ますいいの運営するノンプロフィットレンタルアートギャラリーとギャラリー。各アート作品の展示・販売をするショップとなっております。

公式サイト>

ますいいでは、古くなった物件を壊すことなく次の世代に引き継ぐお手伝いをしております。

詳細情報>

ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

ますいいリビングカンパニー|埼玉県川口市

ますいいについて/about us
作品集/gallery会社概要/corporate現場進行中/project仕事の進め方/workflow
増井真也日記
田村和也雑想設計室雑感
お問い合わせ/contact

top > 増井真也日記 > 2018/8/31

増井真也日記

2018/08/31

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。

11時、東京都台東区にて進行中のSさんの家の現場確認。現場では和順君が清掃作業を行っていた。すでにセルフビルドが80%ほど終えたところだろうか。漆喰の壁はほぼ塗り終わり、場所によっては塗装の仕上げも施されている。キッチン前の壁のようにタイルが張られるのを待っている場所もある。

ますいいでセルフビルドを取り入れる場合、半分くらいのケースでは補助のための職人さんを何人か呼べるように見積もりを行っておくことが多い。本当にすべての作業を自分自身で行う覚悟があればよいのだけれど、やっぱり夏の暑さだったり、そもそも初めて行う不慣れさがあったりで、お手伝いをしてくれるプロがいるのといないのとでは、その作業の大変さにだいぶ差がある。でも、この現場のセルフビルドは職人さんの補助人工を当てにしていない、つまりはすべての作業をクライアント自身が行うセルフビルドであるからすごいのである。

実はクライアントはかつて塗装職人をしていた経歴の持ち主だ。左官職人ではないけれど、建築の仕上げ工事をやったことがあれば大体の感覚は身についている。だから左官仕上げも結構上手にできている。でも塗装仕上げはすごく上手にできていて、当然のことながらプロとしての仕事が施されている。なかなか良いのである。

日本の住宅は、必要以上に精度を求めるがゆえに非常に高価になってしまう傾向がある。でも住宅というのはもともと人が住むことができればよいのであって、そこに施される仕上げというのは風合いや雰囲気がよろしければ、角がぴったり合っているなどの精度が本質的に重要なのではないのだと思う。もちろんそういうことが大切だと思う気持ちもある。そりゃあ、より手間をかければ、より精度を求めれば、より良い材料を使えば・・・それは良いに決まっている。しかし、そういう縛りから逃れられないで、結果的に自然素材などを利用するためのコストを下げることができずに、すべての仕上げがビニルクロスになってしまうような建売のような結末に至るのは本末転倒な選択だ。

Sさんの家では、漆喰が天井まで塗られている。ちょっと雑なその仕上げが、完成した時の雰囲気をとても柔らかいものしてくれるような気がする。出来上がるのがとても楽しみな住宅である。

20180831.jpg

20180831-2.jpg

201809

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
page top