくる。時がたつのも忘れて生まれるひと時、それこそ本当の家族の団欒と呼ぶべきものだと思う。

蒔きストーブを注文住宅に取り入れるために、とどのようなことを事前に決めておけば良いか。そのタイミングは?

ストーブを入れるかどうかは初めに決めた方が良い。ストーブにふさわしい場所を設計するにはやはり初めから決まっていた方がやりやすい。
ストーブには薪ストーブとペレットストーブの2種類がある。薪が手に入るのであればもちろん薪ストーブの方が良いのだが、その入手が難しいなどの理由があればペレットでも同じような雰囲気は味わえる。薪ストーブに決定したら、次は機種の選定だ。輸入品の場合は鋳物製であることが多く、国産の場合は板金で造られていることが多い。これはストーブの文化の違いだと思う。国産のストーブの場合、MOKI製作所の様にスギやヒノキ竹といった日本で手に入りやすい樹種を燃やすことを前提として制作しているものもある。これはどのような樹種の薪が手に入りやすいかという問題と関連してくるが、もしも近所の山で薪を手に入れるなどというのであれば針葉樹の方が手に入りやすいかもしれない。

機種を決めたら煙突の出し方を決める。煙突の位置は機種によって異なるので決まったらストーブの図面を入手する。煙突は2年に一度くらいは掃除をしなければいけないので、屋根に上りやすいような設計をしておく方が後々の為である。あまりに急こう配で屋根の上に立つことが出来ないというような設計は避けるべきであると思う。

ペレットストーブの場合煙突というよりは、排気ガスを出すための管を壁から出すことになる。これは煙突ではないので、屋根の上まで上げるような工事は必要ない。こちらも定期的な清掃の為にテラスなどから手が届くところに設置することをお勧めする。


2021/02/11

今日は朝からセルフビルド講座を行った。コロナ禍と言う事で人数を絞っての開催なので、先月に引き続き満員御礼のご参加である。講座前半は僕のレクチャーである。今日は前回よりもセルフビルドの事例を増やして、様々な種類の工事を出来る可能性をご理解頂けるように話をした。

例えば珍しいセルフビルドの事例ということで一つご紹介しよう。ますいいでは和紙を漉いて自分で壁の仕上げとして貼るという工事を行うことが出来る。埼玉県の川島町にある岡崎さんの工房では一日がかりで天然素材の色で染めた和紙を透かしてくれる。1人工お支払いすれば当日現場に来て壁に貼る作業も手伝ってくれるのでとても良い。ビニルクロスのごとき製品に比べると完全にオリジナルの壁紙、本当に愛着のわく仕上げとなる。

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約1時間のお話の後はタイルを貼って鍋敷きを造るワークショップを行った。今日の皆様はなかなか粘り強く2時ごろまでの作業であった。小さな鍋敷きも、大きくすればキッチンの壁となる。まずはお手軽な体験をと言う事で始めた講座だがすでに4月の募集まで入っている人気講座となっている。興味のある方は早めのお申し込みをお願いします。

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午後、埼玉県川島町にて家を造りたいというNさんの土地下見。偶然にも以前造ったアスタリスクカフェの100m程先の敷地だったので、Nさんご家族と一緒にカフェでコーヒーを頂くことにした。Nさんもこのお店には何度も来たことがあるというので、僕が紹介するまでもなくすでに顔見知りだったのだけれど、カフェと皮工房の相乗効果も期待できるとても良い条件の敷地だったように思った。

2021/02/10

今日は朝から薪ストーブの設置工事を行った。まずは煙突工事である。3階建ての建物に煙突を設置する場合、やっぱり煙突は3階の屋根の上まで出さなければならないわけで、そうすると全部で10mくらいの長さになってしまう。ストーブ工事というのは実はこの煙突が一番コストがかかるのであるけれど、しっかりとした工事を行わないと煙道火災の危険もあるのでやはり信頼のできる工事店が重要だ。

今回の様にリフォーム工事で薪ストーブを設置する場合、その部屋から煙突を外に出すための外壁の穴あけが必要だ。普通の木造の建物であれば壁に450角の穴をあけることは容易である。この穴にめがね石という断熱性のある部材をはめ込み、その石の真ん中に空いている穴を煙突が貫通する事となるわけだ。ますいいの事務所の場合には深い軒の出がある屋根なので、屋根の上に煙突を出すためにはその屋根に穴をあける必要があった。この工事は通常の軒の出の住宅の場合には不要であるが、屋根に穴をあける工事となるとやはり雨仕舞をしっかりと行う必要があるので注意が必要だ。

