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4月
2008/4/30
朝一番より中落合の家ガス工事立会い。続いて、護国寺の家の現場清掃など。11時過ぎには三鷹のリフォームの現場に訪れ、セルフビルド作業手ほどき。施主のSさんはセルフビルドを心から楽しんでいるようで、床下に調湿作用のあるゼオライトをしきこんだりの作業をすでに終えていた。今日は2階の壁、天井のクロス面に漆喰塗料という材料を塗装する工事を行った。まずは養生。塗らない部分を保護するためにビニールの養生材を貼っていくのだが、さすがにのみこみがはやい。続いてシーラー塗り。そして最後に仕上げとなる。途中で、「もう増井さんたちは帰っていいですよ」という余裕もあるくらい。見かけはそれほどタフには見えないのだが。
19時過ぎ事務所に戻り、中落合の家契約。
2008/4/28
11時、勝どきのWさん宅にて船橋の家の打ち合わせ。今回の打ち合わせでは1/50の模型を提出。この家はリビングと庭を一続きの間として扱っている。便宜上の玄関は存在するが、事実上は庭に面したリビングから出入りを行うことになるだろう。リビングの中心には太い柱が立っている。その柱は大きな小屋組みを支えているのだが、その小屋組みは通常の化粧垂木より若干骨太に作られている。どことなく和の雰囲気を感じる、懐かしい家になることだろう。
16:30、地元西青木の家リフォーム相談。
夕方、事務所にて雑務。
2008/4/26
朝8時過ぎ、中落合の家の地鎮祭に向けて出発。9時、神主さんをお迎えし地鎮祭準備。この神社は御陵神社という神社さんでなんでもたたり神様を奉っているそうである。物騒な話に聞こえるのだが、悪いことがおきないように念じる気持ちを、神を奉るという行為であらわしているのだからそういう神社があってもおかしくはない。そもそも、地鎮祭ではその土地の神様に対して、工事中その土地を荒らしてしまうことを許してもらうために行うのであるので御陵神社でも氷川神社でもそれほどの違いはないのであろう。
10時より地鎮祭開始。最近雨が多いので心配していたのだが始まると同時に日が差してきて、とても良いお天気の中執り行うことが出来た。約1時間で式は終了したのだが、学生時代より慣れ親しんだこの新井薬師駅の近所でこのような工事を始めることが出来るということに感慨深いものを感じた。
式が終わり、お施主様よりの挨拶そして乾杯を行って終了。

2008/4/23
朝10時、蓮田の調整区域に家を建てる予定のSさん土地拝見。川口から僅か50分ほどの距離にあるのだが、回りには蛍の飛び交う沼があり、森があり、川口とはだいぶ違う様相であった。人が住む密度としてはこれくらいが一番良いのだろうななどと感じていたのだが、こういう地域でも7棟の区画分譲などがなされているところを見ると、少しずつではあるが人口が増えているのかもしれない。

帰りの車の中で、なんとなく人の住む場所について考えてみた。東京都のような大都市の周辺にある都道府県はベッドタウンとして利用されている。ゆえに昼間の人口と夜間の人口にはかなりの差がつくことになる。ちなみに埼玉県の昼間の人口は598万人、夜間の人口は692万人。つまり94万人もの人が毎日移動していることになる。この行為は結構すごいことだ。地産地消という言葉が叫ばれるが、これは何も野菜だけに限ったことではないだろう。人間だって同じだ。地元で暮らし、地元で働く。これは確実に環境問題対策になる。精神的にも良いだろう。情報化が進み、どこにいても仕事が出来る環境は整いつつあるように思える。実際に在宅業務なども多く取り入れられていると聞く。
先日人口56万人の川口市は1年間に12万人の人が入れ替わると聞いた。4人にひとりは入れ替わることになる。ずっといる人は変らないから、きっと12万人はいつも変っているんだろう。地域社会の喪失が意識される中、この数字は衝撃だった。川口市には現在大量のマンションが建ち並んでいる。住宅取得のための一時居住地。そんな場所になっているのかもしれない。
