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ますいいリビングカンパニーは埼玉県川口市にある注文住宅を作るデザイン設計事務所です。
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増井真也日記

2017/07/08

10時、埼玉県川口市にて新築住宅を検討中のHさん打ち合わせ。今回は2回目のプラン打ち合わせということで前回よりも少々小さくアレンジしたプランをご提案させていただいた。司法書士を営むHさんの新しい家は、司法書士事務所を兼ね備えた住宅となる。事務所の広さはそれほど広くはないものの、でもトイレやミニキッチンなどの設備も必要なので、住宅部分の面積との調整が難しいところだ。ますいいではこれまでこうした〇〇併用住宅というのを多く作ってきた。バレエ教室、美容室、絵画教室、アトリエ、ダンススクールなどなど、用途はさまざまである。下の写真は埼玉県で作ったダンススクールの教室である。その下は埼玉県草加市にある美容室だ。どちらもそれほど大きな住宅ではないけれど、小さい中に未来への希望と新しい生活の両方を内包できる空間を含んでいるのである。

こういう仕事をしていると、建築の力を感じることがある。やりたいこと、つまり事業の内容と建築がうまく呼応する時に、そこには何か強い力が生まれるのだ。そしてその力は多くの顧客を集めてくれる可能性を持ち、また事業者の事業運営の羅針盤にもなりうるものだとも思うのである。

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11時、埼玉県川口市にて進行中の鉄骨造のリフォームの現場へ。僕の娘の中学校の後輩の自宅である。こういう身内のような仕事が多いのだけれど、こういう仕事は何とも言えない緊張感がある。今日は内装の解体を終えた現場にて、鉄骨の階段の一部変更工事に伴う状況説明を行った。最近は建築の寿命が伸びているのでリフォームの仕事が多い。スクラップアンドビルドの時代は終わったのかもしれないなあ、と思うほどにリフォームをする機会が増えている。リフォームされる建築達は、昔のものと比べるとしっかりとした造りになっているのである。この現場もしかり。構造体はいたって健全である。この次の世代までつなげることができるようなしっかりとしたリフォームを行っていきたい。

14時、東京都板橋区にて新築住宅お検討中のSさん打ち合わせ。体に障害のあるお子様のために、スロープだけで上り下りができる住宅を作ろうという計画である。スロープの勾配は1/8、そのスロープを家の外周部にぐるぐる回し、1周半すると次の階に上がることができる。エレベーターでよいのではと思うかもしれないが、東日本大震災の時にエレベーターに閉じ込められてしまった経験がそれを許さないのだ。この感覚は僕にも共感ができる。僕自身も普段の生活であまりエレベーターを利用しないようにしているのだけれど、それはもしも閉じ込められたらの感がそうさせるからである。建築は人が生活をするために必要な箱である。そしてその人がこうした形を望んでいるのであれば、ぜひともその形に建築が寄り添って作られるべきだと思うのだ。建築の形がパターン化し、建築の形が優先する社会は本末転倒である。スロープの建築・・・、是非手掛けてみたい仕事なのだ。

17時、埼玉県伊奈町にて進行中のWさんの家の現場にて現場確認。現場につくとクライアントのご夫妻がセルフビルドのウッドデッキの塗装を行っている。今日はとても暑かったので、大変だったことが一目でわかる。でもこういう経験をしておくとこれから先もこの家で暮らしていく中で、割と自然な形でメンテナンスなどの作業を行うことができるようになるし、何よりも塗装屋さんを呼ぶ費用を節約することも出来たわけなのでやった甲斐はあるわけである。一日お手伝いをしたスタッフの林君も、なんだか少し瘦せたような。こうして現場を経験することで鍛えられるのである。現場では、ロフトの梁の高さについての協議を行い、Wさんには無事ご納得いただくことができた。

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