あらかじめ大工さんや屋根屋さんが工夫して開けてくれた壁と屋根を穴を利用して、煙突を施工する事数時間、午後に入りいよいよ薪ストーブの組み立てである。今回導入したのはMOKI製作所のMD80だ。このストーブは煙が出にくい構造となっているので、町中に設置する場合にはとても良い。工事が終わりいよいよ点火である。ますいいリビングカンパニー初のストーブ、とても心地よい雰囲気だ。火を見ているといつまでもここで過ごしていたくなる。明日はセルフビルド講座、早速来てくれた方に焼き芋でもふるまうとしよう。

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2021/02/06

今日は朝から栃木県那須烏山市に来ている。家族が雪山を歩いている間に、僕はとある材木屋さんに材木の買い付けに向かった。以前から日記などに書いているが、この栃木県ではとても良質の杉が採れる。八溝山系の八溝杉と日光杉が有名なのだが、栃木県に右と左のどちらもとても良い杉の産地だ。僕が住んでいる川口市からは東北自動車道一本で行くことが出来るし、時間も1時間30分程しかかからない。とても近くにある名産地なのである。僕がわざわざ山と直接交渉する理由は、少しでも安く提供したいからだ。山で採れた丸太は製材所に運びこまれて製材される。その材料は市場に卸され、そして材木屋さんに売られて、最終的には工務店に売られてくる。でもこういう流通だとどうしてもモノの値段が高くなる。いいものは高いのは当たりまえだけれど、いいものでもなるべく源流で購入すれば安く買える。値段を上げずに家の質は向上する、こんなに良いことはないのである。

夕方よりキャンプ。誰もいない河原近くのベースでゆったりとした時間を過ごすことが出来た。今日も氷点下3度まで冷え込んでいるが、やっぱり冬のキャンプはいいなあと思う。

2021/02/04

朝8時、埼玉県川口市にて進行中のKさんの家のセルフビルド立ち合い。先週から始まっている漆喰塗のセルフビルド作業の一つである養生のテープを張る作業のスタートに立ち会った。養生テープというのは作業をしているときに窓枠や床などを汚さないようにするためのものである。なんだか目立たない地味な作業だけれど、実はプロにとっては漆喰の仕上げ塗よりもこちらの方が重要な作業であるのだ。プロの左官屋さんの場合は漆喰を塗りながらその場でこのテープを取ってしまうので、テープを丁度良い所で取り外すことが出来るように塗る方向と距離を計算して養生をする。セルフビルドでもこういうコツを習得すると作業が早くきれいにできるので大切なところである。ますいいのセルフビルドの場合、細かい部分は左官屋さんが現場で直接指導をしてくれるので安心だ。皆様もぜひ挑戦してほしい。

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2021/02/02

10時、埼玉県川口市にて行うOさんの家のリフォーム工事の家払いに参列。リフォームの前に行うお払いのようなもので、地元の氷川神社さんをお呼びしての神事である。内容は新築工事の際に行う地鎮祭に近い。僕が現場につくとすでにOさん親子がすでに現場に到着している。神主さんも荷物を運び入れるだけのところまで準備を進めていた。みんなで祭壇を組み、いよいよ神事のスタートである。

住み継がれる住宅が増えていく中でこうした神事はなんとなく必要なものだと思う。科学的根拠があるわけではないのだけれど、人間なんてそもそも科学的にはできていない。心というのは様々な感情の入ったコップのようなもの、その中身次第で楽しくもなるし悲しくもなる、そして体を壊したりの現象にもつながる。その心を良い方向にコントロールしてくれるものこそが、これまた人間が創造した宗教というものであり、その中でも神社で行う日本古来の神事というのは、とても暮らしに密接した慣習のような儀式となっているのだ。お払いが終わり、なんとなく場が清らかになったような気がする、この感覚こそがとても大切なのだと思う。

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2021/02/01

今日から事務所の屋根に穴をあける工事がスタートした。屋根に穴をあける理由は、薪ストーブの煙突を貫通させるためである。事務所の1階にストーブを設置し、外壁に出した煙突を軒裏から屋根を貫通させて上まで伸ばす、さらにその煙突掃除を年に1回屋根の上から行うことができるようにするために、バルコニーから屋根の上に上がることができるハッチを設置するという二つの穴あけ工事なのである。ガルバリウム鋼板の屋根に穴を空けるというのは僕自身初めて行った工事だけれど、大工さんと板金屋さんが力を合わせて雨仕舞もよく出来上がった。新築工事ではありえない、リフォームならではの創意工夫であった。

