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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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増井真也日記

2021年1月アーカイブ

2021/01/16

10時、千葉県鎌ケ谷市にて新築住宅を検討中のMさんの家打ち合わせ。今日はMさんと奥様、そしてお母様の3人で会社に来てくれた。お客様の到着に合わせて茂木ストーブを庭で焚いていたのだけれど、茂木の薪ストーブが燃えている様子にも興味を持っていただいたようで何よりであった。今回はご両親の代から住み続けている古い住宅をローコストで建て替えたいとのご相談でああったが、もし気に入っていただければいずれ薪ストーブも導入していただければよいと思う。家の中に本当の炎があるというのは、何よりもの贅沢だと思うからだ。

まずは第1回目のプレゼントして、30坪程度のプランを作成させていただくことにした。Mさんたちはますいいのお客様らしい、自分の家は自分でなるべく作りたい人々であった。プランもある程度は描いてきてしまっているし、工事だってできる限りセルフビルドを取り入れたいと考えている。自分の家は自分で作るの考えがある方のローコスト住宅はとても魅力的なものになることが多い。なぜなら高い理想とそれを実現させるための頑張りがあるからである。今回も魅力的なローコストが実現することは間違いない。是非良い家づくりにご協力できればと考えている。

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午後、埼玉県坂戸市の周辺に中古物件もしくは土地を探しているNさんご夫妻打ち合わせ。ご主人は皮を使ったものつくりの人で、新たに工房兼ギャラリーを併設した住宅を持ちたいと考えている。奥様は今のところお勤めだけれど、いづれはご主人と一緒にカフェなどを営みたい。埼玉県の川島町にあるアスタリスクカフェを見てきていただいたということなので、午前中に引き続きまた、自分の家は自分で作るの種族の方である。まずは物件探しからということで、長いお付き合いのスタートというところであった。

打ち合わせを終え、夕方薄暗くなってきたころにストーブを眺めていた。薪ストーブの炎を見ているとなんだかいつまでも飽きないから不思議である。早くこの建物に本格的に導入できるように工事の方を進めていきたいと思う。

2021/01/13

朝礼終了後、地元の鋳物屋さんの事務所にて打ち合わせ。地元の大学の先輩であるMさんのお父様の絵を展示するギャラリーのような場所を、事務所の2階にある現在は使われていないスペースに造りたいというご相談である。もともとは従業員さんが住み込みで働いていた時代の住宅だった場所だから、どことなく住宅らしい間取りが断片的に残っている。今回はギャラリーとして利用できるようにほとんどの間仕切り壁などを取り払い、北側の光が安定して入り込むようなスペースとしてリノベーションしたいと考えている。

午後、埼玉県上尾市にて設計中のHさんの家の縄張り作業。大きな畑の一部分を宅地に転換してつくる住宅である。敷地には柿の木とかキンカンの木などが植わっているのだけれど、そのうち何本かは移植をしてもらう。でも大切な木々は伐採するのではなくあくまで移植するわけで、今後の庭づくりのポイントとして大切に育てられていくことだろう。家は外構にある緑と合わさることで初めて、何とも言えない魅力が生まれるものである。縄張り作業の終わるころにはHさんご夫妻と植木屋さんのOさんが来てくれた。地面に打たれた杭を頼りに建物の姿を想像しつつ、これからの暮らし方についてのお話をすることが出来て何よりであった。

2021/01/11

今日は栃木県の知人が茂木ストーブの薪ストーブを体験用として持ってきてくれた。茂木ストーブというのは長野県にある国産のストーブの会社で、海外のもののように鋳物ではなく鉄板を加工して作っているストーブである。ますいいの事務所にも薪ストーブを設置したいということで準備を始めているところだ。

ストーブの火というのは見ていてとても心地が良いものだ。火を見ていると、いつの間にかそれを眺めているだけで時間が過ぎてしまう。それに焼き芋を焼いたり、鍋を温めたりの料理にも使用できるのである。ますいいの場合は現場で発生したあまり木を薪として利用できるので燃料代も抑えられるし、その分環境にも優しい暖房ということにもなるので一石二鳥だ。問題は煙突屋さんである。知らない煙突屋さんに工事をしてもらい乃はあまりにも心配なので、川口市でいつもストーブの工事をお願いしている伊藤さんにお願いすることにした。

