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9月
2008/9/30
朝一番で所沢の家の打ち合わせに出発。2時過ぎ帰社。内容的には下記のとおりであるのでいよいよデザイン的な検討に入ることができる。まずは模型を作成しながら細かい部分をつめていく予定だ。
夕方、若者就業支援の会合に出席。ますいいの元気すぎるスタッフと比べるとどうしてよいかわからないような若者が多い。しかし、今元気に働いている若者と働いていない若者は紙一重であるなとの感想を持った。高校や大学を卒業して社会に出るまではみな同じなのだ。私は建築の世界しかわからないが、建築の世界で設計をやっていこうとしたら大きく分けて4つの選択肢がある。
・大手組織設計事務所
・個人アトリエ
・ハウスメーカー
・ゼネコン設計部
それぞれ、扱う仕事に差はある。どの分野に進みたいかは人それぞれだろう。しかしどの道を選択しても茨の道であることに変わりはない。夜は終電が当たり前だし、場合によっては事務所に泊まるなんてこともよくある話だ。疲れ果てて会社を辞めたくなる人がいることはどうしようもない事実だろう。仕事の内容がよくわからないままに就職して、やってみたら自分のやりたいことではなかったなんていうことも大いにありうる話である。
住宅の仕事は住まい手と作り手の距離が近いところに面白さがあるという話をよく耳にする。私もこの世界を選択した大きな理由が住まい手の顔が見える仕事をしたいとのことからであった。仕事とは誰かのためになることをしてその成果に対して御礼をいただくことだと思う。そのお礼で私達は生活をしていくことができる。そしてその誰かの顔が実際にすぐ近くにあることは何にも変えることのできないやりがいを感じさせてくれる。そこに住む家族、そこで成長する子供達、そこで営まれる生活、そういうことを想像しながら家を作り上げることがどれだけすばらしいことであろうか。物があふれ、情報があふれる時代だからこそそういう人と人のアナログな交流の世界によりいっそうの魅力を感じてしまうのである。
今日見た若者達は何らかの理由でそういうやりがいを感じる機会がなかったのかもしれない。でも彼らもキットそういう機会に出会うことで変われるのだろうと思う。その機会をつかむこと、そのきっかけを与えようとしているこの活動には大きな意味があるのだろう。
2008/9/29
午前中は事務所にて雑務。
午後より所沢のリフォーム兼耐震補強工事の資料準備。所沢の現場ではリフォームに伴い耐震補強工事を施すことになっている。そのための調査を行ったのだが、既存建築はそれほど痛んでいる箇所もなく良好な状態のようであった。小屋裏には多少の雨漏りの後があるようであるが、これも屋根の補修をすれば問題なさそうである。床下にもぐった状況を聞いてみても、土台や柱の足元が腐っているようなところもない。古い家の場合はなかなかこのような良好な状態で保存されているものは少ないのであるが、これも丁寧に作られていたということであろう。
耐震診断というのは、筋交いの有無を確認しプランを作図した上で筋交い量のチェックを行うところからスタートする。また偏芯率などの確認も行い家全体の硬さのバランスをとるように新たな筋交いを配置する計画を立てる。
今回の検討の結果としては、筋交いを適宜増やしていくということで現行法上の「倒壊しない」というレベルに到達するとのことであった。屋根のかわらを板金に葺き替えるなどの方法も検討していたのだがどうやら必要なさそうである。これで150万円ほどのコストダウンをすることができそうだ。
なるべくなら補強工事などにあまりコストをかけるのは避けたいところ。これは住まい手もわれわれも一致した考えである。であるならば確実な調査を実施し、最低限これだけやれば現行法上の耐震基準を満たすというラインを割り出すことが重要だ。今回ももし調査を行わなかったら屋根の吹き替えを行っていたことが予想される。
屋根を軽くすることは耐震上非常に有利なことは素人でもわかる。だからその方法を検討することは当然のことなのであるが、瓦屋根で調和の取れている住宅を板金屋根に葺き替えるということはデザイン性の問題からもコストの問題からもできれば避けたいところであった。そういった意味でも有意義な調査であったといえよう。
2008/9/24
午前中、事務所にて船橋駿河台の家の図面チェックなど。いよいよ基礎工事に入っているがそれが終わると木造九対の上棟となる。今の時期におこなうプレカット図面などのチェックがそのまま意匠に反映されるので慎重にやらなければならない。
