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増井真也日記

2017/08/23

午前中、東京都豊島区にて設計中の本納寺 屋根葺き替え工事に伴う耐震診断のための現地調査立ち合い。岐阜県から来てくれた構造診断を行うための調査員さんたちと一緒にお寺の隅々までを見て回る。お寺は築年数が約100年である。古い割にはとてもしっかりとしており、不動沈下などの不具合もほとんどない。床下に潜ってみると、なんとべた基礎である。普通お寺の柱は外回りが土台の上にのっていて、中通りは土間の上に置いてある石にのっていることが多い。柱の足元が固定されていないから、それを固定する補強工事を行うことが一般的だが、その補強工事がすでに行われている状況である。住職さんにお話を聞くと今から十数年前、先代の時代に補強工事を行ったそうだ。床下に入れられている断熱材が伝統建築に似合わずちょっと面白い。

瓦は本葺きである。通常は土を乗せた上に瓦を重ね置き、瓦と瓦の隙間を丸い形をした瓦でカバーする。一部を外して確認するとなんと土が部分的にしたのっていない。通常は全面にのせられた土で固定する瓦が、引っかけ桟瓦のように固定されており、さらに重なりしろもほとんどない。つまりは軽量化を図るための工夫がされているのである。軽量瓦を使用していないのに軽量瓦のごとき施工をしているあたり、100年近く前の大工さんの強い意志を感じるのである。調査は二日間続く予定である。明日も引き続き行う予定だ。

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