下の写真は埼玉県坂戸市にて薪ストーブを設置したYさんの家の様子である。ストーブの煙突が屋根の上に出ている様子も僕の大好きな景色である。寒い季節、特に雪の日などに煙突から出る煙にはどことなく人の温かさを感じるような気がする。

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2021/01/10

今日は朝10時よりセルフビルドのあれこれと題した講座を開催させていただいた。初めの1時間は僕のこれまでのセルフビルドの経験をお話させていただくレクチャー、そのあとの2時間はモザイクタイルを使用してシナ合板の上にタイルを貼る鍋敷きつくり体験の2部構成という内容である。タイル張りというのは近年とても多く採用されるセルフビルドの内容である。タイルという素材はインターネットなどでも安価に購入できるとてもポピュラーなものであるが、タイル職人さんというのはだんだんと高齢化が進み、かつ人数が減っているとても貴重な分類に入る。施工費がとても高い職種であるから、セルフビルドを採用した時のコストダウン効果は大きくなるわけである。新築工事の中では主にキッチンの前、洗面所のシンク廻りなどに多く採用される仕上げである。小さな鍋敷きでの体験も、そのままサイズを大きくすればこれらに応用できるものとなるので是非体験していただきたい。このレクチャーは今後も月に1回(次回は2月11日)開催していく予定としている。

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午後、今日は所属している裏千家の社中の初釜に参加した。とはいうものの、この事態の中での開催ということである。今回は食事は無しで濃茶と薄茶を各自で点てていただくという非常に簡略化した形での開催となった。いつものような初釜は行うことはできないし、1月のお稽古はお休みという残念なお知らせの会となってしまったが、でも年の初めにせめて顔を合わせることができただけでもよかったと思う。当たり前のことに感謝、まさにそんな一日であった。

2021/01/06

今日から仕事始め。いつもより少し早めに会社につくとすでに皆来ているようだ。なんとなく新年のスタートは気持ちが落ち着かないもので、少しでも早く準備をしたくなるものなのかもしれない。今年は例年ある新年会の類がすべて中止となってしまったので、これといって出かけるところはない。何もなくとも普段と同じような時間が流れていることを考えると、本当に必要だったものとそうでもなかったものと両方あるんだろうなあというような気もしてくる。こういう時に、実際に合う回数は減ってしまったものの、これまでより強い結びつきを感じることができるような人もあったりするのが面白いものである。

現場はすでに動き出している。今年も頑張っていい家を造っていきたいと思う。

2021/01/05

今日は9時から僕の家に集まっての会議である。何の会議をしたかというと、この春に開催する「住みやすいまち2021年 第1位」を記念しての川柳コンテストを開催するにあたっての計画を立てるための会議を行った。この住みやすいまちのランキングは、住みたいまちではなくって、あくまで住みやすいまちである。何が違うかというと、理想と現実の違い、つまり土地の価格や治安、物価、東京へのアクセスなど様々な条件を勘案した結果の住みやすさを考えた場合のNO1ということなのだ。実施しているのがアルヒという住宅ローン専門の銀行だというから、こうした事情とローンの販売実勢がリンクしているということなのであろう。

でも、もともと川口市に住んでいる僕たちとしては、やっぱり住みたいまちにしていきたいと思う気持ちは変わらずにあるのだ。

理想と現実でいうところの理想にしたい、そのための文化、そしてそのための建築デザインなんだという自負を持って仕事をしている感覚はかなり強く持ち続けている。住宅というのは外から見ればまちの景観そのものと言えるからこそ、景観をさらに良くするようなデザインに価値があるわけだと思うし、そういう街並みを造ることでそこに住んでいる人だって街をもっと好きになることができるのだと思う。住みやすいまちに住んでいる人たちが、どんな言葉を考えてくれるか、その中にある住みたいまちになるためのヒントを今後のまちづくりに生かしていけたらと思うのである。

明日からはいよいよ仕事始め、また新しい一年が始まります。皆様どうぞ今年もよろしくお願いします。

2021/01/04

朝目覚めると、確かに寒い。外の気温はマイナス7度というから当然である。でも風もないし、これくらいなら焚火に当たっていれば快適に過ごすことが出来る。火を起こしコーヒーを入れて過ごしているとぞろぞろとみんなが起き出してきた。

すぐ近くに雲海が見れる場所がある。この場所は鎌倉山といって、この辺りではちょっと有名なスポットである。下の写真は先週来た時に撮影したの鎌倉山の様子である。朝日が昇ると雲は嘘のように消えてしまうのだが、その瞬間が何とも言えない神秘的な一瞬だ。

