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2003年

 

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2003/6/30

最近は現場が一斉にスタートしているおかげで、本当に忙しい。今日は朝一番から村田さんの家、富永さんの家、古谷さんの家をまわる。そういえば古谷さんの家で大きな蛇を見かけた。だれも住んでいない間の守り神でもしているつもりなのか、工事に関わる人達をミラミつけていたようだった。だれも住んでいない土地というのはなんか少し寂しいもので、特に立て替えの場合は強くそう感じる。庭に生えている白樺の木も毛虫にだいぶやられているようだったので、今日は防虫剤をまいてきた。早く終わらせて新たな生活のスタートを迎えさせてあげたいと思った。

 

2003/6/25 

今日は渡辺さんの家に行ってきた.渡辺さんは3年後くらいに家を建て替える予定の方である.場所は埼玉県伊奈町.田園風景の中にある住宅街なのだが,南西の角地でなかなかのロケーション.今は中古の古屋が立っているのだが,こまめに手を加えられていてなかなか良い.コレだけのことが出来る方ならまたセルフビルドの家づくりができそうだ.そういえばまだ先の話だが,川口市で建て売りをやることになった.クライアントを想定しながらの設計ということになるのだが,コレはきちんとやらなければいけない.一般的な建て売りとは違う「ますいい」ならではのものになるだろう.

 

2003/6/24   

11時,小山の駅前ビルにある画材屋さんにて,店舗の改修工事打合せ。13時30分帰社。帰社後,佐久間邸、富永邸などの書類作成等を行う. 

                                

2003/6/21

朝9時、成増の駅にて田中さんと待ち合わせ.待ち合わせの場所に20分ほど早く着いてしまいタバコをすっていると、中国人らしき老人に話し掛けられた.中国語なので何を言っているのか良くわからないものの、どうやら電話をかけたいらしい。老人が持っていたテレホンカードを使える機種がたまたま空いていなかったので、携帯電話を貸してあげた.メモに書いてある番号にかけてあげると、電話の向こう側にも中国語が飛び交っている.わけがわからないのでその老人に代わると、ほっとしたようになにやら話をしていた.どういう事情があるのか、何をしに着たのか、何も解らないまま挨拶をして別れたが、日本の国際化、しかもかなり一般社会での国際化をひしひしと感じた.その後田中さんの土地を見に行く.小さいけれどとてもよいところだった.田中さんの新たな拠点にはふさわしい場所だろう.一時事務所に戻り、事務処理をする.3時、新代田にて三宅さんと打合せ.7月中旬に屋久島へ行くことに.六時30分帰社。事務所にみえていた佐久間さんとしばらく話した後、現場関係の打合せを行う.10時30分、作業終了.

 

2003/6/20                                                        

最近はどうもあわただしい。というのも年内竣工の現場がいっせいに着工の時期にさしかかっているからだ。この波ももうじき終わりそうだが、来週いっぱいくらいはどうにもならなそうである.そんな中コンテナハウスが完成に近づいている.今日はデッキが張られた。8時から打ち上げパーティー。枕木のテーブルの上で、バーベキューをした。ほろ酔い気分で、デッキの上に寝転ぶ。少ないけれど星が見えた。都会で味わうつかの間の贅沢、そんな表現がぴったりの眺めだった。山本、ヤマダ、そして私としばらくたたずんだ後、11時ごろ解散。

 

2003/6/17  

午前10時30分、埼玉の雪山さんに会いに行く.額縁などを扱うお店を経営している方で,秋にお店を改装するとの相談.とても面白そうな仕事なので楽しみである.昼からは,たまっている仕事を事務所にて行う.今日は一日中事務所にいることができた.そうそうあることではないので,非常に有意義だった.コンテナハウスのほうもだいぶいい形になってきた.こちらももう一息だ.

 

2003/6/16                                                        

朝6時30分出発で,古谷さんの家の現場へ.今日も大工さんとの打合せだ.木工事が始まってしばらくはかなり頻繁な打合せが必要になる.それにしても船橋はちょっと遠い.帰る途中,藤原さんの家により外構工事の様子を見いいく.天然石がランダムに積まれ,枕木で花壇やスロープが作られていた.この調子ならかなり良い庭になりそうだ.13時,帰社.事務所では佐久間さんの確認申請図面作成作業が着々と進んでいる.西井さんの家のほうもようやくまとまってきたようだ.西井さんのように自らいろんなことを調べ,本当の理想の家を追求する人はこれから増えるだろう.私はコレが本当にあるべき家づくりの姿だと思う.うかうかしていたら負けてしまいそうなほど,調べ尽くし,そしてデザインや機能,コストも含めすべて理解しようとする姿勢には本当に感心してしまう.     

