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増井真也日記

2017/04/10

朝礼終了後、各プロジェクト打ち合わせ。埼玉県東松山市にて設計中のKさんの家の見積もり書チェックなどを行う。今回が初めての見積もりのまとめ作業ということで、午後までかかる大仕事である。住宅1棟分の見積もり項目を一つ一つくみ上げる作業は結構大変なのだ。

4日ほど前にアメリカがいきなりシリアを攻撃したというニュースが流れた。シリアで何が起きているのかということに日常的に興味を持つことはないけれど、なぜかアメリカが攻撃をしたという話を聞くと突然身近な出来事に感じるから不思議である。シリアが毒ガスを使用したことへの制裁という話が語られもするし、それを否定的に言うロシアの話も聞こえてくる。結果、日本にいる僕たちには全くよくわからない話のままだ。

それで次は北朝鮮である。アメリカの空母が派遣されるという話が報道され始めると、突然これまで見たこともなかった軍事の専門家という肩書の人がニュースに出始めて、空母とかミサイルの話をし始めたりする。だんだん日本に近づいていることは感じるけれど、でもまだ対岸の火事である。少なくとも僕みたいに国防とかに全く関係のない仕事をしている人たちは同じような感覚だと思う。

僕にはよくわからないけれど、昔も戦争があった。それも日本はそのど真ん中にいた。日本が戦う相手はアジアの国かロシアなのかと思っていたら、いつの間にかアメリカとも戦争をしていた。どの戦争でもそれをを始めるにあたって、全国民に意思を確認してなどということが行われるはずもなく、結局は全くそんな気のない個人であり普通の民間人であり、子育てをしていたり普通に働いていたりする、つまりは僕たちと変わらない人々が、いつの間にか巻き込まれるように、そして自らの意志では抜けることができないような形ではまり込んで行くのだろうと思う。

そしてひとたびそういう状況が始まってしまうと、シリアの現状を見ていても、結局はどちらかの勢力の軍事関係組織とそのリーダーが完膚なきまでにされない限りは終わることはできないのだろうという気がする。そしてそんなことになったら、僕たちが知っている日本という素晴らしい国は終わりを迎え、また別の形に姿を変えてしまうような気もするのである。

江戸時代、平和な日本には文化が栄えたが、諸外国の圧力により政変が起き、帝国主義国家へと形を変えた。国の形態の変化は必ずしも自国の意志によるものだけではない。周りの状態に呼応するように自らの形態を変えていく結果の成れの果てがどこへ向かうのか。過去を忘れつつある僕たちが作る未来が、津波の時みたいに、大きな被害があった後に過去の教訓を生かせなかった反省をするような未来にだけはしたくない、子供を育てる親としてつくづくそう思うのである。

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