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ますいいでは、古くなった物件を壊すことなく次の世代に引き継ぐお手伝いをしております。

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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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増井真也日記

2021年2月アーカイブ

2021/02/27

今日は栃木県の那須にハイキングに出かけた。場所は三本槍岳という山の取り付き尾根の一つである大倉山というところである。尾根まで登るとなると本来はきつーい登りがあるわけだけれど、今回は楽々ハイキングだからスキー場のゴンドラを利用しての移動だ。山頂駅は午前中あいにくの天候で全く前が見えないような状況だったので、山を登るコースをあきらめて山を下るコースを取ることにした。足にはスノーシューをつけての移動である。誰も歩いたことのない新雪を踏みしめながら約4時間をかけて山を下っていくのは実に気分が良い。雪の上に寝転んで上を見てみると、いつの間にか青空が見えている。木々が揺れているのを眺めているとまるで森が動いているかのような錯覚を起こす。山岳部時代の雪山を思い出し窪みの斜面を利用して雪洞を掘ってみたら、意外と一人が寝ることが出来るくらいの広さを造ることが出来た。

自然を感じるには自然の中で過ごすに限る。環境問題などと口で言っていても都会の中だけではなかなかイメージできないものだ。険しい山も里山も僕たちの暮らしの中に近い存在ではない。川だって荒川を時々電車の中から見るくらいだし、海だって一年に数回見るだけである。環境問題が叫ばれる昨今、こういう時代に生きるものとして真剣に取り組むためにはやっぱり自然の中に身を置く必要がある。日本の山を守るために日本の木を使う、僕の会社では栃木県の木を使用するようにしているのだが、その結果豊かになる森の中にまさに身を置いているのだという実感が強く意識される瞬間だった。

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2021/02/25

11時、川口市長面談。3月からいよいよ僕が実行委員長を務めている川口住みやすい街2年連続NO1記念川柳コンテストがスタートする。様々な住宅地の中から住みやすい街として2年連続で選ばれたことはやっぱり嬉しいことだし、こういう事を住んでいる人々がもっと意識をすることで、さらに文化的で暮らしやすい街になっていくきっかけになるのだと思う。この選考は住宅ローンの専用銀行であるアルヒさんがポイント制で公平に評価した結果だというから、例えば地価が上昇してしまえばそれがマイナスとなって次年度は選ばれなかったりもするらしいのだけれど、よりよい街へと変わっていけばそれくらいのマイナス点は吸収してしまう事であろうと思うのである。

街というのは生き物である。特に文化などという形のないものはイメージとして定着するまでに様々なきっかけが必要となるし、それを定着させるには多くの時間もかかるであろう。川柳のコンテストなどというのは一つのきっかけにすぎないわけだけれど、住みやすい街というテーマで何かを考えると言う事を多くの市民がやることは確実によりよい街をつくりたいという思いに繋がっていくと思う。そしてその思いが何らかの形になった時にそれが文化的な何かだったり、例えば街がきれいになる事だったり、例えば街が安全になる事などに、つまりさらに良い街に繋がってゆくのである。街は政治家がつくるものでも、行政がつくるものでもない。街はその市民のものだと思う。このイベントが少しでもそれに寄与してくれることを願う。

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15時、埼玉県川口市にて設計中の某家打ち合わせ。この家は江戸時代末期に造られたとても古い建築群を有していて、それを改修して住宅として利用しているのだけれど、この度その建築群を登録文化財に申請することを目指している。今日はご協力いただいている東京芸術大学の小林先生による所見が出来上がったと言う事で打ち合わせを行った。古い建築は絶対に造ることが出来ない町の文化遺産である。50年という時間は建築にとってはかなりの時間である。だってほとんどの建築は50年を過ぎる前に壊されてしまうのだ。江戸末期・・・、100年以上の時間を経た建築を再び作るには江戸時代末期から今までと同じだけの時間が必要なのだ。何とかその魅力を次の世代へとつなげていけたらと思うのである。

2021/02/24

午前中、埼玉県上尾市にて設計中のHさんの家の打ち合わせ。今日は確認申請書類の提出前確認などを行った。この住宅では庭の工事を埼玉県内の造園屋さんの大石さんにお願いしている。建築の設計段階から造園の計画も行う事でより魅力的な庭を造ることが出来るように同時進行で進めている。人が暮らす住宅には緑が必要だと思う。クライアントの嗜好に合わせて適した緑を配置してあげることで初めて家づくりが完成するからこそ、優れた造園屋さんとのお付き合いは大切にしていきたいものである。