子の現場ではリビングに180角の柱が立つ。柱の長さは4.5m。化粧柱としては非常に長い。そして太い。その柱の上にかかる大屋根は58mm×120mmの垂木によって支えられることになる。こういうがっしりとした構造に守られてすみたいという思いは誰もが持つだろう。そういう印象深い安心感のある大屋根ができることを望んでいる。
午後、川口市景観モニター講習会。今日は色彩が景観に与える影響というテーマで講習を受けた。建築を町並みとして捕らえると遠景としての町並みと、近景としての町並みに分けることができる。近景としての町並みという考え方においては色彩よりもその素材が持つ素材感のほうがより感覚には大きな影響を与えることになるが、遠景としての町並みを捉えるときには色彩が重要な役割を果たすということに気がつかされた。緑の山並みの中にぽつんと立つ建築が真っ赤なレンガ造りだったらちょっと違和感を感じるかもしれない。われわれ建築家はそういうことにも気を使いながら建築のデザインをしていかなければいけないということに改めて気づかされた。
2008/9/23
朝一番、越谷の家の契約作業に行こうと思っていたのだが、急遽予定を変更。というのも、スエーデン式サウンディング試験の結果杭の施工業者の分析によって必要とされていた柱状改良の地盤改良工事をやらなくても、地盤に対する保障を出すことができるという見解を保証会社のJIOが出したことにより、杭施工業者の言うとおりに工事を行うか、それとも行わないかということを現場にて話し合うことになったからである。
住宅の地盤に対する保証の仕組みというのは、検査および杭の施工を行う業者と保険会社の提携による保証を利用するか、もしくはJIOのような保証会社の分析による指示通りに施工することによってJIOと提携する保険会社の保険を利用するかの二通りの方法がある。今回のようにその二つの分析結果が異なることはほとんどないのだが、まったく正反対の見解になってしまったのでどちらにするか協議をすることになったのだ。
この敷地には築18年ほどの古い住宅がたっていた。そしてこの古い住宅は若干傾いていたということだった。しかし敷地の周りにあるほかの住宅やブロック塀を見ていると傾きなどはまったく感じられない。周辺の状況だけを見るとJIOの言うように杭の施工は不要なように感じられた。しかし、ここに以前より建っていた住宅は確実に傾いていた。今回の判断ではその事実を重視して杭の施工を行うことにした。約90万円ほどの予算が必要だが、最悪の結果を逃れるためには仕方がない。
夜8時ごろ、契約に必要な書類を作成して再度越谷の家の契約へ。21時、帰宅。
2008/9/19
舟橋駿河台の家でいよいよい基礎工事が開始された。この現場では非常に悪い地盤の上に家を建てるということで鋼管杭を施工した。そのうえに基礎を作る。基礎の荷重は鋼管杭を伝わって15m下の地盤に伝えられる。軟弱地盤だから仕方がないが、まったく大げさな話である。高さ7mほどの2階建ての木造住宅を作るのに、それ以上の15mもの深さまで杭を施工するとはなかなか理解に苦しむ話だ。少なくとも近年まではこんなこと絶対に行われなかった話なのであり、不動沈下なるものの類に過敏になりすぎる現代人の要求性能を満たすためだけのものだろう。
しかしながらこういう施工をすることは今や法律で義務付けられているのだ。建て主にその選択の余地はない。「とにかくしっかりと建てなさい。」これが今の行政からの指導なのであるから仕方がないのである。
どうせしっかりと作るのだから、やはり長く使ってほしい。環境負荷の問題を考えても30年足らずで壊してしまうようなことは絶対に避けなければならない。これからの家は60年〜100年は利用できるだろう。要するに世代の変化に対応できるものでなければならないのである。それだけ使えば15mの杭も決してもったいない話ではないのだ。
船橋の家もきっと、子の世代まで使われることだろう。2階の空間は自由に利用することのできるホールのようなものになっている。1階のリビングも用途によるスペースで区切られた一室空間だ。家族構成の変化にも比較的自由に対応できるはずである。そして何より、家族に愛される住宅になってくれるはずである。

2008/9/18
越谷の家地鎮祭。あいにくの雨となってしまったが、何とか大降りにはならずに現地にて地鎮祭を執り行うことができた。実はこの地鎮祭で使用する竹は工務店が用意する慣わしになっている。青竹で四方を囲むというのは神話から来ているらしく、代わりに丸太などを用いることはできないようだ。これまでますいいでは近所の地主さんから裏庭の竹を分けてもらっていた。しかし区画整理によりその竹林がなくなってしまったので、今ではその竹をもらうことができない。そこで今回はスタッフの中村の家の裏庭に生えている竹を使用することにした。
