ますいいの運営するノンプロフィットレンタルアートギャラリーとギャラリー。各アート作品の展示・販売をするショップとなっております。

公式サイト>

ますいいでは、古くなった物件を壊すことなく次の世代に引き継ぐお手伝いをしております。

詳細情報>

ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

ますいいリビングカンパニー|埼玉県川口市

ますいいについて/about us
作品集/gallery会社概要/corporate現場進行中/project仕事の進め方/workflow
増井真也日記
田村和也雑想設計室雑感
お問い合わせ/contact

top > 増井真也日記 > 2018年8月アーカイブ

増井真也日記

2018年8月アーカイブ

2018/08/16

朝5時、目が覚めたので外を見ると雲一つない快晴だ。こんな時は畑に行くに限る。昼間は信じられないくらい暑くても、早朝は気持ちが良いものだ。今の気温は28度、まあこれくらいなら外で作業をしても何とかなるだろう。

畑までの道のりの途中にはユニディ―というホームセンターがある。まだ開店の時間ではないので、まずは直接畑に行って、こまめをかける作業やら畝づくりやらの出来ることを始めた。今日はとても風が強い。台風の影響だろうか?土ぼこりが目に入ったり耳に入ったり、ちょっと大変な状況だけれど、涼しいから普段よりはだいぶ楽だ。今の時期でも種まきが出来るもの・・・今日はダイコンと小松菜、そしてミックスレタスの種をまいた。途中でユニディ―に行き、培養土と石灰、苦土石灰を買う。そのほかにもにんにくの球根と、珍しい玉ねぎの球根、島らっきょの球根に、エシャロットの球根、そしてジャガイモの種イモを購入した。再び畑、今度はさっきの球根類を植えるための畝を造り、秋野菜のための畑の土づくりを行う。約2時間ほどの作業を終えて、8時過ぎ家に帰る。今日の収穫は茄子とシシトウ、そして大葉にゴーヤである。夏野菜は大分疲れてきたようで、出来る野菜の大きさがだんだんと小さくなってきた。次は秋の野菜を楽しみにしよう。

20180816.jpg

20180816-2.jpg

2018/08/14

午前中は娘の家庭教師。娘は今小学6年生で、中学受験の勉強をしている。僕も中学受験で早稲田大学の関連項に入学したので、中学受験の大変さも楽さも両方わかるのだけれど、まあ要は自分自身のやる気の問題である。今日は算数の勉強を教えていたのだけれど、流水算とか旅人算とかの実は方程式・・・という問題をやっているうちに、どうしても方程式を教えたくなってしまい、中学1年生の教科書を使用しながらのレッスンが始まった。方程式をいきなり教えてもわかるはずがないので、まずはじめは正の数と負の数から始める。その後に数式の項の移動とか、基本的なことを教えて、最終的には一次方程式を解くことが出来るまでに至った。ここまで約4時間ほど・・・、なかなかの道のりであった。

午後、高校1年生の長女と妻と一緒に森美術館で開催されている建築ニッポン展を鑑賞。僕にとってはいまさらこの手の現代建築展を見てもそれほど驚きもなければ学びもないわけだけれど、それでも藤森照信先生が監修したとなればやっぱり見に行かないわけにはいかない。藤森先生である。ますいいリビングカンパニーの生みの親である石山修武先生の作品もたくさん展示されている。そしてこの会場構成も、とても慣れ親しんだものである。

会場には利休の待庵が展示されていた。このモデルはものつくり大学の学生さんが作ったものである。ちょうど8月17日に京都の大山崎にある実物の待庵を見る予定になっているので、見比べるためによく見ておくことにしよう。僕は以前茶室の設計を依頼された時に、この待庵をモデルにしたことがある。待庵の床の間は洞床といって奥の壁は左官の塗り回しとなっている。4畳半の小間だったので、そのような塗り回しの床の間としたが、これがなかなか良い。小さな茶室の場合はあんまり仰々しく床の間を作らないほうがしっくりくる気がする。床柱や落とし掛け、床框などの絶対的な要素は別としても、狭い部屋にあまりに多すぎる要素はただただしつこいだけなのである。

20180814.jpg

2018/08/13

盆休み二日目。なんとなく休みのリズムが体にしみこんできたような感じがする。こういう風に自然体になってみると、人間は定期的に休息をとらなければいけない動物だなあと改めて思う。

今日は久しぶりに村上春樹のノルウェーの森を読んでみた。この小説を読むのはこれで3回目だろうか。本の帯にはこれは完全な恋愛小説です・・・なんて書いてある。確かにワタナベ君と直子さんの恋愛小説であるのだけれど、実際に読んでいるとラブストーリーの部分よりも人の死とか、いろいろな物事をうまく消化することが出来ない不器用さとか、そういう青年期の心の状態のようなものの表現がとても新鮮な小説であることに気が付く。こういうことは普段の生活の中ではとかく忘れがちな事で、ありとあらゆる人間関係をうまく調整しながら生きているときにはあんまり考えられないのだけれど、そういえば僕も30歳くらいまでは色々なことが難しくってうまくいかなかった時期があったなあなどと昔を振り返りながら読んでみた。

