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増井真也日記

2017/07/30

日曜日。今日は新潟県十日町市までの小旅行。最近は建築見学を含めた小旅行によく出かける。まずは、越後松之山森の学校「キョロロ」なる施設を訪問した。この施設は2003年に手塚貴晴氏によって設計されたもので、コールテン鋼の外壁に、もともとそこにあった棚田に沿ったラインを移したという蛇型の平面形態を持つとても印象的な建物である。くねくねとした長い通路のような屋内を移動していると、大きく切り取られたシーンに出会うことができる。全体の形状がまるで一つのアート作品のような一種異様な建築である。

こうした建築が作られて十数年後、どのように地域になじみ、どのように利用されているのかを見る事はとても面白い。全く利用されなくなってしまっているような頭でっかちなものもあれば、上手に使われ続けている施設もある。そこには建築のデザインだけではない何かが作用していて、その何かがうまくかみ合った時に上手に利用される建築となる。僕の地元にも、市民にすごく愛されている図書館があったり、あんまり利用されていないメディアセンターがあったり、その違いは決して建築のデザインなんかではなくって、プログラムとか立地条件とか、つまり建築という行為に入る前の段階で決まるものもあるのではないかと思う。でも、少なくとも僕はこの建築を見るためにわざわざ200キロも移動してきたわけであるから、やっぱりそこには建築の力というものも侮れない存在としてあるわけだ。

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こちらは巨匠、原先生の作品である。キナーレなる現代美術館の四角形の真ん中にある水盤では、あろうことか水と戯れるイベントが開催されている。設計の趣旨とはちょっと違うかもしれないけれど、建築ってこんなものだよねの笑みが漏れる、そんな光景であった。

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