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増井真也日記

2017/07/09

日曜日。午前中は畑作業。夏真っ盛りの畑では、しし唐やらピーマン、ナスやトマトがどんどんできる。どんどんできる野菜たちはちょうどよいころに収穫しないとお化けみたいに大きくなってしまう。特にキュウリなどは、ちょっと油断しているとあっという間にまるでゴーヤみたいな大きさになってしまうし、そうなると皮が硬くてサラダなどには向かなくなってしまうので大変だ。それにしてもこういう風景に触れていると、「旬」という言葉を思い出す。旬というのは10日間の期間を現すそうだ。一か月を上旬、中旬・・・と呼ぶのは10日間刻みで表しているからである。僕の畑で最も「旬」な野菜は、しし唐だろうか。もう1週間ほどすると、ゴーヤが旬になるはずだ。まだ親指ほどの小さなゴーヤがあちらこちらで大きくなるのを待ちわびている様子を見れば、それらがもうすぐ一斉に大きく成長する様子が目に浮かぶ。妻のつくるゴーヤチャンプルは格別にうまいので今年も楽しみである。

午後、銀座に散歩に出かける。中央通りの歩行者天国の様子を初めて見た末っ子の真子はあんなに大きな道路に車が走っていない様子に驚いていた。そういえば歩行者天国など川口市にはない。都内でも新宿や原宿など限られた場所でしか行っていないのではないだろうか。道路の真ん中にパラソルを出して、ティータイムを楽しんでいる人たちの様子は初めて見たら驚くものであろう。松屋や三越を通り過ぎると、銀座シックスが見えてきた。谷口吉生氏が全体的な計画を行ったという施設らしく、とても均整の取れた建築である。オフィスが入る上層部は各層ごとに水平に広がる庇が取り付けられ、商業施設が入る下層部は逆に縦方向のデザインがのれんとして付加されている。

設計者の谷口氏は、
「建築は、当然その価値は永続的であった方がいい。一方でGINZA SIXのように商業建築の場合は、時代の変化や流行に従って、店舗の外観やサインにしても、すぐ付け替えられるのが理想的です。特に商業建築では、このような変わる部分と変わらない部分の共存が求められます。建築全体を統一する「ひさし」は変わらない部分であり、それに取り付けられる「のれん」は変わる部分です。何十年後も、GINZA SIXの建築の幹であるステンレス製の「ひさし」は、永久に今のままに街の姿を映し続け、ブランドによって自由にデザインされる「のれん」は、時代とともに変わり続けていく風景が理想です」と言っている。町は変化する。その変化は今回のオリンピックのように大きな波とともに起こることが多いけれど、そうでもない小さな変化が積み重なって印象が変わるような街の変化につながることもある。間違いなく日本の中心的な商業地である銀座がどのようにかわって行くのか。この先もとても楽しみなところである。

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