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ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

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増井真也日記

2019年8月アーカイブ

2019/08/31

朝10時、北の常緑ハウスのクライアントのKさんからご紹介されたSさんご夫妻ご相談。

Kさんの家は、かまぼこのような形の屋根に包まれるスペースを2層に分けて、両側に吹き抜けを設えた木造2階建ての住宅である。小さな川に面した土地で、川沿いには緑道があり多くの緑をまるで自分の庭のように楽しむことができる。Kさんとは土地探しの段階からご相談を受けていたのだけれど、納戸か土地を見に行くといつも川がそばにあったことを覚えている。こだわりぬいて土地を探していたKさんは、最後には自分自身で空き家を見つけ、土地の所有者を探し当てて直接購入の交渉をしてしまうという、不動産屋さん顔負けの行動力でこの土地を手に入れた。だからこの土地の緑に対する思い入れというのは強くて当然なわけで、当たり前のように緑が主役の家となったわけである。下の写真がその外観。大きな窓から緑の景色をふんだんに取り入れているのがわかる。

Kさんの家は渡辺篤史さんの建物探訪なるテレビ番組にも登場したことがある。そんなKさんのご紹介のSさんの家は、狭小地に建つ3階建て住宅となる予定だ。まずはプラン検討からスタートしよう。

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2019/08/29

10時、地元の某店舗にて浄化槽の本下水に切り替える工事についての見積もりヒアリング。30年以上も前に建てられた店舗ビルということで、どのトイレの排水がどこの浄化槽につながっているなどの図面情報がまるでない中での見積もり作業である。そういう場合はどうするのかというとこれが意外と原始的な手法しかなくって、一つ一つのトイレを流してみてはこのトイレの排水はこちらの浄化槽に来ているなあと記録を取り、ということはこちらのトイレも同じ浄化槽に来ているのだろうと予測をつけては実験を繰り返し、どこに行っているのやらわからない手洗い器を見つけては水を流し続けてその行き先を調べだすという作業を繰り返した次第である。二つの浄化槽となぜあるのかわからないグリストラップの調査を終えて12時帰社。

途中畑によって収穫作業。今年の夏野菜は生育があまりよろしくない。茄子も早い時期に終わってしまったし、例年だと取れすぎて食べきれないしし唐もなんとなく元気がない。長雨による日照不足やそのあとの猛暑というこれまでの日本の夏とはどこか違う気象条件に野菜の方はなかなかついていけないのであろう。

15時高崎駅にて旧知の知人に会う。古いご縁で無理を言い、今度の分室づくりにご協力をしていただいた。やはり人の縁だなあの感である。

2019/08/27

午前中は各プロジェクト打ち合わせ。

近年団塊の世代の高齢化により、職人さんの不足が叫ばれている。大量に東北地方などから出稼ぎにきた労働力が、バブル経済等の時代背景に合わせて建設産業に従事し、まだ工業化がそれほどされていなかったモノづくりの中で技を磨き、バブル崩壊とともに多くの人が職を失い今に至るわけである。近年の建設ラッシュの中では、こうした職人さんのうち今でも続けている人たちが数少ない手仕事のできる大工さんとして重宝されているけれども、今から10年もすれば、プレカットではなく手刻み仕事を経験したことがあるような職人さんは皆、高齢化により大工さんをやめてしまうであろう。こういう状況の中で、改めて技術力のある大工さんを目指そうとする若者の動きもあるようで、設計のできる大工さん、数寄屋技術を持つ職人さんといった失われつつある職人が若い世代から生まれてくる可能性を感じるから楽しみでもある。

こういう話というのは何も今に始まったことではなく、古代ローマ時代においても同じような話があるから面白い。コンスタンティヌスの凱旋門は315年にローマに建てられたが、この建築を飾る彫刻の多くはこの門の建設よりも200年ほど前に造られたものを皇帝の顔の部分だけコンスタンティヌスに修正し、はめ込んということである。しかもその理由は優れた工匠がいなかったからというから面白い。315年・・・、いったい何があって職人さんが少なくなったのかわからないけれど、昔々にも今と同じような時代があったのだ。