                    

2003/6/13                                                        

今日は朝6時から古谷さんの現場に向かう。8時、現場着。大工さん、鉄骨やさんと打ち合わせをした後、藤原さんの家へ。藤原さんの家では外構工事が始まっていた。その足で、村田さんの家の現場へ。こちらは現在基礎工事。配筋作業が始まっていた。2時、帰社。その後事務所で、多田さんと打ち合わせを行う。鳩ヶ谷で、来年家を建てたいという話。8時、中目黒にて古谷さんと待ち合わせ。駅から少し離れた、フレッシュバーガーにて11時頃まで話し込んでしまった。1時帰社。明日の佐久間さんの打ち合わせ資料に目を通す。2時、作業終了。  

 

2003/6/12

今日は朝から古谷さんの現場に行く。あいにくの雨だったが、鉄骨やさん、足場やさんと打ち合わせ後、古谷さんと打ち合わせを行う。2時帰社。佐久間さんの家の打ち合わせを行う。夕方から、7月1日より施行される建築基準法改正の勉強会。それにしてもこの法律、何かおかしい。シックハウス対策ということで、居室の換気や、ホルムアルデヒドを放出する部室の使用制限を行うというものなのだが、高気密高断熱や新建材を多用しているハウスメーカーの既製のための法律の様なもので、元々自然素材を多用している我々が造っている様な住宅には不要だと思われる。それなのに、ほとんどすべての住宅に適用されてしまう。今時代の流れは確実に自然素材、自然換気など昔ながらの良さを取り入れる方向に向かっている。この時代に、こんな見当はずれな法律を作ってしまう国は何を考えているのだろうか。電気メーカーの売り上げアップの手助けをしているとしか思えないし、又少人数で頑張っている工務店の妨害をしているとしか思えない。高気密高断熱使用の住宅を省エネだということで奨励し、そしてその住宅に換気扇をつけさせてそれを24時間つけっぱなしにさせる。その結果、月々約4000円から16000円の電気料のアップになるという。この話も馬鹿としかいいようがない。人は一体何を望むのか。民主主義によって選ばれた政治家が作り出す法律がこのようにばかげたものになってしまう以上、この国家のあり方にも限界を感じる。同じような政治システムの国でも、自然エネルギーの開発が盛んな地域はたくさんある。日本も、これだけ山や川が多いのだから、原発をこんなに造らなくても電気は作れるはずなのだ。アメリカから発せられる、無制限な資本主義。その結果もたらされるこのような状況にそろそろ歯止めをかけないと、大変なことになるのではないか。

 

2003/6/10 

今日は古谷さんの家の鉄骨超音波検査。検査結果はすべて合格。さすがは河野鉄鋼だ。この鉄骨屋さんとは自邸の建設の時からのつきあいなのだが、ここに頼んだらもう他には頼めない。それくらい腕が良い。木造なら宮大工といったところだろう。事務所では、コンテナハウスの工事が着々と進んでいる。今日は、天井貼りまで進んだ。私も久しぶりにつなぎを来て作業を行った。元々やり出すと止まらないタイプなので、結局9時まで作業をすることに。それにしても久しぶりによい汗をかいた。やはり自分達の家を自分で造るのは楽しい。   

 

2003/6/9

朝から村田さんの家の遣り方に立ち会う。いよいよ今日から始まった。はじめのプランとはだいぶ変わり田舎の集会場の様なプランになってしまったが、これも村田さんの望み。建て主の希望を叶えるのが我々の役目だから仕方がないのかな。夕方は、富永さん、慎さんと打ち合わせ。TV取材が来ていたのには驚いたが、おかげでおいしい夕ご飯をごちそうになってしまった。ごちそうさまでした。    

                                 

2003/6/7

今日は朝からコンテナハウスの鉄骨工事を行う.2時古屋さんの家の現場にて鉄骨屋さんと大工さんとの打合せ.5時、帰社後再びコンテナハウス作りに参加.9時作業終了.加治屋さんにはだいぶ残業してもらった.ご苦労様でした.

