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増井真也日記

2019年9月アーカイブ

2019/09/11

10時、川口氷川神社にて新しく計画中のトイレ・倉庫棟についての打ち合わせ。今日は平面図・断面図・構造図などを用いてのご説明をさせて頂いた。神社というのは、鳥居の内側を神霊が鎮まる神域としており、僕たちはそこに入るときには手・口を清めることが習慣になっている。普段の生活の中ではなかなか足を運ぶ場所ではないけれど、お宮参り・七五三・地鎮祭・初詣などなど、年に数回は必ず参拝する場所でもある。宗教建築ということで有名な建築も多くあり、僕たち建築に携わる者にとってみれば伊勢神宮などの建築を見る事もまた一つの学びの対象ともなる。拝殿や本殿といった本格的な神社建築を造るわけではないけれど、でも同じ敷地の中に立ち並ぶ建築群を作るということでそのたたずまいには気を遣う。和の雰囲気を壊さぬように、しかも神社建築の持つ伝統の力とは別の魅力を持つ建築の形を探っていかなければならないと思う。

2019/09/10

昨日の台風では千葉県の方で大きな被害が出てしまったようだ。僕の家もの影響でよく揺れたし、川口市内でも屋根の部材が飛んでしまったなどの被害があったようだけれど、屋根そのものが飛ばされてしまったというような被害は見当たらない。しかし千葉県では停電などの被害もひどいようで、この猛暑の中でエアコンが使用できないという状況もあるようだ。またもや観測史上初、想定外・・・最近本当にこういう現象が増えているように思える。

日本のインフラが想定している風の強さとか、建物の強度とかを上回るような自然現象が起きるとき、いつも思うことがどこまで強度を強くすればよいのかの問題である。例えば今回の台風で横浜の港の壁が崩れてしまった被害があったが、あの一つの被害の状況を受けてすべての防波堤の壁の厚さを倍にするなどの行動に移ることが正しいのかはよくわからない。もしもそういう発想になるのだとしたら、国家要塞化計画のごとき方向に進んでしまうであろうが、そんなことを実行する予算もないし、そんなことをすれば美しい景観といった魅力はすべてなくなってしまうであろう。

そうではない一つの手法としては、人が暮らすエリアや地域の考え方を再構築するという方法がある。すでにこうした研究は進められているようで、僕には想像することしかできないけれど、例えば首都を移転して災害が少ない地方で皆が暮らすとか、例えば津波の被害にあった東北のように高台に人が暮らす制度を整備するとか、がちがちに固めるのではなく人のほうが移動して被害から逃げるという発想のほうが長い人類の歴史から発送するに自然な行動のようにも思えるのである。

今日は東京大学の某研究室にて会議に参加。中国の内装業界についてのお話ということで、端的に言うと中国国内の大量のマンションストックをリフォームしていくための事業展開を、日本の住宅産業をモデルに構築したいという内容であった。僕に関係があるのかないのか・・・、あんまりないような気がするものであったけれど、縁あってお話を伺ったのでお役に立てることであれば協力させていただきたいと思っている。が、しかし今の日本が抱える先の都市問題を解決する話とあまりにもかけ離れるバブル的なお話に当惑する一日であった。

2019/09/07

今日は裏千家の行事にてサンライズ九十九里というホテルに向かう。今日から二日間の研修会、初日は茶道家であるランディーチャネル先生による講演会などが執り行われ、二日目は茶会という日程である。カナダから来た壮健な初老の講師に日本文化についてのレクチャーを受けるというなんとも不思議な出来事なのだが、話を聞いてみると改めて日本人の失われているものについて考えさせられるような機会になったような気がする。

ランディー氏はもともと武道を行うために来日したという。剣道、弓道、合気道などの様々な武道を習得しているうちに、心のうちの何かも鍛えたくなったという。そこで出会ったのが茶道ということであった。今ではたまたま性に合った茶道を自分の主な道として取り組んでおり、武道はたまにしかやらなくなったという。でも主軸の道があることがいかに素晴らしいことか。日本人はどうしても仕事中心の人生を送りがちだし、仕事こそが人生の主軸のごとき錯覚を抱きがちでもある。少なうとも今どきの日本人がオリンピック選手のごとき人々は別として、武道を人生の道として仕事を二の次にするような人はあまりいないであろう。Tシャツに短パンの荷と目を気にしない格好で現れたランディー氏の様子が、なんとなく輝いて見えたのであった。