ますいいリビングカンパニーの設立当初は、工務店という組織形態は地に落ちていた。手抜き工事などで信用を失墜し、ハウスメーカーの下請けしかできないような組織しか存在しないような状況であった。そのような中で設計事務所が工務店機能までを兼ね備え、社会に必要とされる組織を造ろうと始まったのがますいいリビングカンパニーの活動である。2000年当時に早稲田大学の石山修武研究室のゼミで議論を重ね、建築家が小規模住宅を手掛けるのであれば、コンストラクションマネジメントとコストマネジメントも同時に手掛けることでコストダウンを実現し、さらには10年保証などにもしっかりと対応できる組織であることが望ましいという理念に基づき造り上げた。かれこれ18年に及ぶ活動の末に、この業態はだいぶ広まってきたように思える。デザインビルドなる新しい分野も確立したような気もする。

問題があって、それを解決するための理念が社会を変えると、問題は次のフェーズに移っていく。つまりこういうことには波がある。波のうねりの中で様々な状況に変わりゆく社会の中でいかに優れたものを作ることができる状況を造り上げるかが工夫である。

リノベーションの中で古いものが新しいものと結びついて作り上げられる魅力・・・古いものを集めるための解体工事業者との結びつき・・・古きよきものの再利用による美しい工芸的な建築の創造、ローマ時代の活動に通じる工夫がここにもあるような気がするのである。

2019/08/24

朝10時、埼玉県坂戸市にて設計中のYさんの家の打ち合わせ。今日は実施設計の途中段階ということで、階高の調整などの設計変更などについてのご説明を行った。この住宅では平屋のようなL字型の平面プランを採用し、1階南棟にダイニングキッチンを配し、中央棟にリビング、東棟に寝室を配置している。ダイニングキッチンの棟は階高を低く抑えた勾配天井の空間で、屋根の上に乗ることができる。片流れの屋根から地面までの高さは飛び降りてもいいかなあくらいに思えそうな高さに抑えている。本当に飛び降りたらけがをしてしまうのでそんなことはしないのだけれど、それくらいに大地と近い距離に屋根があることが良いかなあと思うのである。リビングの棟は逆に天井高さを高く設定しており、しかも吹き抜けがあるので開放的な空間となっている。天井高さの低いLDKを通り抜けて一気に広がる開放的なリビングとすることで、印象の変化を大きなものとなるように操作した。次回に向けてさらなるスタディーを進めていきたいと思う。

14時、リビングデザインセンターOZONさんよりご紹介されたHさん打ち合わせ。現在土地探し中ということで、家づくりの流れなどについてのお話をさせていただいた。

17時、埼玉県川口市にて進行中のシェアハウスの現場にて大工さんとの打ち合わせ。18時ごろまで。

2019/08/23

朝10時、所要にて石山修武先生と東京大学の福武ホール前にて待ち合せ。この福武ホールというのは安藤忠雄さんによる設計で、コンクリート打ち放しのデザインが印象的だ。建物は地下に埋め込まれており、地上には2層だけが顔を出している。大きく出た庇のかかるスペースの向こう側には、横長のスリットが開けられたコンクリートの壁が立っていて、その向こう側の通路と建築の領域を区切っている。学校の公開日だったのだろうか?中学生の団体やらいかにも小学生の子供を連れたお母さんやらの姿が目に付いた。それにしても久しぶりに東京大学に足を運んだが、そのスペースの広さには改めて驚かされる。早稲田大学の理工学部とは比べ物にならないんだなあこれが。やっぱり国立大学の力なのである。

13時、埼玉県川口市にて計画中のシェアハウスについての打ち合わせ。いよいよ解体工事が始まり、内装の工事契約に向けた最終段階の打ち合わせを行っている。15時ごろまで。古い建築を再利用することには、これからの僕たちの存在意義があるような気がするのだけれど、ロンドンのアーセナルFCの本拠地だったハイバリースタジアムの場合は、スタジアムが高級マンションにリノベーションされているという事例もある。かつてグラウンドだった部分は中庭として利用され、スタジアムのゲートはそのままのデザインで保存されており、ファンの思い出の場所ともなっている。東棟からセンターガーデンに抜ける通路は、スタジアム時代に選手たちが控え室からピッチに向かうときに使ったプレイヤーズ・トンネルで、サッカーを愛するものなら誰でも胸が高鳴ってくるような場所となっている。もしこれが日本だったら・・・例えば川口市内にあるオートレース場が再利用される場合の再開発だったりするのかもしれないけれど、つまりは町に潜む記憶を生かしながらリノベーション事業を進めていくということの大切さは、規模にかかわらずこれからのまちづくりのカギとなるような気がするのである。