それにしても毎回スタッフの家の竹に頼るわけにもいかない。いよいよますいいでも作り物の竹を用意しなければいけなくなりそうである。どなたか近所で分けていただける方はいないだろうか。まったく竹林もなくなってしまうとはなんだかさみしい限りであるが、これも仕方がないのかもしれないな。

2008/9/17
10時、赤羽の家の建て替え相談。50坪を2300万円でというなかなか大胆な申し出だった。つぼ50万円以下というのはさすがのますいいでも少々厳しい。床面積を小さくすることをご提案することになった。それにしてもこのMさん、実は1級建築士さんである。しかも建築士事務所を経営している。木造住宅の経験がないということで、ますいいに依頼してくれたわけであるが、建築士さんであるので希望のプランなどを考えることは当然できる。
ではなぜほかの会社ではなくますいいなのだろうか。たとえばハウスメーカーにいった場合は希望のプランをそのまま形にはしてくれない。なぜならハウスメーカーは工場生産のプレファブ製品であるので規格に合わないものは作ることができないからである。へーベルハウスでは斜めの壁ができないというのは有名な話だろう。またコストに関しても標準仕様以外のものを取り入れたときに定価以上の金額になることも珍しくない。
また地元の工務店はどうだろうか。希望のプランを図面に起こして、模型にしたり、パースを書いたりしてその実現したときの様子をプレゼンテーションしてくれる工務店はなかなか存在しないだろう。かくしてますいいには自然と建築士さんのクライアントが多いのである。
午後、舟橋駿河台の家の柱注文。180角の杉の柱を市場にて購入しようとしたのだが、4500mmという長さで在庫がなく、原木の丸太から引いてもらうことになった。この柱は船橋の家のリビングのほぼ真ん中に立つことになる。すっと伸びる4m以上ある柱は大きな存在となることだろう。原木から挽くということでどのような表情を見せてくれるかが非常に楽しみである。
2008/9/14
午前中、越谷の家の打ち合わせ。今日はお父さんも交えての打ち合わせ。確認申請提出後ということでそれほど大きな変更があるはずもないのだが、詳細部についての収まりなどについて話をした。12時ごろ終了。
午後より、家族を連れて修善寺へ。
久しぶりに田舎道を歩いていると、何の変哲もない農家の住宅を見た。特に豪華絢爛というわけでもなく、田舎道にひっそりとたっている普通の住宅であった。しかしどことなく風格のある、どっしりとした構えをしていた。風に吹かれても地震がおきてもびくともしなそうなどっしりとした構えだった。
ローコスト住宅を考えるときに、どこにどれだけの予算をかけるかというのは非常にシビアな問題である。500円で家族4人の夕食を作るときに、家庭のお母さんが頭を悩ませるのと同じような苦悩がそこにはある。2000円使えば豪華な夕食となる。それは誰にもできることだ。しかし、500円となるとそれなりの工夫をしなければいけない。そこが主婦の腕の見せ所だろう。
住宅を作る場合も同じことだ。地盤改良、基礎、構造躯体などはやはり住宅の根幹にかかわる部分であるのでできるだけのことはやっておきたい。現在の基準で建設していれば、30年で壊れるということはまずないだろうし、親子2世代にわたって住み続けることも可能である。そうするためにもこれらの部分には十分な計画が必要だ。
となるとやはりローコストを目指すうえで一番大きなポイントとなるのは仕上げにかかわる部分であろう。内装、設備、照明などは住宅の根幹にかかわる部分ではない。それに高いものを使ったからよいというものでもない。石灰クリームやしな合板、白熱灯などのシンプルな要素を住宅にちりばめることで、ハウスメーカーなどと比べるとかなりの予算は削減できる。
農家の住宅は決して豪華なものではなかった。中を見ることはできないが、築何十年も立つその家はきっと素朴な仕上げの品のある住宅となっていることだろう。時がたっても失うことのない安心感と時とともににじみ出る品の良さを兼ね備えたようなローコスト住宅が実はもっとも求めるべきもののように感じた。
2008/9/13
午前中、東川口にて中古住宅をリフォームして暮らしたいという方とのはじめての打ち合わせ。古家のリフォームというのはその建築の状態によって、どのようにできるかということが非常に微妙な判断になる。ということで今回は早速その住宅を拝見することにした。