2021/02/22

午前中は埼玉県戸田市にて火災により被害を受けてしまったMさんの家の現場確認へ。周辺一帯が燃え尽きてしまうほどの大きな火災の現場の隣の建物なのだけれど、なぜかこの建物は燃え尽きることが無く一部が溶けてしまったり、はたまた焦げてしまったりの被害であった。ただこれだけの高温であぶられたとなると壁の中の炭化が起きている可能性もあるわけなのでもう少し詳しく調べてみる必要がありそうだ。それにしても、風下側の建物は本当に跡形もなく燃え落ちているのを目の当たりにすると、火災の怖さというものを改めて感じた。建築基準法には様々な防火に関する規制があるが、地域で定める規定を順守することはまさにこういう時に役に立つのだろう。

2021/02/21

午前中、埼玉県さいたま市にて茶室を造りたいというご相談。今回のご相談は茶道を楽しむためだけの建物として専用の茶室を造る計画である。茶室は通常8畳の広間と4畳半の小間の二つを造ることが多い。もちろんそれよりもさらに小さい2畳や3畳といった部屋もあるのだが、これらはどうしてもこういう小間をほしいという場合か、通常の広さだけでなくさらに多くの茶室を造るような場合に造ることの方が多い。8畳と4畳半の二つはいわゆる基本形なのだ。さてさて、どういう茶室がいいだろうか。

裏千家は京都市上京区小川通寺の内上る本法寺前町の表千家の北側にある。僕は表さんには入ったことはないけれど、裏千家の方には何度か足を踏み入れたことがある。最近数年間の全面改修工事を行ってきれいにお色直しをしたのだが、このコロナ騒ぎで工事の後は見たことがない。良く記念撮影の場として利用される正門は寄棟造り檜皮葺の端正ある様相をしており、いかにも茶道の宗家といった佇まいである。この門をくぐって一番奥の方まで進んでいくと、又隠という茶室がある。この部屋は四畳半本勝手で床の間は南面している。この茶室は宗旦の好みといわれているが、もともとはその宗旦が利休の4畳半を好んで造ったと言われているので、この部屋を見れば利休の4畳半を想像することが出来ると言われている。

この部屋の隣には水屋がある。この水屋の向こう側にあるのが寒雲亭という8畳だ。この部屋も宗旦が隠居するために造った部屋である。ふすまは「探幽の手違いの襖」と言われている。探幽がまだ若いころ、宗旦の不在中にこの部屋を訪問し白紙の襖に無断で絵をかいてしまったそうだ。まさに書き終わろうと言いう時に宗旦の気配に慌て、仙人の手を左右取り違えて書いてしまったそうだ。僕はこのエピソードを確か関根専務理事に伺ったと記憶しているのだけれど、薄くなって見えるか見えないかの江戸時代に書かれた絵がこんな風に残っていることに感動したことを覚えている。

4畳半と8畳の組み合わせを考えるスタートにまずはこの二つの茶室を思い出してみた。

2021/02/19

朝礼終了後、各プロジェクト打合せ。

埼玉県川口市にて進行中のKさんの家が完成間近になってきた。この現場では壁の漆喰塗やタイル貼りなどのセルフビルドを取り入れているのだけれど、それらの作業も週に2回の作業日を順調に経て終盤戦に差し掛かっている。下の写真はセルフビルドでキッチンのタイルを貼っている様子だ。奥様と僕の奥様が一緒に作業をしているのだけれど、これくらいの広さの壁であれば、タイルを貼る作業自体は大体一日で終わることが出来るので以外にお手軽な作業である。セルフビルドで行う場合に設計で気を付ける点は、なるべくタイルを細かく加工しないで済むようにコンセントやスイッチなどを壁に着けないように設計する事である。完全になくすことは難しいけれど、すぐ横の壁に着けることが出来るような場合にはそうするだけで作業が断然楽になる。

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この家では天井や窓枠、階段の板や造作家具などに八溝杉を使用した。栃木県から茨城県にかけて採れる杉材はとてもきれいな木味をしており、いま日本で採れる杉材としてはかなり良質のものと言える。この杉の無垢材をふんだんに使用したKさんの家のオープンハウスを3月20日に開催する予定である。興味のある方は是非ご連絡いただきたい。