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2021/01/31

日曜日。緊急事態宣言下でどこにも行くことができないのだが、なんとなく家での楽しみ方にも慣れてきたように思う。僕の場合は家で仕事をすることも多く、というより仕事と私生活の境目がほぼ無いような状況なのであるけれど、もともと家というのは人々の職や暮らしと深く結びついているものなのであるから、これが自然な姿なのかもしれないとも思うのである。今日は先日購入したスノーピークのテントを家の中で試しに建ててみたりのよくわからないことをしていたのだけれど、こういうことも意外と楽しいものだ。

なんとなく気分はアウトドアになってきたので久しぶりの庭でのバーベキューをしてみたのだが、寒い中でのバーベキューもなかなか良いものだ。さすがに焚火をするわけにもいかないから、延長コードで電気ストーブ、持ち運び式のガスストーブを二つ稼働して暖を取ったら意外と暖かかった。夜の7時を過ぎるとなんだか急に冷え込んできた。都会の夜でもやっぱり自然の中と同じように気温は下がるのだ。コロナの影響が今後どんな風に出てくるのかわからないけれど、いつでも楽しむ心だけは大切にしたいと思う。家で楽しむことができれば、こういう危機もきっと乗り越えることができると思うのだ。楽しい家・・・、これからの設計の大切なテーマとなるような気がするのである。

2021/01/30

今日は埼玉県坂戸市にて建てた坂戸の家の取材立ち合いを行った。この住宅は埼玉県の坂戸市に土地を買いたいというお話を相談されて実際に土地を見に行くところから家づくりが始まった。確かこの土地の前にもう一つほかの土地の下見にも行ったのだけれど、その土地はとても高い崖の上の土地だったのであきらめたことを覚えている。それに比べて計画地は、周りを家に囲まれてはいるけれど視界が開けていて、とても気持ちの良い庭を造ることができそうな土地であった。土地との出会いは結婚みたいなものだと思う。なんとなく直感的に良いなあと思う土地、そんな土地と出会うことができることはとても幸せなことだ。

しばらく奥様とお話をした後に敷地の中央に立ち周りを見渡しながら、こんな家があればいいなあの思いをスケッチにしてみた。ここにはL字型の平屋の様なのびやかない住宅を造りたい。庭と自然につながっていて、京都のベニシアさんのような自然を大切にした暮らしを造ってあげようと思いペンを走らせた。ベニシアさんの暮らしぶりがNHKで放映されてた時期に、どうして日本人よりも日本人らしい暮らしぶりをしているイギリス人がいるのだろうかと思いながら見ていたことを思い出す。国籍など関係ない、つまりは自然のものや植物を大切にしたいと思う思想、そういうものがあふれている人に特有の何かが魅力となっていたのであろう。

リビングの中央には薪ストーブを設置している。家の中央にはやっぱり火があると良い。本当の炎を眺めながら過ごしているとあっという間に時間が経つ。こういうことこそ、豊かな暮らしを造るために欠かせない大切なものだ。ストーブの上には吹き抜けがあり、2階の子供室と緩やかにつながる。家のどこにいても重心である庭に意識が向けられる配置計画とすることで、家族の一体感が育まれる住宅を造ることができた。

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モルタルの内装はセルフビルドによるものである。漆喰と同じような要領で仕上げるのだけれど、ランダムな風合いがとても良く仕上がった。

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ダイニングテーブルも大工さんの造作によるものだ。材質は栗、もちろん僕が昨年丸太で仕入れたものである。下の写真は大工さんの加工の様子。まるで家具屋さんの加工技術に感服である。

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屋根の上にはウッドデッキを敷設した。天気の良い日にはここで寝転がりながら日向ぼっこができる。

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とても良い家ができたので雑誌の発売の前に皆様にご紹介する。初めて出会った頃は赤ちゃんだったお子様が今では立派なお姉さんになっている。次に会う頃はたぶん4歳かなあ、この家とともに健やかに育ってくれればいいなあと思う。

夕方、千葉県鎌ケ谷市にて住宅を検討中のMさんご家族打ち合わせ。前回の打ち合わせで庭に置いてあった薪ストーブを見て、薪ストーブを設置したいとの申し入れがあった。なんでも小学生のお子様がとても気に入ってくれたようなのだ。やっぱりストーブは大人から子供まで誰にとってもいいんだなあと改めて感じた。

2021/01/29

午前中埼玉県上尾市にて設計中のHさんの家の見積もり打ち合わせ。今日は第2回目の減額案の打ち合わせである。もともとできるところはなるべく住み始めてからセルフビルドで行いたいというHさんの家では、できる限りのコストダウンのために結構多くのセルフビルド工事を取り入れた。壁の漆喰塗りはもちろんのこと、薪ストーブ置き場に貼る予定の石工事、水廻りの壁に提案しているタイル工事、多目的室の壁や天井の塗装工事などなど・・・、今回の減額案では大体100万円弱の減額ができた。

