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増井真也日記

2017/07/11

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。10時より、埼玉県川口市にて新築住宅を検討中のSさん打ち合わせ。今日で3回目となる打ち合わせであったけれど、今日のプランはSさんご自身が考えたアイデアをまとめたものである。以前の日記にも書いたが「自分の家を自分で考える」タイプの人である。家づくりは2回目だという。2回目の家づくりとなればやはり思うところもいろいろあるのだ。

プランを見ていると、今現在ご自身が住んでいる家の形に近いことがわかる。永くその土地に暮らしていると、その土地のどの部分がどうあるべきだとか、どこからどの方向に進んでいって何をするかなどという、つまりは土地の記憶のようなものが染みついてくる。例えば、この部分には一番日が当たるから木を植えたいとか、そこに緑があるからその緑に向かって一番お気に入りのリビングの開口部を開きたいとか、玄関はこちら側の道路から奥に入っていってこの部分にあるべきだという具合である。こういう風にして作られるプランは本当に暮らしやすい家につながるであろう。だって何十年間もの習慣の積み重ねに裏付けられているのだ。

夕方、住宅のコストについて考える。日本の家づくりは高い。これはどうしようもない事実である。僕はローコスト住宅が好きだから少しでも施工費を下げることはできないかの検討を重ねているのだけれど、結局のことろ細かい人件費を積算すればするほどに家の値段が高くなる、つまりは人が動く値段が最も高いということに気が付くのである。職人さんたちだって生活がある。そんなに安く一日の労働を売ってはくれない。しかも建設業界の専門業者さんたちは、それぞれの職種に社長さんがいる。それぞれの会社に経費が必要である。20職種あれば20人の社長さんがいるのだから、自然とコストが上がってしまうはずである。

だから僕は職人さんの社長さんを大切にしている。職人さんの社長さんは自分でも現場作業を行うので、その分会社経費は安くなる。働かない社長さんがいる会社は、その人の給料分がすべて経費になってしまうので高くなる。こういうことに気を付けるだけで、専門業者さんの金額が簡単に2割くらい変わるものなのだ。それに社長さんが直接現場で施工してくれる会社のほうが腕が良い場合が多いのも大切な要素となる。建設現場は同じお金を払っても、現場で施工する職人さんの腕によっていかようにも変わる。大手ハウスメーカーだから安心・・・そんなまやかしに騙されてはいけないと思う。大手だって結局は現場の職人さんが作っているのである。

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