2021/02/17

埼玉県川口市にて進行中のOさんの家の現場管理。Oさんの家では「健康住宅・森の生活ー仕様」の家づくりを行っている。この仕様ではベニヤ板やグラスウールなどの工業製品を使用しないで、国産の無垢材を中心に家づくりを行うのだが、断熱材はウールブレスという羊毛を使用したものを使っている。この断熱材は調湿作用があるのが特徴で、家1件分の断熱材でペットボトル150本分くらいの水分を吸収・放出してくれるというから驚きだ。グラスウールを使用する場合は断熱材に湿気を近づけないようにするという考え方なのだが、この羊毛断熱材だと湿気をあえて近づけて吸収してもらうという考え方になる。つまり全く逆の発想なのである。再来週くらいには断熱材の施工を行う予定なのでまたご紹介したい。

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2021/02/15

ますいいでは、栗の板材を常備在庫として保管している。栗というのは最近だと岩手県や北海道で採れるのだけれど、なかなか珍しいものになってしまってきているのでどこでも手に入るというものではなくなってしまった。僕はこの材料を玄関建具の枠材とかカウンター材として利用しているのだが、欲しいと思ったときに注文するという従来の手法ではまず手に入れることはできないので、丸太を購入して製材し1年間寝かして乾燥させ、いつでも使うことが出来るようにしている。

僕がよく購入する栗の木は直径60センチほどの丸太が多い。その丸太を大体27㎜程でスライスすると、10枚くらいの板材と2本の角材が手に入る。角材は丸太の芯の左右の部分であるが、この部分は玄関枠、框などの太い材料に利用できる。丸太の価格は製材まで入れて1本3万円ほどだ。この金額は驚くほど安い。慣らすと立米当たり25万円程度の原価なので、みんなが造作材として利用しているスプルスなどの材料とそう変わらない。ただこれを使って木取をしてみると実際に使用出来るのは50%程なので、立米当たり50万円程度の予算を見て置けばよいという事になる。これもまたスプルスなどと変わらない金額なので、つまり何が言いたいかというと栗というのは丸太で購入して保管しておけば決して高価な素材ではないという事なのである。

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2021/02/14

今日は家族で畑の土づくりを行った。この時期の畑では基本的に新たな苗などを植える作業はできないのだが、3月の彼岸過ぎに行うジャガイモの植え付けなどを行うための土を造るなどの準備作業だけはやっておかなければならない。腐葉土と鶏糞を購入し畑にまいて耕運機で耕すという結構な重労働なのだが、みんなでやればそれほどでもない。2時間ほどで写真に写っているスペースが終了した。耕運機をかけると近くの木からたくさんの鳥たちがやって来る。土の中に隠れている虫をついばみにやってくるのだが、一体どこに隠れていたのやらというくらいに多くの鳥たちがいる。冬の寒い時期、掘り起こされた虫たちはきっと鳥にとっては大変なごちそうなのだと思う。

大根をもってポーズをとってるのは中学2年生の次女である。この時期の収穫は少ないけれど、大根と人参だけは採ることが出来た。こういう姿を見ていると畑作業はいいなあと思う。土を耕して自分達が食べるものを造り、自分たちで収穫してそれを料理して食べるという一連の流れは、とても当たり前の古くから続く事なのに、今の都会の生活ではなかなか体験することが出来ない特別なことになってしまっている。人間の体は食べるものでしか構成されないわけで、そういう基本的な事を再認識できる機会は大切にしたいなあと思うのである。

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2021/02/12

一昨日ストーブを設置してから毎日薪を焚いている。ストーブを設置してから僕にとってはこの空間がとても居心地の良いものとなった。朝、火をつける瞬間が楽しみで何となくいつもよりも早くアトリエに行きたくなるくらいにである。今後はますます、ストーブをお勧めしたくなったから、今日はそんな話を書きたいと思う。

住宅には重心があると良い。重心というのは何かというと、どこにいても家族みんなの意識が向かう場所とでも表現するのが良いだろうか。多くの家ではこの重心にテレビがあるのだけれど、それだとやっぱりなんか物足りないわけだ。僕はそこにストーブがあると良いと考えている。人間は本能的に火に集まる生き物なのだ。炎を見ていると、何となく心や安らぐ。語らいの口調も和らいでくる。時がたつのも忘れて生まれるひと時、それこそ本当の家族の団欒と呼ぶべきものだと思う。

蒔きストーブを注文住宅に取り入れるために、とどのようなことを事前に決めておけば良いか。そのタイミングは?