地に足をつけ居を構えて暮らす。蓮田の土地を見ているとそれにふさわしい場所のように思えた。
2008/4/18
三鷹の家の現場ではいよいよコンクリート打設に向けて工事が進行している。写真は本実型枠の様子。普通のコンクリート打ち放しというのはコーティングされている合板を型枠として使用する。するとコンクリートの表面はツルツルとした光沢のある表情になる。それに比べて、この工法を採用するとコンクリートの表面に木の模様がうつりこむので、普通の打ち放しとは違った、温かみのあるコンクリートが出来上がるというわけだ。手間のかかる工法だけにコストもかかる。高いだけに最近ではなかなか使用されない工法ではあるが一度はやってみたい仕上げなのである。

9時30分、草加の美容室工事のKさん来社。看板・棚に利用するケヤキを選定。自然木を利用するのは楽しいのだが、その選定にはいろいろ苦労する。会社のおきばにあるものの中から選ぶという限定された行為だけにやはり限りがある。希望のサイズを普通に購入するのではかなり高くついてしまうので、工夫が必要。もう少し一般的なサイズを事前購入しておいたほうが良いなの感あり。
午後から夜、船橋の家の設計作業。
2008/4/16
三鷹のリフォームの現場が進みだした。現在は解体工事だが、壊してみると意外としっかりとした構造が残っているようだ。タダ、以前に床のかさ上げをされている部分などはかなりいい加減な工事をされているようで、補修の必要がありそうな話も出ている。やはり壊してみるといろいろ飛び出してくる。

11時過ぎ、川口にて型枠大工さんの会社を営むAさん来社。幸町にて自宅を建てたいとのことでその設計をしてほしいということだった。もちろん施工管理はご自分でやりたいとのこと。建築関連の会社をやっている方なら当然の見解だろう。私は以前戸田建設にいたのだが、ゼネコンの現場においてこっとも信頼できるのが型枠大工さんだったように思う。鳶さんや鉄筋屋さんというのは通常ガラの悪い方たちが多い。チョットこわもての方たちの囲まれている中で、型枠大工さんだけはいつも話のわかってもらえる人だった。そんな思い出が理由なのか、今日も4時間も話をしてしまった。
夜、久喜にて元西武ライオンズ監督、伊藤勤氏講演。つい最近まで野球一筋のジンセイということで、なかなかわかりにくい話に困惑。
0時過ぎ帰宅。
2008/4/15
10時過ぎ、南浦和の家にて防水工事打ち合わせ。
12時過ぎ事務所に戻り、落合の家の打ち合わせ準備など。確認申請手続きの変更時期に申請した物件だけにかなりの審査機関を要したのだがようやく下りることになった。これまでも構造計算を含めた丁寧な設計作業をしてきたので、設計作業自体にはそれほどの差はないのだが、とにかく審査時に提出する書類の多さと、審査基準の整備の遅れによる書類の引止め期間の長さには本当に手を焼いた。が、それもこれでひと段落。
確かにここまでの厳格な基準を定めれば法違反をするやからは出にくくなるとは思うのだが、本当に期待通りの効果が出るのだろうか。
厳格な法律を定めれば定めるほどに、画一された生活が形作られていくように感じる。「現代は養鶏場のブロイラーと同じではないのか。」といった学者がいた。せめて住宅くらいは、豊かな表情を作り出すくつろげる場であってほしいものだと思う。
2008/4/14
朝一番より船橋の家のスタディーなど。先週の打ち合わせで出たご要望などを踏まえて3回目のプランを作った。なかなかまとまってきた感あり。
夜、黒澤清監督「ドッペルゲンガー」見る。古くから語り継がれる現象ではあるのだが、独特の描写と俳優の演技によりかなり良い雰囲気が出ていた。大体自分のほかの自分を見るなんていう話は、精神的な異常でもない限りあるわけはないのだが、心の中にいるもう一人の自分みたいなものはダレもが感じるものだと思う。朝起きようとする自分と「もう少し寝てようよ」とささやく自分。そんな絶妙なバランスを保ちながら社会の中で生きているわけであるので、そのバランスが狂ってしまったときにはきっとドッペルゲンガーを見るんでしょう。見たら死ぬ、なんていうのもそういうバランスと生命のつながりから来ているのかもしれない。まあ真剣に考える話ではないな。
