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増井真也日記

2018/06/21

大阪の地震で、小学生が塀の下敷きになって亡くなった。小6の娘を持つ身としては、耐えられないくらいに悲しい出来事である。このニュースを見た瞬間、またマスコミが動き出す感を感じた。案の定、繰り返し報道され、責任の探り合いのごとき状態まで生まれだしている。あの映像を見た瞬間、危ないブロックであることは誰の目にも明らかだと思う。建築の専門家でなくとも、誰の目にもいかにも危なそうな塀なのに、、、それでも校長先生や市長やある特定の人の責任を取らせなければ気が済まないのかのマスコミに対する疑問を感じる。

ではなぜ誰の目にも危ないと映る塀が放置されてしまっていたのか。ここに昨今の日本の問題があると思う。日本は今景気が良い。直そうと思えば直せたはずである。多分百万円もあれば取り壊すことはできたはずだし、代わりのアルミフェンスを作るのだってあと百万円くらいで可能だと思う。でも現実はそこに誰の目も向かうことが無く、予算もつかなければ、工事も行われなかった。オリンピックの競技場は数千億円の予算で造っているし、それ以外にも大手ゼネコンが受注できないくらいに様々な仕事が動いているのに、地域にある危険は取り除かれることが無かった。そういうことに目を向ける人がいても、それは実行に移される仕組みがなかったのである。僕はこのことに根本的な問題があるのではないかと思うのだ。

実はこういう箇所は日本中にあると思う。地域の声があってもそれを行政まで届けるには、それなりの苦労を伴う。例えば僕の会社の前も、一年に一回くらいの頻度で交通事故が起こる危ない場所なのだけれど、警察に対して信号機をつけてほしいといくら言っても、すぐ近くにあるからという理由で設置はしてくれない。近所の初学生や中学生の通学路であり、もしも人の命に係わる事故が起きれば大阪の事例と同じようなことになるのが目に見えているのに、やっぱり地域の声が行政に届くというのはとてつもないハードルがあるのだと思う。

地域を守る、言葉でいうのは簡単だけれどなかなか難しいことなのかもしれない。でもいつ来るかわからない災害による被害を少しでも小さくするための思想は持っていたほうが良い。きっと誰にでも、その人なりにできることがあるはずだと思うのである。

201806

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