ますいいの運営するノンプロフィットレンタルアートギャラリーとギャラリー。各アート作品の展示・販売をするショップとなっております。

公式サイト>

ますいいでは、古くなった物件を壊すことなく次の世代に引き継ぐお手伝いをしております。

詳細情報>

ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
ローコスト・セルフビルドでよい素材を上手に使い家族が幸せになる、そんな建築を目指しています。

ますいいリビングカンパニー|埼玉県川口市

ますいいについて/about us
作品集/gallery会社概要/corporate現場進行中/project仕事の進め方/workflow
増井真也日記
田村和也雑想設計室雑感
お問い合わせ/contact

top > 増井真也日記 > 2018/2/25

増井真也日記

2018/02/25

10時30分、新宿デザインセンターオゾンにて東京都杉並区にて新築住宅を検討中のUさん初顔合わせ。家づくりのご希望などについてのお話を伺った。12時過ぎまで。

終了後、スタッフの渡辺君と一緒に近くのお寿司屋さんにて昼食。回転ずしかと思ったら、板前寿司なるスタイルである。板前寿司とわざわざ書くのはなんでかとも思うけれど、回転ずしがここまで普及している新宿の繁華街では板前寿司のほうがレアなのかもしれない。カウンターの中には板前さんがいて、注文するとそれをウェイトレスさんに言って伝票を書く・・・なんだか変な感じだなあの感あり。中国人らしきお客さんのグループは、カリフォルニアロールの注文である。板さんは一人でトッピングのカイワレやら海老やらに悪戦苦闘。まるでデコレーションケーキを作っているような様相だ。この国も変わったなあと感じつつ、これが国際化なのであろうか。

寿司屋など本来日本の文化であると思う。海外のスタイルを逆輸入して、観光客向けにアレンジするような媚の売り方が本当に必要なのだろうかとも思ってしまう。かたくなに寿司屋の伝統を守り続けるような頑固おやじのいる店が僕は好きだ。川口のそんな店のおやじはすでに72歳である。若い人たちのそんな店もちらほらと出ているけれど、総量は減る一方のように思える。

近所のソバ屋も「しげる」1軒だけになってしまった。3軒あった内の2軒である、「大むら」と「まるまん」は高齢化でやめた。そのうちの1軒の「まるまん」は娘さんが一緒にやっていたのに、両親の引退とともにやめてしまった。家の1階の店舗は使用されないまま眠っている。おいしいそばを作ってくれればと思うけれど、もうそれもかなわない。そして最後の1軒である「しげる」もすでに70歳を超える店主がぎりぎり営んでいる状況である。その代わりというわけではないけれど近所には「丸亀製麺」なるうどん屋さんができた。街のあちこちにあるチェーン店である。どこもかしこも同じ味、個性のない店が増えている。

「くらかわ」という料理屋さんが浦和にある。メニューはコースのみ、季節の料理を出してくれる。酒は日本酒のぬる燗だ。ビールを頼むと意地悪で小さなグラスが出てくる。店主はまだ40代、若いけれど個性的なこだわりの店である。髪型は僕と同じ丸坊主、そして僕よりもかなり短い、というより多分剃っているような感じだ。修行僧のごとき雰囲気の人物から、まるで美味しんぼのような感動的なメニューが生み出される。

食は文化である。そして幸せを感じる大切な瞬間である。よい店が増えてほしい、切なる願いである。

201805

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
page top