ストーブを入れるかどうかは初めに決めた方が良い。ストーブにふさわしい場所を設計するにはやはり初めから決まっていた方がやりやすい。
ストーブには薪ストーブとペレットストーブの2種類がある。薪が手に入るのであればもちろん薪ストーブの方が良いのだが、その入手が難しいなどの理由があればペレットでも同じような雰囲気は味わえる。薪ストーブに決定したら、次は機種の選定だ。輸入品の場合は鋳物製であることが多く、国産の場合は板金で造られていることが多い。これはストーブの文化の違いだと思う。国産のストーブの場合、MOKI製作所の様にスギやヒノキ竹といった日本で手に入りやすい樹種を燃やすことを前提として制作しているものもある。これはどのような樹種の薪が手に入りやすいかという問題と関連してくるが、もしも近所の山で薪を手に入れるなどというのであれば針葉樹の方が手に入りやすいかもしれない。

機種を決めたら煙突の出し方を決める。煙突の位置は機種によって異なるので決まったらストーブの図面を入手する。煙突は2年に一度くらいは掃除をしなければいけないので、屋根に上りやすいような設計をしておく方が後々の為である。あまりに急こう配で屋根の上に立つことが出来ないというような設計は避けるべきであると思う。

ペレットストーブの場合煙突というよりは、排気ガスを出すための管を壁から出すことになる。これは煙突ではないので、屋根の上まで上げるような工事は必要ない。こちらも定期的な清掃の為にテラスなどから手が届くところに設置することをお勧めする。


2021/02/11

今日は朝からセルフビルド講座を行った。コロナ禍と言う事で人数を絞っての開催なので、先月に引き続き満員御礼のご参加である。講座前半は僕のレクチャーである。今日は前回よりもセルフビルドの事例を増やして、様々な種類の工事を出来る可能性をご理解頂けるように話をした。

例えば珍しいセルフビルドの事例ということで一つご紹介しよう。ますいいでは和紙を漉いて自分で壁の仕上げとして貼るという工事を行うことが出来る。埼玉県の川島町にある岡崎さんの工房では一日がかりで天然素材の色で染めた和紙を透かしてくれる。1人工お支払いすれば当日現場に来て壁に貼る作業も手伝ってくれるのでとても良い。ビニルクロスのごとき製品に比べると完全にオリジナルの壁紙、本当に愛着のわく仕上げとなる。

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約1時間のお話の後はタイルを貼って鍋敷きを造るワークショップを行った。今日の皆様はなかなか粘り強く2時ごろまでの作業であった。小さな鍋敷きも、大きくすればキッチンの壁となる。まずはお手軽な体験をと言う事で始めた講座だがすでに4月の募集まで入っている人気講座となっている。興味のある方は早めのお申し込みをお願いします。

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午後、埼玉県川島町にて家を造りたいというNさんの土地下見。偶然にも以前造ったアスタリスクカフェの100m程先の敷地だったので、Nさんご家族と一緒にカフェでコーヒーを頂くことにした。Nさんもこのお店には何度も来たことがあるというので、僕が紹介するまでもなくすでに顔見知りだったのだけれど、カフェと皮工房の相乗効果も期待できるとても良い条件の敷地だったように思った。

2021/02/10

今日は朝から薪ストーブの設置工事を行った。まずは煙突工事である。3階建ての建物に煙突を設置する場合、やっぱり煙突は3階の屋根の上まで出さなければならないわけで、そうすると全部で10mくらいの長さになってしまう。ストーブ工事というのは実はこの煙突が一番コストがかかるのであるけれど、しっかりとした工事を行わないと煙道火災の危険もあるのでやはり信頼のできる工事店が重要だ。

今回の様にリフォーム工事で薪ストーブを設置する場合、その部屋から煙突を外に出すための外壁の穴あけが必要だ。普通の木造の建物であれば壁に450角の穴をあけることは容易である。この穴にめがね石という断熱性のある部材をはめ込み、その石の真ん中に空いている穴を煙突が貫通する事となるわけだ。ますいいの事務所の場合には深い軒の出がある屋根なので、屋根の上に煙突を出すためにはその屋根に穴をあける必要があった。この工事は通常の軒の出の住宅の場合には不要であるが、屋根に穴をあける工事となるとやはり雨仕舞をしっかりと行う必要があるので注意が必要だ。

