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増井真也日記

2018/12/27

GA JAPANを読んでいたら、その中で内藤廣さんがこんなことを言っていた。

・社会が情報化していく中で、建築にしかできないことがあるとしたらとても高いハードルだと思うけれど「モノの存在感」じゃないかな。・・・

先日購入した栗の幕板とキハダのカウンターが出来上がったので渡邊君と二人で事務所に持ち帰ったのだけれど、やっぱり無垢の木は何とも言えない味がある。特にこういう広葉樹には、広葉樹にしかない表情があって、まさに「モノの存在感」があるように思える。今の日本で広葉樹が採れるのは岩手と北海道が中心だ。昔はどこでも採れたのだろうが、日本の普通の山は杉と檜ばかりになってしまっているのでなんとなく限られたものとなっている。時代が高度化すればするほどに、どんどん手に入らなくなるもの、そんなものの一つである。本来は自然に生えてくるものなのだ。人間が必要以上に余計なことをしなければ誰にでも簡単に手に入るものが、社会が高度化するほどに手に入りずらいものとなる。こういう現象はいろいろなところで起きているように思う。だからこその建築ではないか。

アンリアルを語り、アンリアルの世界の中で娯楽を楽しみ、それだけで大方の精神的満足を得ることができるような気がする世代がいる。驚くことにこの世代は例えば焚火をしたことが無いとか、車を洗ったことが無いとか・・・、僕の世代ではあんまり考えられない程に現実の行為、経験の欠落が見える。建築はリアルだ。材料があり、それを組み立てる職人がいて、組み合わされるディテールがあって、そしてその中で実際に人間が行動する、どれをとってもリアルである。リアルに物を作るときにアンリアルな発想はあまり役に立たない。モノの存在感・・・、改めて考えるべきことだと思う。

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