実際にその住宅を見てみると、築30年ほどの木造2階建て住宅であった。車庫の上部が部屋として利用されているが、その車庫とその上部は増築された様子がある。その部分だけは鉄骨造で、木造部分との接合部は完全にひび割れているようだ。周辺の建物は4棟がほぼ同じ時期に建築されたものであり、間取りも屋根のかけ方もほぼ同じ形をしている。どうやら同時期に立てられた建売らしい。基礎の給気口から内部をのぞいてみると、立ち上がりの端部が割れており鉄筋もそれほど十分には入っていないようだ。
資料によると建築されたのが昭和54年。耐震基準が整備される昭和56年以前ということなので、金物などもきっと十分ではないだろう。この住宅にこれから何十年も住むということは決して勧められることではない。完全な耐震補強工事をするとなると新築住宅同様のお金が必要となることは目に見えている。今回は非常に残念ではあるが、見送ることをご提案せざるを得なかった。
木造建築をリフォームして暮らすにはやはりそれなりの建築を選定するということが非常に重要になってくる。なかなか外見だけではわかるものではないのが正直なところであるが、上記のようなことを判断すればある程度の予想はできる。長く暮らす家だからこそ、そして安心して暮らしたい家だからこそ慎重な選定を心がけてほしい。

古い住宅をリフォームして作った美容室「ami」
2008/9/9
一日中、市内にある利用されていない空き建築をリノベーションしてオフィスとして貸し出すというプロジェクトの事前打ち合わせ。これについてはまだまだ調整がう必要な事業であるので、詳細を記すことはできないのだが、取り壊しが決定しているがまだそれまでは5年間あるとか、さまざまな事情によって放置されている利用可能な建築に再度命を吹き込むというプロジェクトだけに何とか成功させたいと考えている。
2008/9/7
朝7時過ぎ、息子の通う小学校へ。今日はボランティアでの校庭清掃活動の日である。自分の家の清掃は妻にまかせっきりでしたことがないが、花壇を作ったり、ペンキを塗ったり、楽しそうな作業もあるということで参加してみた。というよりもなぜだか知人の陰謀により、PTA副会長という役になってしまったので、いかざるを得ないというほうが正しいのかもしれない。
校庭に着くと、100人以上の親御さんやボランティアの方々が側溝の泥をとるなどの作業を早速はじめだした。約1時間半ほどの作業であったのだが、いい汗をかかせてもらった。
校長先生と話をしたら、角材のあまり材などを持ってきてほしいとのことだった。現場のあまり材の再利用方法も見つかったので一石二鳥。子供は地域で育てるもの。少しでも役に立つならうれしい限りである。
2008/9/5
秋らしい涼しい日々が送れるのかと思ったら、まだまだ残暑が厳しいようでここにきて体調を崩してしまった。若干熱っぽいようで午前中はまったく仕事にならず。
午後、青木の家のリフォームの打ち合わせなど。青木の家ではユニットバスやキッチン、洗面化粧台の交換、ビニルクロスの張替え、そしてリビングの内装工事として天井の杉板張りや漆喰の工事を行った。下の写真はそのリビングの内装工事がほぼ完成した様子。クロスの天井と比べると非常に暖かい雰囲気の空間となり、居心地のよいくつろぎの部屋とすることができただろう。

2008/9/3
朝一番より船橋駿河台の家の地鎮祭に向かった。現場に着き、池上と一緒に早速準備に取り掛かる。縄張り、レベル確定、そして竹や砂の準備を終えるとWさんご家族がやってきた。続いて神主さんも到着しいよいよ地鎮祭に。
地鎮祭の流れをご存じない方のために簡単に説明するとこのようになる。
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修祓「シュバツ」
神々に御供えする神饌、使用する祭具、祭典に参加する人々、をお祓いする(お祓いをうける際は軽く頭を下げる)
降神「コウシン」
神々を神籬(神がしばらくの間留まる処)にお迎えする(神主が神々をお迎えする間しばらく軽く頭を下げる)
献饌「ケンセン」
神々に神饌を御供えする
祝詞奏上「ノリトソウジョウ」
この土地に家屋を建てることを神々に報告し、工事の安全を祈る(神主が祝詞奏上する間軽く頭を下げる)
清祓い「キヨハライ」
土地の四方をお祓いし清める
地鎮の儀「ジチンノギ」
盛り砂にて 刈初(設計者)鎌で草を刈り取る
穿初(施主)鍬で盛り盛り砂を起す
鎮物埋納(神職)鎮物を納める
土均(施工者)鋤で盛り砂を均す
(「エイ、エイ、エイ」と掛声をかけ三度動作をする)
玉串拝礼「タマグシハイレイ」
玉串を捧げ神々に家屋を建てる旨報告し、工事の無事を祈る(玉串拝礼の作法で神職、施主、参列者の順に拝礼)
撤饌「テッセン」
神々に御供えした神饌をお下げする
昇神「ショウシン」
神籬(ヒモロギ)においでいただ神々に戻っていただく(神主が神々を送る間しばらく軽く頭を下げる)
