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増井真也日記

2017/11/08

朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。10時、岐阜県からお越しいただいたNさんとの打ち合わせ。東京都のお寺の改修工事に関して限界耐力計算という手法での耐震診断を依頼したところ、予想よりもだいぶ良い結果が出た。この計算手法では、地震の時の揺れ幅を建物の高さの何分の一であるか予測し、その数値が小さければ小さいほど有利となる。何もしなければ1/15、お勧めの耐震改修工事を行えば1/21、という具合に揺れ幅が小さくなる。揺れ幅が小さくなるということはつまり壊れなくなるというわけである。

実はこの耐震診断やらの手法はあまりメジャーではない。僕たちが通常の住宅で使用する耐震診断は一般診断といわれるもので、この限界耐力計算とは違う。限界耐力計算では柱や梁の仕口も耐力があるということで計算するけれど、一般診断では接合部だけの耐力は考慮されない等の差がある。ではなぜお寺の場合だけこんな計算方法があるかといえば、開口部だらけのお寺などでは、通常の耐震診断で耐力壁とみなされる壁が少なく、仕口や接合部の強度を考慮しなければ、耐震要素が少ないので簡単に壊れるという判定になってしまいがちだからである。メジャーではないから東京都の構造設計士さんの中で探そうとしても技術者がいない。でもお寺などの建築物の多い関西にはたくさんいる。だから岐阜県から来ていただいたというわけなのだ。

東京だけが最も高い技術力を有しているというのは勘違いである。むしろ地方のほうが人の手にまつわる技術力に関しては高いような気がするのである。

15時、左官職人の金澤さん来社。ものつくり大学出身の女性左官職人である。1級技能士であり、母である。一人でやっているから広い面積の仕事はできないけれど、でもこだわりの仕事を続けている。旦那さんはゼネコンマンだというから建築一家だ。ますいいではセルフビルドを多く取り入れているけれど、金澤さんはそのセルフビルドの指導なども快く受けてくれるという。小さな面積ならタイルも貼れる。何かと心強いのである。

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