 


2003/6/6                                                       

10時30分に村田さんの家の敷地にて村田さんと待ち合わせ。近くの神社にて私と村田さんの山田の3人だけの地鎮祭を行った。職業的な神主さんを呼ぶことなく、荘厳な雰囲気の中執り行うことが出来た。帰りに、3人で昼食を取り、最終的な打ち合わせを行う。夕方からは、古谷さんの家の図面を訂正する。コンテナハウスの方も材料がそろいいよいよ本格的になってきた。昨日古谷君の意見が聞けたことがまた良い影響を与えそうだ。今世の中では、セルフビルドがとても盛んになっている。 ホームセンターに行くとプロ顔まけの商品がある。 でもいざ家を建てるとなるとみんなしり込みしてしまって,プロに任せてしまう。 特に建て売りやハウスメーカーに注文してしまう人はそうである。 私は今までそういう人たちに対して自分の家は自分で考えて作ろうということを言ってきた。 そして,家づくりの中でのセルフビルドや施主の分離発注などを実際に行ってきた。 そしてこのような家というものに対する逃避的な考え方は,若い人たちにも言えることだ。 いつもはとても独創的な仕事をしているのに、自分が住む家となるとマンションやアパートに高いお金を払ってしまう。 コレが普通の事だと思う。 そんな中で,「もっと気軽に安く,簡単な住まい方という物を提案してみたい, それでもこんなにかっこよく暮らせるということを提案してみたい」、 そういう気持ちをこめて,今私たちは会社の前にコンテナの家を作っている。 この家には,ますいいのスタッフ二人が住む予定だ。 スタッフの一人は,大阪芸大を出て建築家になろうとしている. もう一人はノルウェーに留学して帰ってきのだがこちらも建築家になろうとしている。.世の中にはこういう人がたくさんいると思うが, こういう人達にとって高い家賃を払って普通のアパートに住むことはとても苦痛なことだろう。.そこで今回実験的に,コンテナを一つ購入してそこにすむということをやってみようということになった。. デザインはみんなでやっている。. それぞれのこだわりを取り入れながら、最低限のスペースで彼らの今の現状にマッチした住まいという物を作るつもり。 そして同じような状況の人に、こんな住み方という物もあるんだということを提案したいと考えている..そして,「住む」ということが、そんなにお金がからないし、そんなにたいしたことじゃないし、もっと自由になれるんだということを 多くの人にわかってもらいたい。


2003/6/3                                                         

朝一番で田中さんと一緒に田中さんが購入する予定の土地を見に行った。板橋の商店街に面している土地で、都心にしてはとても良いところだ。ただ値段が少し高い様な気がした。12時頃古谷さんの家の現場に到着。朝から来ている孫田と合流する。今日は鉄骨建て方。5人の鳶さんがあわただしく作業をしている。アルミニウム塗装をほどこされた鉄骨はとっても綺麗だった。4時帰社。帰ってみると佐久間さんの家のテラスを造ってはいけないとの連絡役所の指導下から受けた。建築基準法では建築として定義されていないテラスをここの解釈では建築としているとのこと。つまりその解釈によって建てられたり建てられなかったりするわけで、行政の境界線の向こう側だと建てられてこっち側だと建てられなかったりするわけである。だいぶ食い下がるもののどうやら許可はおりなそうだ。

 

2003/6/2

なんだか最近の天気ははっきりしない。今日も晴れるのかと思えば急に厚い雲がかかったりする。何とも言えない気分である。午前中打ち合わせや手配をすませたあと、午後からコンテナハウスの計画を行った。いよいよあさってコンテナに穴をあけることになり、明日からはデッキの基礎を造ることになった。材料も調達した。新しく入った二人に任せようと思っていたのだがいつになっても始まる気配を見せないので、いても立ってもいられなくなってしまったのだ。でもこういう作業は本当に楽しい。夜は佐久間さんの家の申請書類を準備する。いよいよ明日提出にいけることとなった。でもまた、予算の調整をしなければならない。それにしても新しく入った山田の成長ぶりには驚く。もう一人で工事の手配を出来る様になってしまった。


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