2019/08/20

朝7時に家を出て、埼玉県草加市にて進行中のYさんの家の現場へ向かった。今日は上棟工事の二日目である。お盆休みは猛暑でどうにもならなかって天候も、急に涼しくなってくれたのは良いのだが、その代わりに朝から土砂降りの雨ということでなかなかうまくいかないものである。この雨はピンポイントで降るようで、10時ごろにはすっかりと晴れ上がった。日本の夏もなんだか東南アジアの国々のような気候になってきたなあの感なのだけれど、これならこれで何とか進めていかなければならないのであるから屋外作業を基本とする建設業は大変だ。しばらくの作業をチェックして事務所に戻る。

2019/08/19

今日から仕事始めである。夏季休暇中の猛暑が継続したらどうしようかと考えていたけれど、幸い休み明けから気温が下がってくれた。今日は埼玉県草加市にて進行中のYさんの家の上棟工事である。現場には二人の鳶さんと大工さん、そしてますいいからは渡邊君が立ち会っている。少々不安定な天候だけれど、38度の猛暑よりは良い。

いくらなんでも38度の中での上棟作業は危険すぎると思い、空調服などを用意していたのだが、それも使用しないで済んだ。空調服というのは洋服にファンがついている服である。風が送り込まれるとまんまると膨らむので見ていて滑稽なのだけれど、試しに着てみるとこれが予想以上に涼しさを感じるから驚いた。それにしてもこんなものを着ないと工事ができないような気象条件になってしまったという事実が、何とも言えない疑問を感じる。人は科学の進化を利便性や経済のためには使用するが、地球の環境保全のためには致命的な状態になるまで使用できない習性があるということはわかりきっているのだけれど、でも猛暑の中で作業をするためにリチウム電池を背負ってファン付きの服を着て作業をしているのはまるで火星探査の作業をしている宇宙飛行士のごときに異様な光景に映るのである。

気温上昇の傾向がこのまま続いて、もしも40度を超えるような状態が普通になってしまったらどうなるのだろうか?その状況だとおそらく夏場の屋外作業は命がけのものとなるので避けざるを得ないだろう。一年のうちの8月を作業できない月と定めて、それ以外の11か月で作業を行うようになれば、当然労働の単価は上昇せざるを得ないものとなるのだと思う。作業量も12分の1が減少するわけで、例えば屋根作業とか基礎工事などの炎天下で行うしかない作業については労働力不足の問題も出てくるかもしれない。いったいどうなってしまうのかの行きつく先は、やっぱり高性能の空調服か?悪い方向への追いかけっこ、いったいいつまで続くのだろう。

2019/08/17

夜通しのドライブを終えて朝10時ごろに帰宅。幸い渋滞に巻き込まれることもなく無事に家までたどり着いた。この時間の自然渋滞はあり得ないので、事故さえ起きなければ渋滞に巻き込まれることもないのだが、やっぱりなれない夜中の運転で事故が多いのも事実である。家につくと少々の仮眠をとってシャワーを浴びる。なんとなく夜中の運転でたまっていたけだるさも取れ、霧がかかったような頭の中もさっぱりしてきた。こんな状態で運転していたのだから事故がないほうが不思議なくらいだが、不思議と緊張しているときは気が付かないものなのだ。

14時、近所の増幸さんにて茶杓つくり体験講座を受講。17時過ぎまで。

18時、東京ミッドタウン日比谷3階「そばかみ」にて会食。この建物は旧三信ビルと旧日比谷三井ビルの跡地で、都市再生特別地区制度などを活用して、双方のビルの間にあった道路を廃道にし一体開発した。マスターデザインアーキテクトはホプキンスアーキテクツ、都市計画・基本設計・デザイン監修は日建設計が行った。まさに日本を代表する商業ビルである。会食は遠くまで帰る人の終電に合わせて22時30分ごろまでである。23時過ぎ帰宅。さすがに疲れてすぐに床に就いた。

