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増井真也日記

2017/03/14

蛭から茶道稽古。今月は初めてのお稽古である。今日は一人だったので真の行台子のお点前をすることに。風炉でのお稽古は経験済みだけれど、炉でのお稽古は初めてである。奥伝と呼ばれるお稽古だから内容を記載することは避けるけれど、対した経験のない僕にとってはとにかく長時間の正座に耐えることだけでも十分に大変なお点前である。茶道経験7年、何をもって成長なのかが良くわからない世界ではあるのだけれど、でも自分自身ではそれなりに茶人と呼べる人に近づいているような気もするわけである。それでもこの奥伝の長いお稽古だけはなかなか慣れることができないものなのである。

夕方、数人のスタッフとともに埼玉県蕨市にて進行していたAさんの家の現場確認。担当スタッフの和順と一緒に現場を見る。現場にはとても満足そうなご様子のクライアントAさんもいる。こういう風にクライアントの満足そうな表情を見ることができる瞬間が何よりもうれしいひと時なのだ。

この現場は古い木造住宅をカフェとして利用できるようにリノベーションしたものである。初めての面談の時には、本当にリフォームを望むのか再確認したほどだった。つまり古いし傷んでいるしの状態だったのである。予算的にも新築にしてよいのではないかと真剣に考えたのだけれど、住宅に対する思いを伝えられての結果リフォームをすることになった。住宅には素晴らしい庭がついている。ここはこれまでAさんによってとても丁寧に、そして自然に手入れをされ続けていて、わざとらしい日本庭園などとは違う心地よさが感じられる。だからリフォームの計画も当然この庭に対して開放的に開くことを大切にするようにしている。

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もともと和室だった部分はすべて壊してしまうのではなく、部分的に当時の部材を残すことで新旧が組み合わさる面白さを生み出している。

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玄関などは雰囲気に合うようにデザインし新たに作り替えている。土間には黒モルタルの洗い出しを採用し、重厚感の合う雰囲気を生み出した。

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2階の個室にはまるで茶室のような意匠の部屋があった。船底天井に丸太の棟木の天井の下には水屋をイメージした流しを作りつけている。もちろん構造的な補強も施している。体力壁を取り付けている部分などは、一部壁をふかして収めるなどの工夫もしている。現場合わせでなるようにしかならない面白さをうまくデザインしている結果が見ていてとても楽しい作品である。

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