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増井真也日記

2021/11/23

奈良県五條市、吉野杉・檜ツアー二日目。今日は実際に山に入って、樹齢140年くらいの杉の木を伐採した。街中から車で30分ほどの距離、山に入ってからは徒歩30分ほどというところだろうか。日本の山は急だから林業が大変だというが、この斜面を歩くだけでもなかなかの苦労だ。木の伐採というのは初めての体験である。協力してくれる木こりさんは近隣の山主の息子さんだとう。木こりさんの年齢もだんだんと上がっているそうだが、最近は映画の影響などもあってチラホラと若者の就業もあるらしい。
さて伐採のスタートである。切り倒す方向を決めて、倒すためのテンションをかけるワイヤーを張り、倒したい方向に垂直に切り込みを入れる。それが終わったら、反対側からチェーンソーを切り込み、ある程度のところまでいったら楔を打つ。楔を打ったら、少しずつ切れ込みを進めながらわーヤーを引っ張ると突然木が倒れ始めるのだ。倒れ始めると木の枝同士がぶつかって、折れた枝が大量に降ってくる。腕の太さもあろうかという枝に当たったら大変なので、僕たちは少し離れたところで見学をした。木の直径は80センチ程だろうか。断面に手を当てると、手のひらに水が滴るくらいに濡れている。木が死んだ・・・ような感覚だろうか。こうして一つの命をいただきながら僕たちは家づくりを行なっているんだなあの感を深く感じた。記念に、切った木の切れ端を持ち帰った。これは事務所の大切な宝物になるだろう。

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202111

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