2019/08/16

今日は永源寺町まで足を運んで日登美美術館とヒトミワイナリーを訪れた。50歳半ばまで大阪のアパレル商社を営んでいたオーナーが、社長業を引退して始めたワイナリーである。バーナードリーチとの交流が深かったことから300点以上のコレクションがあり美術館まで作ってしまったそうだ。美術館が収められている特徴的な建築も面白い。誰が設計したのか知らぬが、設計者も施工者もだいぶ苦労した後がにじんでいる作品である。

リーチの作品は、僕から見るといわゆる民芸の陶芸であるように感じた。六代乾山に弟子入りし、柳宗悦による影響を受けて、陶芸の道を古き良き中国宋時代や日本の民芸の中に見出したリーチの作品は、その後の棟方志功らにも影響を与えたというから面白い。民芸とは人々の暮らしに結び付いた機能と美の融合である。この考えは工務店機能を兼ね備える建築家集団が設計する住宅という形にも通じるものがあるような気がする。こういう民芸作品が時を経て美術館に展示されているのを見ると、ものづくりはやっぱり一生をかけて行う価値のある行為だなあと思うのである。

2019/08/15

夏季休暇中日。滋賀県の実家はエアコンが一台しか設置されていないのだけれど、舗装されている道路が少ないせいか、はたまた気持ちの良い風が吹いているせいか、エアコンなしでも何とか過ごすことができる。以前に安藤忠雄氏が、東京都に風の道を造るという計画を発表していた記憶があるけれどあれはいったいどうなったのだろう。今のところ知る限りではそのような本格的な計画がなされているという話は聞いたことが無いけれど、そもそも風の道を造るなどという大それた都市計画がそうそう実現するはずもないのであろう。例えば農地だったところが宅地造成されたりという具合の都市の成長などの場合、一度膨らんでしまえばそれを元に戻すのは拡大するよりも数倍の苦労を必要とする。だからこそ滋賀県のように自然が多いところでも、慎重に農地の宅地化などの開発を進めていって欲しいと思うのである。

特段やることもないしとにかく暑いから外に出歩きたくもない。というわけで早朝に1周5キロほどの以前からなじみの道をジョギングしたり、近所の公営プールに行って泳いだりという具合に、普段はなかなかできない運動をする日々を過ごしている。これはこれでとても贅沢な時間である。ぷっくらと膨らんだ稲穂が揺れる田んぼに沿って歩いていると、なんだか甘い匂いがしてくる。イノシシが荒らした跡がくっきりとまあるく踏みつぶされていたりする様子を見るのも面白い。シラサギが強風の中を優雅に飛んでいたりもする。道にはめったに車が通ることもないし、そんな道には多くの虫たちが自分の家のように過ごしている。とにかく田舎なのである。

2019/08/13

ようやく太陽が出てくると、運転していてもなんとなく安心感がある。夜中の運転になれているとは言うものの、やっぱり明るいほうが良いに決まっている。いつもはそのまま滋賀県まで走り切ってしまうのだけれど、今回はゆとりをもって途中下車の旅をすることにした。まず最初の目的地はタイルで有名な岐阜県の多治見市に向かった。ここには藤森照信先生が設計をした多治見市モザイクミュージアムがある。タイルに使用する粘土を掘り出した土の山をイメージしたという特徴的な外観は藤森先生らしい印象を与えるもので、玄関庇やら雨どいやらの部分的な装置もとてもかわいらしく作り込まれていて面白いものであった。あいにく定休日ということで中までは見ることができなかったのだが、すり鉢状に彫り込まれた敷地、その底部から入り込むように計画されたエントランスは特に印象的なものであった。

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続いて愛知県犬山市にある明治村を訪れた。明治村は谷口吉郎先生の進言でできた施設で、消えゆく明治時代の名建築群を後世に残すために造られたものである。ここにはかの有名な旧帝国ホテルのエントランス部分が保存されており、今では中に入り込んでその建築を実際に体感できるようになっているから面白い。しかも施設ん館長さんは僕も大学時代に教えていただいた元早稲田大学教授の中川先生とあっては一度は行ってみたいと思っていた施設であるのだ。