13時、両親と妻と長女と一緒にお墓参りに出かける。なぜか僕の家のお墓は烏山にあって、結構な時間をかけてお墓参りに行っているのだけれど、僕はお墓を川口市のお寺に移そうと思っている。戦争の時に日暮里辺りにあったお寺さんが烏山に移されたというような話を聞いたことがあるけれど、そういう事情は別として、今を生きる僕たちがこれからもお墓とか先祖とか、そういうものを大切にしやすいようにやっぱり地元にあったほうが良いような気がするのである。

18時、両親と妹家族と僕の家族で夕食会を開催。妹の息子と僕の次女、8月生まれの二人の誕生日会もかねてのミニパーティーである。何とも幸せな一日であった。

2018/08/12

本日から1週間の夏季休暇となります。8月20日より通常営業を行います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018/08/11

お盆休みの前日、今日は山の日という祭日だけれどさすがに2週間連続で土曜日を休みにするわけにもいかないので全員出勤の扱いとなっている。みんな明日からの休みに期待して何となくそわそわ、そういう僕も何となくそわそわしてしまう。こういう感覚は子供のころから変わらないのである。

10時、埼玉県桶川市にて計画中のAさんの家の打ち合わせ。基本設計の半ば、大体のプランが固まりつつあり、開口部などの検討段階に入っている。今日はプランの変更箇所と、サッシの種類などについてのご説明をさせていただいた。次回は今日のご要望を反映させるようにプランを訂正しつつ、模型の作成に入ってみようと思う。

14時、大手ゼネコンの設計部に勤めるAさんの初回面談。ますいいで家を建てようとしてくれるクライアントには建設関係の仕事をしている方がとても多い。それはますいいが自由な家づくりを目指しているからである。建設関係の仕事をしている方々というのは、たいていの場合大学の建築学科などで勉強をした経験があり、今の仕事自体は住宅とかけ離れていたとしても、かつては、たいていは大学の4年生くらいまでだと思うけれど自分の家をこのように設計したいとか、もしくは世界の住宅の名作を学んだりとかの経験を持っている。だからこそ、もしも自分自身が家を建てる時にはこんな風にしたいという思いが強いわけだし、ハウスメーカーの言いなりにパッケージ化された建築を買うという行為には強い抵抗感を感じるのだと思う。

建築という行為はなんとなく、理想の人生を作り上げるようなものだと思う。マンションに住んだって別に何にも困ることはない。隣の人と同じ区画に暮し、同じようなスタイルにはまっているのはそれはそれで楽かもしれない。でも、自分らしく生きようとか、自分のスタイルを作ってみたいとか、そんなことをやろうと思うとやっぱり土地を手に入れて、家を作って、それを手入れしながらアレンジしていくような生き方が良い。建築学科を出て、建築の仕事をしている人はたいていそういう理想を追い求める習性がある。理想を描くことができるからこそ、仕事でも、そして自分の家でも建築を作ろうと思えるのだ。

2018/08/10

10時過ぎ、東京都杉並区にて設計中のUさんの家打ち合わせ。今日は初めての見積もり提示である。まだ構造計算などの詳細部分が決まっていないのであくまで概算見積もりになってしまうけれども、それでも70%くらいの精度は出ている状態でのご説明をさせて頂いた。都心の狭小地に建つ住宅ということで2階に配置されたリビングには解放感を生み出すためのロフトが設けられている。ロフトは吹き抜けを介して2階のリビングとつながりを持ち、その吹き抜けの部分にはペレットストーブが設置されることになっている。ソファーで火を眺めながら本を読んだりお酒を飲んだりの贅沢な時間が流れる、そんな住宅となる予定だ。

夕方、40日間のインターンシップを終えたものつくり大学2年生の丹野君のお疲れ様会を開催。大学2年生の段階でのインターンシップということで、大工さんになるかはたまた設計の道に進むか悩んでいる状態のヒントになればという思いで、様々な経験をしてもらえたのではないかと思う。模型を作ったりプレゼンパネルを作ったりのいわゆる設計事務所らしい経験も積んでもらうことができたし、実際のベニヤ板を使用したパネルの組み合わせによる収納システムの提案の模型を作成するなどのデザインする職人のごとき経験も積んでもらうことができたわけだが、この先の行く末はいかがなものか。是非とも努力を継続して良い建築の担い手に育ってもらうように願うばかりである。