あらかじめ大工さんや屋根屋さんが工夫して開けてくれた壁と屋根を穴を利用して、煙突を施工する事数時間、午後に入りいよいよ薪ストーブの組み立てである。今回導入したのはMOKI製作所のMD80だ。このストーブは煙が出にくい構造となっているので、町中に設置する場合にはとても良い。工事が終わりいよいよ点火である。ますいいリビングカンパニー初のストーブ、とても心地よい雰囲気だ。火を見ているといつまでもここで過ごしていたくなる。明日はセルフビルド講座、早速来てくれた方に焼き芋でもふるまうとしよう。

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2021/02/06

今日は朝から栃木県那須烏山市に来ている。家族が雪山を歩いている間に、僕はとある材木屋さんに材木の買い付けに向かった。以前から日記などに書いているが、この栃木県ではとても良質の杉が採れる。八溝山系の八溝杉と日光杉が有名なのだが、栃木県に右と左のどちらもとても良い杉の産地だ。僕が住んでいる川口市からは東北自動車道一本で行くことが出来るし、時間も1時間30分程しかかからない。とても近くにある名産地なのである。僕がわざわざ山と直接交渉する理由は、少しでも安く提供したいからだ。山で採れた丸太は製材所に運びこまれて製材される。その材料は市場に卸され、そして材木屋さんに売られて、最終的には工務店に売られてくる。でもこういう流通だとどうしてもモノの値段が高くなる。いいものは高いのは当たりまえだけれど、いいものでもなるべく源流で購入すれば安く買える。値段を上げずに家の質は向上する、こんなに良いことはないのである。

夕方よりキャンプ。誰もいない河原近くのベースでゆったりとした時間を過ごすことが出来た。今日も氷点下3度まで冷え込んでいるが、やっぱり冬のキャンプはいいなあと思う。

2021/02/04

朝8時、埼玉県川口市にて進行中のKさんの家のセルフビルド立ち合い。先週から始まっている漆喰塗のセルフビルド作業の一つである養生のテープを張る作業のスタートに立ち会った。養生テープというのは作業をしているときに窓枠や床などを汚さないようにするためのものである。なんだか目立たない地味な作業だけれど、実はプロにとっては漆喰の仕上げ塗よりもこちらの方が重要な作業であるのだ。プロの左官屋さんの場合は漆喰を塗りながらその場でこのテープを取ってしまうので、テープを丁度良い所で取り外すことが出来るように塗る方向と距離を計算して養生をする。セルフビルドでもこういうコツを習得すると作業が早くきれいにできるので大切なところである。ますいいのセルフビルドの場合、細かい部分は左官屋さんが現場で直接指導をしてくれるので安心だ。皆様もぜひ挑戦してほしい。

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2021/02/02

10時、埼玉県川口市にて行うOさんの家のリフォーム工事の家払いに参列。リフォームの前に行うお払いのようなもので、地元の氷川神社さんをお呼びしての神事である。内容は新築工事の際に行う地鎮祭に近い。僕が現場につくとすでにOさん親子がすでに現場に到着している。神主さんも荷物を運び入れるだけのところまで準備を進めていた。みんなで祭壇を組み、いよいよ神事のスタートである。

住み継がれる住宅が増えていく中でこうした神事はなんとなく必要なものだと思う。科学的根拠があるわけではないのだけれど、人間なんてそもそも科学的にはできていない。心というのは様々な感情の入ったコップのようなもの、その中身次第で楽しくもなるし悲しくもなる、そして体を壊したりの現象にもつながる。その心を良い方向にコントロールしてくれるものこそが、これまた人間が創造した宗教というものであり、その中でも神社で行う日本古来の神事というのは、とても暮らしに密接した慣習のような儀式となっているのだ。お払いが終わり、なんとなく場が清らかになったような気がする、この感覚こそがとても大切なのだと思う。

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2021/02/01

今日から事務所の屋根に穴をあける工事がスタートした。屋根に穴をあける理由は、薪ストーブの煙突を貫通させるためである。事務所の1階にストーブを設置し、外壁に出した煙突を軒裏から屋根を貫通させて上まで伸ばす、さらにその煙突掃除を年に1回屋根の上から行うことができるようにするために、バルコニーから屋根の上に上がることができるハッチを設置するという二つの穴あけ工事なのである。ガルバリウム鋼板の屋根に穴を空けるというのは僕自身初めて行った工事だけれど、大工さんと板金屋さんが力を合わせて雨仕舞もよく出来上がった。新築工事ではありえない、リフォームならではの創意工夫であった。

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