この帝国ホテルというのはまだ日本にまともな西洋形式のホテルがなかった時代に明治政府の要請によって造られたものである。鹿鳴館にほど近い場所にアメリカの建築家フランクロイドライトの手によって設計された建築は、アジア的な形態や大谷石のような日本的な素材などが絶妙に有機的に表現されている何とも言えない建築であった。建築界のノーベル賞といわれるプリツッカー賞の最近の受賞者がとても地域的な建築の設計者たちであることを考えると、もしかしたらライトという建築家は時代を先取りしていたのではないかと思えたりもするけれど、とにかくこれでもかというくらいに彫り込まれた彫刻的な細部には、まさに神が宿るような感覚を覚えるのであった。

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午後、ようやく滋賀県の妻の実家に到着した。2年ぶりの帰省である。ゆったりと過ごしたいと思う。

2019/08/12

お盆休み二日目。今日は自宅の塗装作業を行うことにした。あらかじめ大工さんによって造ってもらっておいた間仕切り壁にジョイントテープとパテ処理を行い、やすりをかけて、再びパテ処理を行って塗装下地を作ると、ようやく最後の仕上げ作業の塗装作業に入ることができる。朝一番から作業を開始して塗装に入ることができるように段取りが終わったのは16時ごろであった。やっぱり塗装工事というのは、漆喰よりも平滑な下地面を要求されるために段取りが余計に大変なのだ。

塗料は普通の水性塗料である。アクセントになる壁を造ろうということで若干グリーン系の色のある塗料を選んだのだけれどなかなかの仕上がりである。塗り始めてしまうとあっけないくらいの時間で作業を終えてしまった。表面が乾燥するのを待ってマスキングテープをはがすと完成である。なかなかの出来栄えに満足の一日であった。

終了後すぐに就寝。

夜中2時起床。家族全員を車に乗せて一路滋賀県に向けて出発した。今から6時間ほどの旅である。首都高速~東名~名神、この道を走って関西に向かうのは何回目であろうか。22歳に社会人になるとすぐに大阪支店に配属されて、そのころから関西と関東の往復の旅を始めたからもうかれこれ23年の年月になる。それが縁で滋賀県出身の妻とも結婚したのだけれど、それからもたいていは年に数回の往復をしているので・・・、おそらくは50往復くらいはしているのではないかと思う。初めはすごく遠く感じた道のりも今ではちょっとしたドライブ感覚で移動できるようになってしまった。慣れというのはすごいものだと思う。

2019/08/11

今日からお盆休みである。今年も日曜日から日曜日までの8日間、わりとゆったりとしたお休みを設定することができた。というよりは無理やりの設定である。こうでもしない限りは長期休暇の取得などなかなかできる事ではないのでまあ良いのだ。

今日は朝8時から自邸のキッチンの壁等へのタイル貼り作業を行った。キッチンの壁は面積が1.2㎡ほど、壁にはコンセントがあるので少々の加工が必要である。割付をすると左右はちょうど貼ることができる。上下は下から詰めていくと吊戸棚の下に1センチほどの隙間ができてしまうがこれくらいならコーキングで逃げられそうだ。僕にとっても初めての作業なので、初めの2時間ほどは滝本君に手伝ってもらいながらの作業となったが、すぐにコツをつかむことができたので10時ごろには帰ってもらうことができた。一番の難所はコンセントの周りのタイルカットである。凹型に加工するのはサンダーによる手加工となるが、これがなかなかの緊張感だ。木の場合は小学生のころからサンダーを使って父の工場の鉄製品のバリ取りなどを手伝っていたので、どうってことはないのだけれど、クライアントによるセルフビルドとなるとなかなか難しそうな作業である。セルフビルドのタイル壁にはスイッチコンセントは配置しない・・・、これは教訓にしたほうがよさそうだ。

夜7時ごろ作業終了。さすがに暑さにばてた一日であった。

2019/08/10

朝一番で千葉県市川市にて計画中のIさんの家のプレゼンテーション。今日は第1回目のプレゼンテーションということで、1/100の図面と模型を用いてのご説明を行った。この住宅はお母さんと娘さんが二人で暮らす2世帯住宅である。上下階に分かれた完全分離型の2世帯住宅ということで、各階のプラン、動線、光の取り込み方などについて議論を深めた。12時過ぎまで。