自分の家は自分で建てるという理念はとても大切な考え方である。もちろんすべての工事を自分自身でできるはずなどないのだが、「自分の家はどのようにあるべきかを真剣に考えて設計図面を僕たちと一緒に生み出すこと」、そして「工事の中で自分自身でできる部分はなるべく自分で行うこと」は誰でもできる事だ。ただ単にコストダウンのためだけではない。家に対する愛着がわき、メンテナンスを自分でできるようになり、さらにはいわゆる金銭のための労働ではない、本当に自分の家を造るという有意義な労働を行うことができる数少ない機会を手に入れることができるのである。一生自分自身が暮らす場所を自分自身の手で造るという住宅の限られた世界の中だけで許されるセルフビルドこそ、人生の中でも最も素晴らしい機会だと思うのである。

14時、商工会議所MOVE取材。川口商工会議所の機関誌の中にある紹介ページでますいいリビングカンパニーの取り組みをご紹介していただけるという大変嬉しい機会をいただいた。約2時間のお話の後終了。

17時、Mさんの工場、ギャラリー内装工事のプレゼン。古くなった内装をすべて壊し、外壁に面する汚れたサッシなどが内部に見えてこないように内側に化粧壁を立ち上げ、窓の明かりを取り入れる部分はパースのように壁とフラットに設置された建具にデザインされた切り込みを入れるという工夫を施している。画家のMさんご自身もとても気に入ってくれたようで何よりであった。早速見積もりの作成に取り掛かろうと思う。

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2021/01/26

セルフビルドの中でも石やタイルを貼る工事は最近特に多いように思える。キッチンの前や洗面所の前にタイルを貼るのはすごく大変だと思っていたのだけれど、タイルを適正な大きさにカットすることができればそれほど大変な作業ではない。タイルのカットにはタイルカッターという工具を使用するのだがますいいが所有しているLIXILのカッターはとてもキレが良くて使いやすい。カッターナイフのような安価な商品もあるようだけれど、こういう工具は多少高くともよいものを使用したほうが良いようだ。

石貼りの場合はカッターでは切ることができないのでサンダーを使用することになる。サンダーというのは小さな丸い歯が回転していろいろなものを切ることができる道具のことで扱いには少々注意が必要だ。薄い石の場合はタイルと同じくタイルボンドで貼ることも出来る。写真は薪ストーブの周りの延焼防止壁の施工の様子である。部屋の中のワンポイントとなるこうした工事もセルフビルドのお勧めの工事だ。

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2021/01/22

夕方、埼玉県川口市にて数年前に造ったSさんの家の子供室間仕切り壁増設に関する相談に向かう。もともと将来子供室を二つに分けることができるように、天井と床に下地を入れておいたので、大工さんによる作業を行えば簡単に壁を造ることができるようにしてある。今回は柱を立てて、その両側に壁を貼るのではなく、片方だけにシナ合板の9mmを貼り反対側からは本棚として利用できるように工夫することにした。柱の厚みは105mmである。この厚みを利用するとちょうど単行本が収まる奥行きが確保できる。壁の床から天井までと言いうと結構な段数が確保できるので子供室の造作としては最適の答えだ。コロナで家にいることが多い時代、なるべく早く快適な空間を作ってあげたいと思う。

2021/01/21

埼玉県川口市にて進行中のKさんの家にてセルフビルド作業の立ち合い指導を行った。この現場ではほとんどの壁と一部の天井の漆喰仕上げをセルフビルドで行う予定である。今日はその作業の第一弾、ジョイントテープを貼る作業を行った。ジョイントテープというのは石膏ボードの継ぎ目に貼るメッシュテープのことで、それを壁に貼るだけの作業だから指導というほどのことでもない。でもそれでも初めからこういう風にやっておけばよかったと後悔するようなポイントはあって、例えばコーナーになるボードの小口にどのように貼ると良いかなどの細かい部分についてのコツを指導させていただいたところである。

現場では大工さんがまだ作業を行っている。すべての壁を作業することはできなかったものの、それでも全体の1/4ほどの作業は終えることができたようだ。次の作業はパテ処理である。パテ処理の工程には左官屋さんの補助人工を見込んでいるので作業はおそらく1日で完了できるであろう。すべての作業を自分でやるのはなかなか大変なこと、だからますいいではセルフビルドにプロの左官屋さんの補助人工を見込んで、プロとセルフビルドのコラボレーションで行うようにしている。最後まで楽しんで作業を行うことができる事もまた大切な条件だからこその工夫なのである。

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(テープを貼っているKさん)

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