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増井真也日記

2018/06/28

午前中、江間忠木材さん来社。江間忠木材さんの商品といえば、エステックウッドという熱処理木材である。この木材は約220度で熱処理をした杉材で、木の中に含まれる水分が3%程度まで減少していて、さらに腐りの原因となる糖分がほとんどなくなっている状態となっている材料である。結果としてメンテナンスをしなくとも、腐らない木として利用されていて、主に外壁やルーバーなどの材料として適しているわけである。簡単に言うと炭になる直前の木という表現が一番適しているように思える。ちょっと焦げたような色合い、炭のようなにおい、見た感じも炭っぽい風貌なのである。

この材料、枕木も販売されている。杉の枕木・・・ふつうに聞くとふざけているのではないかと思うような響きだけれど、これが腐らない。ちなみに普通の枕木といえば栗とかヒバなどが利用される。もちろん腐りにくいからである。でもエステックウッドの場合は、杉でも腐らないので枕木になる。そしてこれは外構工事などに利用される。土に埋めても腐らない・・・、本当に木なの?と思うような材料だが、先のとおり木である。少々乾いた木、なのである。

14時、川口市役所の方々来社。なんでも保育園の認可を行う委員会のメンバーになって欲しいとの申し出である。行政というのは民間の意見を取得しながら運営を行うものらしい。僕などの意見が役に立つのかわからぬが、保育園はできたほうが良い。皆待っているのだ。たくさんできるほうに協力するしかないのである。

夜、スタッフの送別会。今月いっぱいで土田と堤が退社する。同期の二人はともに6年程の経験をしたのだろうか。あらたな道を歩み始めるわけだけれど、ますいいでの経験はきっとどこかで役に立つであろう。

ますいいは設計もして、現場管理もするし、コストのマネジメントも行う事務所である。建築家集団であるますいいが現場管理をしたり、コストマネジメントを行う理由は価格のコントロールを行うためである。日本の住宅は高すぎる。これは大手のハウスメーカーが生産システムを独占している状況では変化しようがなく、それ故に下方修正される可能性はほとんどないのが現状である。建築家が住宅を扱うのであれば、この価格へのかかわりを持たねば意味がない、そして設計図を作成するだけではなく流通をコントロールして良いものを安く購入したり、良い職人さんに加工してもらったりの努力をしなければいけないのである。これはモノづくりの原点である。分業化、合理化とはちょっと違う、なんでもできるスペシャルな、そして昔ながらの建築家の仕事なのである。

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