続いて埼玉県和光市にて竣工したKさんの家の現場確認。木造2階建ての住宅で、外壁にはモルタル仕上げとガルバリウム鋼板仕上げを採用している。1階にリビングを配置し、2階には子供室と寝室を設えた。完成してしばらくしての訪問ということで、いくつかの残工事についての打ち合わせを行った。

明日から一週間のお盆休みに入る。それぞれみな思い思いに過ごすようだが、関西地方に近づいている台風が気になるところだ。広島・島根・高知・・・なぜかますいいは関西地方の人間が多いので、皆無事に過ごすことを祈るばかりである。19日からの仕事再開に向けてしっかりと充電してきたいと思う。

2019/08/05

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。

13時過ぎ、群馬県前橋市にある賃貸倉庫の見学へ。この物件は、今度開設する予定の群馬分室の候補地だ。柳沢君の地元にほど近い場所にあり、高崎インターからも車で5分ほどの好立地にある。広さはちょうど30坪ほどであろうか。水道と下水がないのが少々気になるところだが、隣地にあるオーナーさんのご自宅の設備に接続させてもらうことができれば、なんとかなる可能性もありそうなので不動産屋さんに調査していただくことにした。川口市からは片道2時間ほどのドライブである。関越自動車道のこの往復を今後も繰り返すことになるのであろう。

2019/08/04

今日は家族とノルウェーから来日している妻の妹、その友人のアメリカ人手話通訳士のArisonさんといいうメンバーで山梨県の勝沼まで足を運んだ。二人は2日から我が家に泊まっているのだが、英語しか話すことができないArisonさんと、手話しかわからない義妹とわずかな英語しかできない僕の家族の会話は、あちらこちらで通訳をしながらの意思疎通という普段はあまり経験することが出来ない混乱状態である。でも混乱状態であればあるほどになんだかおもしろい空気感になっていき、この二日間の夕食会は毎晩が大盛り上がりであったのだ。3日目の今日は会話も大分慣れてきてスムーズにコミュニケーションがとれるようになってきた。勝沼駅を降りると、山梨県の裏千家のメンバーが出迎えてくれ、そのまま勝沼ぶどうの丘まで連れて行っていただいた。

この町はどこもかしこもぶどう農園である。白ワインを作る品種が多いと聞くが、ほかの作物に比べると面積当たりの収入が多いというので日本では珍しく農業で成功している街と言えるのだろう。地元のぶどうも使用しているワイナリーも多数あるようで、このぶどうの丘では試飲しながら気に入ったワインを購入できるコーナーなども運営されている。当日も多くのお客さんがワインの試飲を楽しんでいた。この場所は何と鎌倉時代に日本で初めてぶどう作りが行われた地であるという。そんな昔からぶどうが造られていることにも驚くが、明治時代にはワイン用のぶどうの試作などにも挑戦していたようだ。残念ながらその試みは気候との不調和によりあまりうまくいかなかったようで、現在つくられているぶどうはほとんどが生食用で、ワインの原料となるぶどうは輸入品に頼っているのが現状らしい。

会場につくと簡易な茶会でお出迎えされ、そのままバーベキュー会場に移動した。38度の猛暑の中で溶岩を熱したバーベキューはなかなかハードなものだったが、これもまた思い出である。最後はぶどう狩りを体験して終了した。

2019/08/01

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。

終了後、事務処理業務など。ますいいリビングカンパニーは工務店機能を兼ね備えた設計事務所である。個人が建てる小規模の住宅であれば、設計事務所と工務店機能を分けることで発生するダブルの経費をかけるよりも、一つにまとめることでコストダウンを図り、その分でローコストでこだわりの住宅を造り上げるための体制である。

ますいいでは設計図面に基づいて積算を行い、契約を行ったのちに工事に移るわけだけれど、その工事段階では契約書に基づいた発注作業と現場管理を行って、最後に工事完了後の支払いを行うわけだ。支払いのタイミングは月に1回やってくる。現場の進行状況に合わせた出来高払いなどの場合はその状況と照らし合わせたりの作業も必要となる。なかなか大変な作業なのである。

201910

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