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増井真也日記

2018/06/05

グアテマラのフエゴ山の火山の噴火が大きなニュースになっている。山頂付近の街は火山灰によって埋め尽くされていしまっていて、多くの犠牲者が出ているようだ。最近日本でもあちこちの火山が噴火しているし、フィリピンなどでも同様の噴火が起きている。地球全体にとってみれば、くしゃみをしている程度なのかもしれないけれど、付近で生活をしている住民にとってはとても不安な現象だろう。僕たちの生活圏のすぐ近くにも富士山というとても大きな火山がある。富士山が噴火すれば、東京でも数センチの火山灰が積もるといわれているし、そうするといろいろな困った事態が起こるといわれている。とはいえ何ができるか。マスクを買ってみたり、水を買ってみたりの程度は誰でもやれることだけれど、逆に言うとそれ以上の備えなど行うすべもない。

ポンペイの遺跡に関する映画を見たことがあるが、繁栄していた町が一瞬にして火山灰に飲み込まれてしまった様子はとても恐ろしいものだった。この町は62年に大地震に襲われた後、79年にヴェスヴィオ火山噴火によって消滅した。今から2000年ほど前の出来事だけれど、実際にあった出来事である。いつ起こってもおかしくないという言葉を理解していても、そこでの生活をすぐにやめることができるほど人間の暮らしは単純なものではない。それはきっと現代社会でも2000年前の暮らしでも同じことなのだと思う。

13時、茶道稽古。今日は今週末の茶会に向けて長板二つ置きの点前を繰り返す。手順などはとっくに思えているけれど、思うように体が動かない。勝手に茶会をイメージし、勝手に緊張してこわばっているようだ。人の精神状況というのは面白い。自分の意志とは全く関係なく、汗をかいたり、震えたり、・・・全く困ったものである。3回目の点前ではさすがに緊張感もなくなってきたが、果たして本番は如何に?楽しみでもありちょっと怖くもある。

19時、建築士事務所協会理事会に参加。会の途中、空き家に関する条例について話題となった。家を作りすぎるから、空き家が増える。建売をこれ以上作れば、その分だけ空き家が増える。集合住宅も同じことだけれど、造ることを規制する法律は経済に悪影響を与えるからなかなか整備されない。その代わりに壊す事や管理することを促進するというが、これでよいのだろうかの疑問はぬぐい切れない。

都会に売り土地が出るとき、その土地は建売業者が買い取るかマンション業者が買い取る場合が一番多い。なぜならそれが最も高く売れるからである。でも、売主が自ら土地を分割して販売できるようになれば、実はそれが一番高く売れる方法である。しかしそれは宅建業法違反となってしまうので行うことができない手法だ。だったら法律を変えればよいと思うが、こういう改正は業界団体が許さないからなかなか実行されないのが現実である。自由に家を建てたい人はその買取を逃れた数少ない土地の中から、建築条件などの無い綺麗な土地を購入し、家を造る。でもそれでよいのか・・・あまりよくはない。

地方行政は何をできるのか。地方にしかできないことというのはよくわからないが、その土地にいるからこそわかることがわかり、その土地にいるからこそ描ける理想がわかり、その理想を実現するための施策を行うことができるのだと思う。政治家はそれを実現するべきだ。国が作った助成金制度を活用し、予算を引っ張てくることだけが政治家の仕事ではない。もちろん利用すべきは利用するほうが良いのは自明の理だけれど、国が助成金をつけなければ動かないというのは愚の骨頂だと思う。僕が暮らす川口市は下町っぽくてごった返していて、気取ったところがなくって、とても良い町だと思う。でも、最近はだんだんと下町っぽさがなくなって、どこかで見かけるニュータウンのごとき再開発の風景が増えつつあって、本当にこれでよいのかの疑問を感じることも多い。教育やアートを取り入れ、町の価値を高める施策も取られ始めているけれど、こうした動きはそれほど爆発的なものではないのが残念だ。事務所協会も参加し始めたばかりだが、なんだかいろいろと考えさせられる機会としてとても役に立ちそうな気がする。

201806

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