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増井真也日記

2018/06/06

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。

10時、埼玉県某所にて投資用アパートを建てたいというご相談を受ける。最近は木造の小さなアパートを作って、投資用物件として賃貸するケースが多いようだけれど、今回のご相談では土地から購入して建築を新築して賃貸経営をしようという計画であった。こういう計画は初期投資が抑えられれば抑えられるほどに利回りが良くなりやすいわけなので、当然ローコストでよい建築を造ってくれる会社が必要となる。しかしながら空き家問題がこれほど大きくクローズアップされる時代に、魅力のない建築を作ったところで、それが満室状態で賃貸されるとは思えない。コストをかけない魅力とは・・・。なかなか難しいお題である。住まい方の提案でどのような魅力を生み出すことができるのか。プランニングの工夫でどのような魅力を生み出すことができるのか。セルフビルドを受け入れる賃貸なども増えてきてはいるけれど、新築でそれをやるのもなんだかなあの感もある。難しい限りであるのだ。

15時、ものつくり大学のインターンシップ面接。大工さんになろうかそれとも設計を学ぼうか、悩んでいるということである。似ているようでだいぶ違う、職人さんと設計士、これは安易にアドバイスはできない。大工さんはとてもよい仕事だと思う。そして住宅を設計するという仕事も僕自身がかかわっていてとても楽しい仕事だ。そもそも昔は大工の棟梁と呼ばれる親方が、施主と話し合って間取りを決めて、設計をして、さらには職人もやって家づくりを行っていた。しかしながら法律の複雑化、多様なデザイン・・・などなどの理由によって棟梁が設計を行う家づくりというのは、ほとんど行われていない。その代わりに台頭したのがハウスメーカーである。大量に同じものを作ることができるシステムを家づくりに導入し、均質化された建築を全国にばらまいた。都市が成長する時代には画期的な制度であったのであろうし、コルビジェの建築のごとき近代化の時代を先導する現実的な商品として必要とされたのだと思う。

現代、物はあふれ、これ以上の建築はもはやあんまり必要とされない時代となった。それでも家を作ろうという人はいるけれど、均質化された大量生産品はあんまりほしくはないであろう。これからの時代に必要なものは、魅力的な建築を作ろうという職人気質を持つ大工さんが一つ一つ丁寧にこだわって作り上げた建築であると思う。設計と大工、どちらになろうかを悩むほうがおかしいのかもしれない。どちらも学びどちらも出来る、そんな人物になってみればのアドバイスが良いのかなあなどと考えてみた。

201806

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