2008/4/13
日曜日。午前中はいつもどおり子供たちのラグビースクール指導。16時、先々週に引き続き越谷の家打ち合わせ。お父さんが建築設計の仕事をされているというこのご家族の打ち合わせは、普段とはちょっと違う方法で進んでいる。すでにご夫婦とお父さんによって入念に考え込まれたプランに沿って、打ち合わせは進む。若干の変更等を行いながら、実際に住むご夫妻のイメージに近づけていく。相手がプロということもありいつもよりスムーズに進む。18時前には打ち合わせ終了。
2008/4/11
11時、勝どき駅近くのWさん邸にて打ち合わせ。3ヶ月になるお子さんを見ながらの打ち合わせということで、ご自宅にお邪魔したのだがやっぱり赤ちゃんの世話をしながらというのは大変だ。とはいえ奥さんを交えないで打ち合わせをしても仕方がないので、あと何回かはここに足を運ぶことになるだろう。勝どきというと築地の隣で古い町並みなのかと思ったら、なんと超高層のマンションが建ち並ぶものすごいところであった。
近くにある勝鬨橋は昔、跳開橋として東洋一の規模を誇ったが、隅田川を航行する船の減少、交通量の増加などによって、昭和45年の開閉を最後に、現在では開かずの橋となっているそうだ。その橋を渡ると、築地の市場があり周辺にはたくさんのお寿司屋さんが軒を連ねている。せっかくここまで来たのだからとわれわれも昼の寿司ランチをいただいた。
打ち合わせ終了後、祖師ヶ谷大蔵駅へ。構造家の梅沢先生のご自宅を拝見させていただけるとのことでスタッフ一同待ち合わせをすることになった。梅沢先生とは私の自宅兼事務所の建設のときからのお付き合いだが、今回は見学目的である自宅「アイロニースペース」の施工管理を担当された滝澤建設の鈴木監督の案内で見学させていただけることになった。

敷地を囲むように鉄板構造のボリュームが配置されその中央地下部分には中庭がある。大理石を敷かれた中庭はちょうど雨の降ったあとだったという事もあり、みずみずしい空気にあふれている。地下室のリビングというのに閉塞感はまるでなく、非常に居心地の良い空間であった。

2階の天井にはパネルの隙間を利用したトップライトが設けられている。造形的なボリュームの中に降り注ぐこれまた神秘的な光。なんともいえない住宅であった。
2008/4/10
11時、南浦和のT様邸にて防水工事の打ち合わせ。この雨で雨漏りをしているそうで現場に行ってみると築40年のRC住宅の天井部分には数々の雨漏りのあとが残っていた。テラス部のシート防水が完全に穴だらけになっているようだったので、漏って当然といえば当然の状況だったのだが、全面的な工事をすれば直るであろう。
ところでこの方、早稲田大学の石山先生の研究室の卒業生のお母様ということ。先日入社した中村君といい、最近石山先生に縁のある方との出会いが続いている。こういうことが続くとやっぱり先生の大きさを感じてしまうな。
13時過ぎ、帰社。以降雑務。
2008/4/8
機能から続く春の嵐ということで、天気は荒れに荒れている。が、今日から新たに中村君が出社することになった。4月に入社した新人はこれで3人目。鈴木、中村、渡辺と新しい顔ぶれを向かえ事務所もどことなく活気付いている。この雰囲気を継続してくれればと思う。朝一番より早速中村君には船橋の家のスタディーをしてもらうことに。1/30の模型を作りながら内部の各所について検討した。そのまま夜まで。
昨夜、幸福の鐘という映画を見た。SABUという監督の作品らしいが、この監督の作品ははじめてみたのでなかなか衝撃的だった。せりふのないシーン、綺麗な映像、通常の映画とはちょっと違うような気がするのだが、なんとなくジンセイの中でのさまざまな出来事をうまく、そして面白く表現しているように思えた。なんでもこれまでの作風からチョット変化したものだということなので、これまでの作品というものを見てみようと思う。ただし決してお勧めしているわけではないので、ご自分の判断でご覧ください。
2008/4/5
午前中事務所にて船橋の家のスタディーなど。
