ローコスト住宅の考え方

住宅とは家族が安心して暮らすためのフィールドである。食事を作り、団欒の時間をすごし、風呂に入り、寝る。子供達は勉強をしたり、兄弟で遊んだり、テレビを見たりの時間をすごす。親は親で、趣味の時間を過ごしたり、お酒を飲んだり、ゆったりと読書をしたりの誰にも気兼ねなくすごすことのできる自分達だけの場所、それが住宅だろう。

その住宅を作る、これは人生の中でも一大事業である。普段はあまり会話しないお父さんとお母さんが急に真剣に話し合いをし、こんな風に暮らせたら良いな、ローンの金額はいくらまでに抑えたいね、などのさまざまな相談を繰り返す。その空前絶後の協議の結果生み出される住宅は、家族にとってかけがえの無い城になるであろう。小さな庭もある。庭には花や木が植えられ、季節の移り変わりによってさまざまな表情をみせてくれるようになると、ようやく我が家が完成するのだ。

その我が家を作り出すのに、どうも日本人はお金を使いすぎているように感じる。そこにはどうにも崩しがたい固定概念、イメージが生み出す誤った常識、などさまざまな要因があるようである。そういうことは何とかして、崩していかなければいけない。そして、一人でも多くの、自由に、ローコストで、自分のこだわりを実現させる、家作りの成功者を作りたいと思いこのコラムを書くことにした。

テーマはそのつど思いついたことを追記していく。内容は次第に充実していくことだろう。最終的にはローコストの家作りヲ目指す方にとっての指針のひとつになればよいと思う。

目次

01 物の値段の決まり方
    

    01-1 杉の大黒柱の値段

02 住宅の値段は高すぎる
    
    02-1 ショッピングモールの商品のような住宅
    
    02-2 職人さんの技術力の低下
    
    02-3 商品というイメージが作り出したクレーム社会

03さんかくの家
    
    03-1 直角さんかく形の土地との出会い
    
    03-2 セルフビルドを上手に取り入れる



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