ちなみにこの中でお施主さんがやらなければいけないのが、地鎮の儀「ジチンノギ」と玉串拝礼「タマグシハイレイ」だ。
地鎮の儀では、砂で作られた小さな山を鍬で起すようにすればよい。回数は3回。掛け声はえいえいえい。えいえいおーではないのでお間違いなく。
玉串拝礼では、
一、玉串(榊)を受け取る。このとき右手が榊の根元、左手が枝になるように受け取る
二、御神前に進む
三、根元が御神前に向くように時計回りに廻してお供えする
四、二礼、二拍手、一礼の作法で拝む
を行えばよい。ちなみに神社での拝む基本はとにかくこう。
一、二礼(深く二度礼をする)
二、二拍手(拍手を二度うつ)
三、一礼(深く一礼する)
この神社での参拝の作法はどこに行っても同じなので覚えておこう。
せっかくなので一般的なお供え物の例を書くとこのような感じだ。
お供
米(小皿に少々)日本酒 塩(小皿に少々)水(コップ一杯)
餅(お供え餅一重ね)
魚(尾頭付き 鯛など)
乾物(スルメ、コンブ、ワカメ、等)
野菜(大根、人参、なす、きゅうり、キャベツ等)
果実(りんご、みかん、バナナ、梨等)
品物の種類、数には制限は特にない。
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2008/9/2
9時30分より、さいたま市で家を建てる予定のKさん打ち合わせ。今回はまず最初のプラン提出となったのだが、なかなか気に入ってもらえたようであった。提案したのは1室空間のシンプルな木造住宅である。開放性とプライバシーの問題をうまく解決する建築となる予定だ。若干の変更を加えて再度ご提案するわけだが、ぜひとも作らせていただきたい。
今日は中落合の家の現場でRCサッシのモルタル詰めが行われている。外壁の防水紙貼りはすでに行われているので、これでようやく水の浸入が大方止められることになるだろう。これまで、入り込んだ水を排出するために何度も足を運んだわけだが、こういう時期にあのような集中的な大雨が降るとはなんともついていないとしか言いようがない。しかしこれで一安心である。ようやく大工工事を進められることになる。
ところで、この現場ではJIOという性能保障制度に加入している。性能保障制度というのは住宅の構造と雨漏りについて10年間保険会社が保障してくれる制度だ。ますいいではこれまで加入を希望する場合のみ加入してきたのだが、この制度への加入が来年10月以降の引渡し建築物に義務付けられることになった。義務であるのですべての住宅が加入しなければならない。ローコストの小さな住宅もすべてである。このような法律ができたのはなぜか、皆さんも察しが着くと思うがやはり原因は姉羽事件だ。あの事件の際に構造的に欠陥のある建築物を購入させられてしまった住民達は自らの出費によってその建築を建て替えなければならないことになった。(一部は助成金が支払われたようであるが)もしこの建築物に保険がかかっていれば、厳密な検査によってあのような建築物は建たなかったであろう。でも考えてみてほしい。ほんの一部の悪例を防止するためにすべての建築物に対しそのようなことを義務付ける必要が本当にあるのだろうか。
JIOからは当日二人の検査員が派遣されてきた。約2時間ほどの検査の後、にこやかに検査済みのポスターを貼って帰っていったが、この検査に二人もの人間が必要なのだろうか。はなはだ疑問である。ほかにやるべきことがあるような気がするのだが、そう感じるのは私だけだろうか。

2008/9/1
朝一番より所沢の家の耐力壁調査に出向いた。木造住宅の場合は屋根や外壁などの建物の重さに応じて必要とされる耐力壁の量が決められている。古い住宅の場合はその耐力壁の量が少なかったり、もしくはリフォームなどの際に切り取られてしまっていたりすることがある。そこで、今回は大工さん、構造の大沼氏と一緒に壁量の調査をすることとなったわけである。床下や小屋裏などもぐれるところから覗き込んで判断するわけであるが、約80%くらいの壁についてはその耐震性の有無を判断することができた。今後はのこデータを下に補強方法などの検討を行い、新しいプランとのすり合わせを行う予定である。
リフォームを行う際には本来その住宅がより強いものになるように行わなければならない。予算が少ない場合などは表面的な改修工事とせざるを得ないが、ある程度の規模になるならば水の収まりや構造的な補強などをまず第一に考え、生活のスタイルを改善するためのデザイン性の変更とうまくすり合わせることが大切である。
夕方事務所にて雑務。

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