午後、以前改修工事をした千歳烏山の家にて雑誌LIVES取材。
以下雑誌インタビュー。
・セルフビルドについて
「自分の家は自分で作る。」素人がこれを全て実現することはなかなか出来ることではないが、 頭を使って考えることは出来るはずである。
家作りというジンセイで一度しかない大仕事を、まるで車を買うように考えてしまうことが当たり前の世の中で、自分らしく暮らすための場所を自分自身で考えることはすばらしいことではないか
と思う。
その暮らしの場を作るにあたって、色を塗る、床を貼る、人それぞれ出来ることのレベルは違うが出来ることは自分でやる。それもまたすばらしいことだと思う。
行為としての価値以外にもコスト面での価値も大きい。企画化されていない家作りに際し、最も大きなコストは人件費だ。日本人は人件費が高い。でも職人さんの生活を考えればそれも仕方がないことだと思う。すくなくとも腕の良い、気立ての良い、日本人の職人さんに丁寧に家を作って欲しいと思う場合には、それなりの給料を払う必要があるわけで、そのときにセルフビルドは大きな力を発揮する。
・セルフビルドの注意点
最近の動向を見ていると、本当は施主の考えに基づき自由に行うべき家作りを法律でがんじがらめにしている気がする。
そんな社会において、家作りについてよく考えることが好きな施主とそれを適切にサポートすることが出来る工務店がいるという前提において始めて成立するのがセルフビルドだと思う。
しかし、セルフビルドの簡単なイメージだけが先行し導入してみても、予想外に作業が大変で実はまったく出来なかったという最悪の結果もありうる。 導入の前には作業内容や必要な時間などよく説明し、施主の理解を得ることが非常に大切だと思う。そのためにも実際に作業をやった経験のある人による説明が重要だろう。
また、施工の精度についての許容範囲も施主によって大きな幅がある。セルフビルドで出来る精度をよく説明し、理解を得ることも重要だと思う。
・設計事務所としての協力
素人でも出来る作業にするためには、「収まりを簡単にする」「作業手順を区分けする」などの設計上の注意点も重要である。
たとえば漆喰を塗る場合に、窓枠を巻き込みのデザインを採用すると、その角の部分の仕上げに非常に苦労する。そのような場合には窓枠をちりを確保して取りつけることで、角の施工はなくすことが出来る。
また、塗装のほうが簡単だからということで塗装を採用すると、パテ処理に予想以上の手間を必要とする。塗装工事は養生4割・下地処理4割・仕上げの塗装は2割が原則で、ペンキを塗る作業自体は簡単だがそれまでに多くの作業を要する。それであれば漆喰のほうが簡単だ
ったという場合もあるので注意が必要。
・工務店としての協力体制
たとえば、天井板を塗装する場合、板を張る前に塗装するほうが圧倒的に楽である。であれば、作業に入る前に現場に材料を搬入しセルフビルドの塗装をさせてあげる段取りを組まなければ施主は作業をすることが出来ない。
貼ってしまった天井板をさして、「どうぞ塗ってください」ではきれいに塗れるはずがない。それなりの段取りをしてあげることが工務店としての協力だろう。
また、作業方法を自ら調査し実践できる施主もそうはいない。基本的な作業方法はアドバイスし、時には指導のための職人さんを手配するなどしてあげることも重要である。壁の仕上げをセルフビルドで行う場合は、その作業が終わるまで設備器具やスイッチなどを取り付
けることが出来ない。便器の付いている裏側の壁の塗装を行うことを想像すれば、それが不可能なことは容易に想像できるだろう。セルフビルドのある現場の場合には最低でも1週間ほどの作業期間を確保し、施主にその期限内に作業してもらうことが重要である。
期限内に行う作業と引渡し後に行う作業を適切に分別してあげることも重要だ。
ゆっくり時間をかけて行う作業、工事期限内に行う作業、これらをしっかり区別しないと現場は混乱してしまう。
・小田様の家づくりへの感想