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帰り道の川の様子。朝の静寂のなかで川の流れる音だけが聞こえる。寒いので魚は見えないけれど、この川にはたくさんの命が存在している。そしてこの先には海がある。豊かな自然を感じるとはこういうことを感じる事なのではないかと思う。

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この場所に小屋を造りたいという話を相談されたので、この時間を利用して設計をしてみる事にした。屋外での設計はとても気持ちがよい。敷地を選定して、ボリュームを考え・・・、約2時間ほどでスケッチが出来上がった。今日はオーナーさんが不在なので窓ガラスに貼って帰ることとしよう。

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2021/01/03

新年3日目の今日は、朝から栃木県那須烏山市でのキャンプに出掛けた。今日は2年生の甥っ子も一緒にきてのキャンプデビューである。キャンプ場に付くと、いつもと同じ光景に心を癒される。妻と長女が二人で買い物に出かけている間に、僕は次女と甥っ子と三人でテントの設営を行った。テントを設営して、焚火を起こし、テーブルやいすを並べて、夜の分の薪をチェーンソーで切り出して斧で割って用意する。こういう一連の作業には大体2時間ほどの時間がかかるのだけれど、自然の中で夢中になっているとあっという間に時間が過ぎで行くから不思議である。

僕たちの周りには2種類の時間が存在している。一つはカレンダーとか時計に縛られているバタバタとした日常の時間であり、もう一つは川の流れの様にただゆったりと流れている悠久の時間である。自然の中で過ごしているときに、過ぎていくことさえも忘れてしまうような時間の移ろいを、日差しの向きとか気温の変化で感じるのはとても良い気分だ。動物とは本来こんな風に生きているものなのなのだ。

夕方、喜連川の川沿いで花火が打ち上げられるというので行ってみた。昨年はありとあらゆる花火大会が中止になってしまったと言う事で開催されるらしい。30分ほどの三時間時間ではあったが、5寸玉と尺玉の大きな花火がごく近くで打ち上げられる様子は子供たちに大きな印象を与えたようだ。僕自身も久しぶりに間近で見る花火に感動であった。

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キャンプ場に帰ると気温は0度、だいぶ冷え込んできた。今日の最低気温はマイナス7度の予想である。早速火を起こし、バーベキューを始めるとだんだん体も温まってくる。ここはカヤックの師匠の好意で使わせて頂いている僕たち以外に誰もいないプライベートキャンプ場なのでもちろんすべての事は自分でやらなければいけないのだが、思いつく準備は昼間のうちにやっておいたので大丈夫だろう。極寒の中でのキャンプという事で湯たんぽを持って来たりの準備はしたが、冬山のそれと比べるとそれほどでもないようだ。学生時代の山岳部では極寒の山の稜線でのキャンプも経験した。吹きさらしの吹雪の中でのテント設営に比べたらこれくらいは天国である。

夜2時、気温はマイナス6度である。一番冷え込むのは明け方、今日の場合は6時ごろがピークだ。さすがに外で会話をするのも無理があるのでシュラフに入って休むことにした。

2021/01/01

新年を迎えた。でも今日は特にやることがない一日である。年末に茶室に飾る柳を頂いた。そして昨日は牛の香合を頂いた。しかも一重切りの竹の花入れまで・・・。これは正月飾りをやるしかない。蓬莱山飾りの類は来年の目標として、今年はここにあるもので造ってみよう。

というわけで早速の挑戦である。僕の家の床は千利休が待庵に造ったまわし床、つまり柳飾りを生けるための花入れを吊るす角柱がないのであるが、そこは天井の廻り縁から下げることで解消した。柳飾りはどんな形に生ければよいのか?こんなことやったことがないのでわかるはずがないと思っていたら、なんと妻が昨日のIさんの家でしっかりと観察してきてくれたようだ。硬くなってしまった柳をお風呂のお湯につけて柔らかくし、なんとか生けることが出来た。

軸は・・・、以前お家元より頂いた「松無古今色」の色紙を飾る。香合はもちろん牛である。花入れは信楽。生地の敷板がないので現場のあまり材で造った栗の敷板を利用する。椿の花を探すこと約20分、近所で手に入れた椿を生けたら完成である。明日は親戚を招いての初釜を行う予定だ。炭を洗ったり、お菓子を用意したり・・・、なんだか我が家に新しい文化が芽吹いたようだ。良い機会を頂いたお二人の先生に心よりの感謝である。

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