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増井真也日記

2017/11/22

午前中、東京都墨田区にてマンションのリフォームを検討中のHさん打ち合わせ。今日が初めての顔合わせということで、購入されたマンションの様子を拝見しながらご希望を伺うための打ち合わせを行った。改修工事のご予算は800万円とのこと。ファミリー向けのマンション広さの場合、全面的にスケルトンにするには少々厳しいけれど、既存のプランをうまく利用しながら工夫をすればフルリフォームが可能なラインである。リフォームの場合は、壊せば壊すほどにかかる費用も多くなる。例えば水回りの位置を全く変更してしまえば、間仕切り壁や配管などをすべて解体することになってしまうけれど、場所をあまり変更しないことで最小限の工事に抑えることができるのである。幸い管理組合はとても協力的であった。設計図面も一式見せていただいたので提案もしやすい。古くても感じの良いマンションは、気持ちの良い管理者がいる気がする。やはり最後は人によるところも大きいのかもしれないなと思う。

夜、埼玉県川口市にて計画中のIさんの家の打ち合わせ。基本設計から実施設計にうつり数回目の打ち合わせである。木造3階建てでエレベーターのついた2世帯住宅ということで設計を進めているが、プランはまるで普通の単一家族の住宅と変わらないものとなっている。つまりお風呂も玄関もキッチンも一つ、ただ単にお父さんが同居するという形での2世帯住宅である。敷地はとても小さな狭小地であるので、このように設計を行うことが必然的なのだけれど、そもそも集合住宅のごとき2世帯にしたいというご要望は初めからなかった。お父さんも一人の家族として集まって暮らす、ただそれだけのことであるのだ。

計画では高齢のお父さんが暮らしやすいように配慮されている。玄関のポーチは道路とスロープでつながっており、車いすを利用することになっても困らないようにした。以前全く別の現場で、道路から1mほどある玄関へのスロープを考えてほしいといわれたことがあるけれど、1mの段差を解消するとなると建築基準法で制限されている1/8勾配でも8mもの距離が必要となるわけで、つまりは狭い敷地の玄関前空地だけでは到底無理な話なわけで、とても困った記憶がある。こういうことはできれば最初から計画したほうが良い。今できないことは、後からやるのも大変なのである。玄関を入ると、腰かけられるスペースがある。靴の脱ぎ履きにはとても便利な場所となるであろう。上下移動はエレベーターがある。トイレはお父さんの寝室のすぐ目の前に設けた。当然お風呂も同様である。少しでも長くこの家で快適に暮らせるようにと設計を進めている。いよいよ設計も大詰め、工事に向けて進めていきたいと思う。

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