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増井真也日記

2020/01/16

今日は裏千家の初釜に参加した。この初釜というのは茶家である千家が毎年同じ日に京都や東京の道場で行う行事である。縁のある方に声がかかり一年のスタートを祝ってお茶を一服いただくというものだけれど、僕はこれまで5年にわたって参加させていただいている。以前は物珍しい気持ちで参加していたこの行事も、5年も出ているとだんだん自分にとっての恒例行事のようにもなってくる。これは本納寺さんの年末お餅つき大会に参加しているときにも感じる事だが、5年くらい同じことを繰り返しているとそれが恒例行事のように感じるのかもしれない。

席中でお家元が床飾りの話をしてくれた。初釜の床飾りは毎年同じものを飾っているそうだ。そういえば何となく毎年変わらないなあと感じてはいたが、改めて言われてみないとそれすら気が付いていない自分が恥ずかしい。毎年変わらない飾りを飾らせていただけることの大切さ、である。今年も昨年と変わらないでいるということは若い時には当たり前のこと過ぎて意識をしたこともないようなことである。今の僕は45歳、ようやく人生の折り返し地点を過ぎて、なんとなくこういう言葉の意味が分かりだしてきたように思う。2011年には震災があった。昨年は台風が来た。この国は昔から定期的に災害が起き、多くの人の命が失われているわけだし、災害でなくとも戦争や飢饉、疫病などで多くの命が失われた歴史がある。こういう国に生きてきた民族だからこその毎年同じであることのありがたさ、そんなことを改めて感じさせていただいた一日であった。

夕方、埼玉県吉川市にて新築住宅兼カフェを検討中のSさん打ち合わせ。Sさんは会社を辞めてカフェを始める計画である。カフェの内装はセルフビルドで造る予定だ。もちろん厨房の機器も自分でそろえると言う。なんだかアスタリスクカフェの平山夫妻を思い出すが、カフェをやりたい人たちはセルフビルドも好きな人が多いというのは本当だ。しかもかなりセンスが良いのだ。下の写真はアスタリスクカフェの様子である。Sさんのお店もこんな風にローコストでさらに良いデザインができればよいと思う。

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