増井真也日記

略歴
免許登録番号 1級建築士 建設大臣登録 第290771号
1997年早稲田大学理工学建築学科卒業
2001年戸田建設株式会社退社
2001年ますいいリビングカンパニー主宰

「日本の住宅はどうしてこんなに同じものばかりなのだろう。」というのが私が設計を行うようになったきっかけでした。住宅はそれぞれの家族が自分たちのこだわりに合わせて自由に作り上げていくものだと思います。他の工業製品と違い工場での生産が出来ないということからも、本来は個別のデザインが許されて良いはずなのです。
しかし、現実には建築条件のない土地の取得の困難さという問題や、かつてのずさんな工事による工務店の衰退にともなう工業化住宅の発展によって画一的な住宅ばかりが作られるようになりました。
このような中で、今一度住宅の設計を一つ一つ丁寧に行い、そして工務店として作り上げる。その活動こそが個性あふれる豊かな住宅の生産につながると思っています。そして、そのこだわりを実現させるデザインが豊かな街を作り上げていくでしょう。
私は川口の町で生まれ、川口の町で育ちました。住宅を作るという活動を中心としてさまざまなデザインを街の中にちりばめ、この街をもっと魅力的に変化させ、魅力ある街づくりに貢献したいと考えています。

2012年
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最新の日記 2月

2012/2/1

先日の日記で、木造用の免震オイルダンパー金物「コラボパワー」について記載したのでもう少し詳しく書いておくことにする。この製品は、木造の九対にビスを用いて簡単に取り付けられることが出来るので、施工にかかる費用が非常に安いことが特徴である。私の知っているほかの工法では、例えば鉄骨の架台の上に木造住宅をそっくりそのまま乗せてしまい、架台と住宅の間にベアリングを施工することで上に載っている住宅が自由に動くようにし、その動きをダンパーで制御することで免震化する装置などがあるわけだが、ご想像の通り、非常に高価な装置であり、現実的に考えて住宅建築に適応することは難しい。その点、この免新オイルダンパーに関して言うと、部材費用もローコストであり、施工費用もローコストであるので、私の知っている限りにおいては最も利用価値の高いものだと考えている。

圧縮方向の力に対し、1.5トンで解放するようになっているので、力がかかりすぎることによる木造躯体部材の破壊もない。また、引っ張り力に対しては0.2トンで解放するように設計されているので、取り付け方法がビス止めでよいようになっている。弱い木造住宅の構造をやさしく支えるという考え方からして、なんとも、理にかなっている部材なのである。


取り付けの様子

 

 

 

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