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増井真也日記

2020/05/03

連休二日目。今日は畑で作業をした。夏に向けて野菜の苗を植える作業は毎年やっているけれど、今年は少々量を多めにしてみた。通常だと日曜日も月に二日ほどしか休めないのだが、今年はほとんどすべての行事が中止になってしまっている状態なので、畑の作業がはかどりそうだというのが理由である。今までいろいろなお役を担って生きてきたものの、本業の家造りに集中し、スタッフとの交流に集中し、さらに質の良い家を造る活動に集中し、余暇は自分の好きなことを楽しく行う、そんな生活をしているとなんだか若い頃に戻ったような懐かしい気分になったりもする。そしてちょっと違った時間の流れを感じたりもする。

畑にいる時間が長くなると、小さな虫にまで目が届くようになる。グロテスクなムカデがいたり、モンシロチョウが一生懸命に卵を産み付けていたり、ダンゴムシがいつの間にか膝の上を歩いていたり、なんだかわからないけれどでっかい幼虫がいたりという具合に、普段見えないものにまで目が届くようになってくる。そんな虫たちの姿を見ていると、人間界はコロナウイルスとの戦いに奔走しているものの、それとは全く変わらない時間が流れていることに気が付く。

仕事にかかわっているときの時間の流れ、子どもたちと一緒の時、一人でカフェにいるとき、畑にいるとき、本質的な時間の流れるスピードが変化するはずはないけれど、でもその人にとっての時間の流れる速度は確実に違っている。

最近はテレワークをする人が増えているけれど、家の中で仕事をするということは、同じ空間の中で様々な時間の流れが発生することになるわけだ。夫も妻もはたまた子供たちまで、WEBを介した仕事や授業を受けていると、家という同一の空間に様々な人にとっての様々な時間軸が生まれることとなる。そうした時間軸の交差がうまくいくときは良いけれど、そうでない場合は衝突も起きてしまうかもしれない。時間の流れをうまくコントロールすることができるプランができないかなあと、なんとなく考え始めてみた。漠然としているけれど面白い考えだと思う。そしてこの騒動の後の世界でもきっと必要とされることのような気がするのである。

202005

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