当初は解体工事を自分でやりたいなど、本当に大丈夫かの不安を抱いていたが、どれだけ話をしてもやりたいの一点張りであったのでそのように対応することにした。工事中急遽、床の施工を頼まれたりの変更もあったが、全体的には当初抱いていた小田さんのイメージに近い体制での工事内容になったと思う。
デザインに関しては、ああいったインテリアのイメージを完成させることが出来たことはセルフビルドの新しい発見であった。明確なデザインストーリーを持っている施主にとって、それを自ら試行錯誤しながら作り上げることによるものづくりの可能性を感じた。しかし、あれは確立したセンスを持っている一部の施主にしか出来ないことだとは思う。
今回のようなセルフビルドには信頼できる構造があることが大きな条件である。その点、築4年の鉄骨造というのは理想的であった。中古建築の場合は購入前の事前調査が重要であろう。
今後は、家を獲得する手法もさまざまな可能性を模索しながら変化していくと思われる。その中のひとつにセルフビルドがあると思うのだが、施主の希望を敏感に感じ取り、施主に合わせた方法を提示することが大切になるだろう。小田様の家作りは私たちの予想を超えていたように思える。間柱を化粧として表現したりの、予想外のデザインは身動きが取れなくなりつつある建築界において、うらやましいくらい自由な発想だ。
既成概念にとらわれない発想を設計事務所、工務店側も常に持ち続けることがより可能性を伸ばすであろう。
今回は良い経験をさせていただいたと感謝している。
2008/4/4
11時、三鷹の家の契約。さまざまな変更を経てようやく工事開始となった。細い路地の奥のほうにある小さな現場なので周辺の方々とのコミュニケーションをうまくとりながらスムーズな工事を心がけたい。
12時ごろ打ち合わせを終えて周辺の住宅街をしばらく散歩してみた。三鷹にある閑静な住宅街ということで心の中にふっととどまる雰囲気の良い住宅がたくさんある。絶妙な勾配の屋根、大谷石の塀、そんなチョット懐かしい建築の要素を堪能することが出来た。
2008/4/1
今日から4月。桜も満開となり、陽気もだいぶ暖かくなってきた。春の訪れは毎年待ち遠しいものだが、この春が終わるとすごしにくい夏がやって来る。今年もまた例年と同じように40度に迫る酷暑が続くと思うとぞっとする。今日から暫定税率が一時廃止されてガソリンの値段が25円ほど下がることになったが、これは早く戻すべきだろう。少なくとも安いよりは高いほうが消費が抑えられるのは確かだ。化石燃料を消費しなくても人々が生きられる社会の創造をしなければならないのは明確であるから、そんなときに価格を下げるなんていうばかげたことは早くやめたほうが良い。
先ほど届いた早稲田建築を眺めていたら石山修武氏のことが書いてあった。地域農村社会云々・・との記載があったがこれもまた現実的な話ではないような気がする。ここまで進んでしまった人々の生活の中に地域農村を作ることは、ある意味ユートピア思想に近いものにしか感じない。しかし、食料自給率の問題などなどを考えてみても、地域における食糧生産を見直さなければいけないのは確かだ。破綻し人口が減少する自治体、箱物をつくり町おこしを狙う自治体、国の予算の地方への配分の仕方、そんなシステム自体から変えていかなければ今の日本でゆっくり作物を作ることは不可能なように思える。何年か前にキャベツをトラクターでつぶす映像がテレビで盛んに流されていたが、そのような価格調整も今は意味のあることのように思える。国を挙げての農村の保護、安い労働人口の確保、このようなことに努めていかない限り日本の農村の復活はないだろう。そして石山氏の標準も「高齢者の自発的な行動とともにある農村の復活」そこらへんにあるような気がするのである。
なんてことを考えているうちに14時、船橋の土地を購入されたWさん来社。紆余曲折を経てようやく土地を購入されたわけだが、数ヶ月前より設計に着手している関係ですでにプランもだいぶ形になってきている。1時間ほどの打ち合わせを行い次回につなげた。
とにもかくにも本日よりますいいも第14期が始まる。今期もどうぞよろしくお願いします。
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