2019/09/04

朝7時過ぎに事務所を出発して埼玉県草加市にて進行中のYさんの家の現場管理へ。Yさんの家では上棟後の大工さんの工事をしている。現在のところは間柱を取り付けたり、金物を締めたりの作業である。現場には木の香りが漂っているのだが、木造住宅の現場の最も良いところはこの匂いだと思う。RCのマンションの改修工事などをしていても、こういう感覚を味わうことはできないもので、やはりある程度のボリュームがある柱や梁といった構造材の存在が木の空気感を作り出すのだろう。

続いて14時より埼玉県桶川市にて進行中のAさんの家の現場管理へ。現在床を貼ったりの作業を行っているところである。いよいよ茶室の内装工事に移ろうということで大工さんもピリピリ感が漂っている。この茶室の床柱には北山杉の天然絞りの丸太を使用することとした。床框も同様に北山杉の天然絞りである。落とし掛けは杉の赤。1000×900もある大きな琵琶棚の天板には同じく杉の無垢材を使用している。普通の仕事と異なり和室の造作に使用する銘木というのは材料費が異常に高い。そういう材料を扱って作業をするということはそれなりの緊張感を伴うものであって、自然と現場はピリピリムードになってしまうのである。

2019/09/03

今日は朝からテレビ撮影の立ち合いである。埼玉県の蕨市という小さな町で一昨年行ったリノベーションの仕事で造ったカフェ兼住宅を、辰巳拓郎の家物語という番組が取材に来てくれた。雑誌に掲載されていたものを見て取材の申し込みがあったのだけれど、クライアントのAさんのご都合と辰巳拓郎さんのご都合が奇跡的に調整できたので今日の撮影となったというわけだ。

午前中は台本の読み合わせをしたり、テレビの中で使用する建物のシーンの撮影をしたりの準備である。そして午後からはいよいよ辰巳拓郎さんが参加しての撮影が始まる。ちょうど現場の近所にある、日頃よりお世話になっている栗田商店の栗田社長にご協力いただき、会社の一角を辰巳拓郎さんの控室に使用させてもらうことができたので、なんだかとってもアットホームな撮影現場とすることができた。テレビ撮影などめったにあるものではないから、やっぱり日ごろからお世話になっている方々にも喜んでいただきたいと思うわけだし、それでまたますいいの家造りが好きになってくれたら何よりもうれしいことだとも思うのだ。テレビには担当の和順君とクライアントのAさんが出演することにした。和順君はものすごい緊張感だったけれど、でも良い経験になったのではないかと思う。よい仕事をしてそれを多くの人に知っていただくことは僕たちにとってとてもうれしいことなのだ。10月の放送・・・、楽しみに待つこととしよう。

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Aさんの家のリノベーションでは、古い部分をすべて新しくしてしまうのではなく、構造補強や間取りの変更などを行いながら古いものの良さを生かすようなデザインを心掛けている。写真に写る欄間ももともとあったものだし、右端の障子ももともとは和室の間仕切りをしていたものを窓際に移植して利用した。こういう古いものというのは何とも言えない味がある。こういう味は塗装で再現しようとしてもできるものではない。時間をかけたものだけが得ることができる特別なものなのだ。

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2019/09/02

午前中は事務所にて雑務。

10時より、田部井君と吉村さんと一緒に現在埼玉県川口市にて設計中のMさんの家の見積もり作業を行う。約70坪ほどの住宅の見積もりとなると、約30ページくらいの結構なボリュームとなる。柱1本1本を拾い出し、そこに金額を入れて、合計金額を算出していく作業はなかなか大変なのだ。

12時、川口市にてお世話になっている建設会社の社長さんと一緒にとある農地を見学に行く。共通の知人が空き地を購入し、そこの一部を農地として利用しているのだが、いよいよ全面的に造成工事を行い利用するにあたってのアドバイスを求められた次第である。僕が妻と二人で畑作業を始めたのは今から6年位前だろうか。初めは35㎡しかない貸農園で始めたのだけれど、今では600坪の農地をお借りしてその半分くらいを使って畑作業を行っている。基本的には普通の路地農園と同じだから季節ごとに一家で食べるための野菜を作っている。今の時期はゴーヤなどの夏野菜が終わりを告げて、サツマイモなどが収穫を持っているところに、じゃがいもの植え付けなどがちょうど終了した段階なのだけれど、いつもいつもくるくる回っている感覚で、その動きとともに季節感を味わうことができるのが楽しみだ。今年のように天候不順で夏野菜がだめだった年は以前にもあるのだけれど、でもそれはそれで全く採れないわけではなくって我が家の分くらいは何とかなる程度には採れるのである。

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