2018/08/07

10時、川口市役所にて現在設計中の消防団のための車庫兼会議室についての打ち合わせ。この施設は、消防団が消防車をとめておくことが主な目的のとても小さな木造の小屋である。延べ床面積が40坪、そして公共建築にしてはすごく珍しい木造、でもますいいにとっては得意分野の構造規模ということで設計を担当させていただくこととした。建築家として設計活動をしていると、こういう住宅以外の建築に対して何かを考えるのもとても大切な機会であると思う。特に消防団など、近年増加した災害のニュースでは必ずその活躍や犠牲が報道される注目の存在であるが、その実は高齢化が進み団員が集まらないという問題も抱えている。問題のある所に建築が役に立つことができる可能性があると僕は考えている。果たしてどのような可能性があるか・・・。楽しい仕事をしていこうと思う。

2018/08/05

日曜日。今日は裏千家の関係で主催する子供茶道教室なるイベントの運営を埼玉県の伊奈町にある通称「けんかつ」なる施設にて行った。総勢126名の参加者が集い、茶道のマナーをマナーを学ぶ経験を積むなどの行事である。和菓子を作ったりの場面では参加者がとても楽しそうなひと時を過ごしてくれていたし、はたまた茶会の体験では苦い薄茶を美味しいと感じたなどとうれしい一言を伝えてくれる子供もいた。設営をするのは埼玉県の茶道を学ぶ仲間たちである。暑い一日、たった一日の事業だけれど、それでもこういう機会を通して少しでも文化が継承されていくことを祈っているし、今後も継続してかかわっていきたいと思ってもいる。それにしても全身汗びっしょり・・・、とりあえずシャワーを浴びたい、暑い暑い一日であった。

2018/08/04

14時より東京都国分寺市にて新築住宅を設計中のJさん打ち合わせ。今日は確認申請提出にまつわる若干の調整変更などについてのご説明をさせて頂いた。おそらく盆休みが終わる頃には確認申請が下りるから、9月からは工事を始めることができるであろう。これまで進めてきた設計がいよいよ現実のものとなるべく動き出す。何とも言えない楽しみな時間だ。

終了後、埼玉県川口市の土地下見。川口市内で新築住宅を検討中のYさんが購入するかもしれない土地を事前に見に行く。場所は木曽呂というところで、川口市にては珍しい高台だ。もともとこの辺りは植木屋さんの畑が多く、周辺は緑がまだまだ残っている。だいぶ住宅地が増えてきてはいるけれど、それでもほかの住宅地と比べたらかなり環境は良いほうだと思う。敷地は周辺の道路よりも80センチほど高くなっている。その段差をどのように利用するか、現地を見ていて一番低い駐車場部分から2段の段々畑のような造成を行い、段差部分が魅力的な庭となる計画を想像した。普通の造成地はどこも駐車場から断崖絶壁のように擁壁が立ち上がり、その上部に手摺が取り付けられていて、段差の上下は完全に分断されている。それに対して段々畑のような擁壁とすることで、住宅部分から駐車場部分まで連続する中間領域が生まれ、分断されることのない魅力的な場を生み出すことができると考えた。さてさて、後はYさん次第である。

2018/08/03

今日は朝からコン君と一緒に千葉県流山市にあるIさんの家の敷地にて、防草シートの施工を行った。Iさんの家はとある事情で着工が数年後になってしまったということで、その間の敷地の保全のために防草シートを張ることにしたのであるが、これがなかなか大変な作業であった。僕は基本的に体を動かすことが好きだし、畑ではいつも草刈り機を操っているので慣れてもいる。でもこれだけの暑さの中で作業を行うとなんだかいつの間にか頭がぼーーっとしてくる感じがして、もしかしてこれが熱中症なの?という感じになってくる。仕方がないからシートの固定用のピンをセットする作業は車の中で行って、それが終わったら外で30分くらい作業をしてまた車に逃げ込んで・・・暑さをうまくごまかしながら、なんとかかんとか最後までやり切ることができた。

20180803.jpg

大工さんとか、土木業者さんとか、職人さんといわれる人たちはいつもこうやって暑い中で汗を流して働いている。こういう人たちがいないと災害の時に家を直すことも出来ないし、壊れた橋を架けることも出来ないし、つまりは肉体労働者というのは社会にとってとても大切な存在なんだと思う。でも一般的にはどうかというと、肉体労働者は社会の中でどうしても下に見られてしまうし、収入だって低い状態から抜け出せないでいる。大手のゼネコンがいくら高い日当を支払っても、その多くが中間で搾取され実際の職人さんにわたる給料はだいぶ下がってしまうのが現実だ。建築業界では設計者が偉いわけではないし、現場監督が偉いわけでもないと思う。実際に手を動かす職人さんこそが本当のものづくりを行う人だし、その人がきちんと生活できることが良いものを作るにはとても大切なことだと思うのである。

僕たち設計者はそういうこともたまには行いながら、体を動かして働く意味を分からなければいけないし、そういうことがわかるからこそ良い設計や管理ができるような気もする・・・なんていう理念に動かされながらの終日作業。今日はビールがうまそうである。

201808

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
page top