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2003年

 

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2003/11/30

夕方、石田さんの御主人が見える。もうすぐ竣工であり、外構の打ち合わせなどをする。御主人も慌ただしく引っ越しの準備を進めているようす。ケンカしながら進めてきたけど、徐々にそれも落ち着いてきた。今となってはなかなか貴重な経験だと思える。まあ、しばらくはコリゴリだけど。笑。・・・と言いながら、まだもう一波乱くらいはあると思うんだけども。夜、目黒から不動産屋さんが見える。masuii house projectの件である。不動産屋さんからの視点など、貴重なご意見をいただく。目からウロコ・・・でした。協力できると楽しくなりますね。(内田元太)

 

2003/11/29

masuii house projectも反響が入りつつある。意外にも不動産屋さんからの反響が多い。考えてみれば彼らは今の住宅に求められているものを熟知しているプロである。異なる視点からであっても、辿り着く先が同じであればいいと願う。現在、新事務所を建築中である。件の市役所所有の店舗を改装しているのである。ここでは山崎という建築家を主体としたリノベーション事業の拠点とする。相互の協力により可能性が拡がることに自分でも期待している。情報とヒトの集まるところにしたい、ずっと前から増井と話してきたことだから。(内田元太)

 

2003/11/24

ますいいではシフトを組み日曜日もオープンすることとした。しばらくはこの態勢でやってみよう。今日は久々に本多さんと打ち合わせ。2つのプランが思いついたので、提案してみた。僕は、一組のクライアントに対して一つの敷地であるなら、そこに当てはまるのは一つのプランでしかない、と思っている。しかし、今回は2つ。なぜなら、敷地そのものに魅力があり、そこで育まれる暮らしはどう想像しても楽しいモノなのだ。最初に訪れた時は登仙したような気にすらなった。本多さんも会っていて楽しいし、きっと僕が想像した以上に豊饒な生活を営んでくれることだろう。本多さんはより敷地を取り入れたプランを選んでくれた。これからの展開が楽しみだ。午後、石田さんの家に向かう。ここでは連休を利用して御主人が電気配線の結線工事をしている。有資格者であり、自身の住む家に自ら手を入れるのは至極自然なことだ。これを断るのは忍びない。保証とか安全管理とか、それ自体は大事なことだけど、これに対してはまったく及ばない話だと思う。(内田元太)

 

2003/11/19

コンテナハウスでの生活も、早いもので4ヶ月を過ぎた。通勤に片道1時間半を費やしていた頃の生活は、遠い昔のことのように思える。最近は急激に気温も下がり、寝袋のなかで冬の訪れをひしひしと感じている。風呂も便所も水道もない部屋で寝起きをするとは、一年前には夢にも思っていなかった。風呂も便所も揃ったアパートで暮らしていたあの頃と比べれば、生活水準は低くなったと言えるかもしれない。だが、実際に生活をしてみるとこの生活もなかなか悪くはない。窓からは一日一日鮮やかに彩られていく街路樹が見え、外気温とほぼ変わらない室温から季節のうつろいが感じられる。毎日銭湯まで行かなければならないことなど、確かに不便な生活ではあるが、ふつうのアパートにはない何かがここには存在する。寒い、不便だと口では不満を漏らしながらも、実は心の底からこの状況が楽しくて仕方がない。問題点が少ない平均的な生活よりも、たとえ不便であってもそれ以上に何らかの魅力がある生活に私は惹かれる。(山田和彦)

 

2003/11/17

ここのところ現場や、新規の設計に忙しくなかなか日記を書く時間が取れなかった。久しぶりにホームページを見てみると自分が知らない間に内容が大きく変わっていた。ますいいプロジェクトや新事務所などが中心になっている。私自身もここのところいろいろな動きをしている。ある有名家具やさんがコラボレーションでいえ作りをしてみないかというようなことをいってきた話はもう少し進めば面白くなりそう。まだ現実味があまりないので、もし実現することになったら詳しく書きたいと思う。新事務所のメンバーも決定した。当面は一人か二人ということになるが、代表は山崎という建築家だ。ここでは、リノベーションや集合住宅など住宅以外の建築を中心に取り扱っていく。今建築は大きく変わろうとしている。次々に立てられる大型物件の陰で身を潜めている従来のテナントビルや古い集合住宅に再びその価値をよみがえらせる必要が出てきている。都心ではすでに大きな問題となっているが、すでに郊外でも同じだ。大量消費社会からの脱却というスローガンを掲げつつ、実際にはそこにまったく近づけない社会において、それを実践することの出来る数少ないロマンチストが建築家だと思う。古いものの価値、誰もがわかっていることだけれどなかなか利用されない価値。これを再現していきたい。田中さんや、三宅さんの設計もだいぶまとまってきた。今月中には何とか形になりそうだ。今年もあとわずか。月日が過ぎるのが非常に早く感じるようになって来たのもよいことなのか?どんな状況になっても、じっくりと家作りに取り組む姿勢だけは変えないようにしていきたい。もし現場にかかわれなくなるくらいなら、この仕事をしている意味がないと思うから。(増井真也)

 

2003/11/10

ここしばらく体調を崩しておりました。皆様にはご迷惑を掛けました。この場を借りてお詫び申し上げます。今回はさすがに自分の身体もメンテしてあげないと、と思いました。皆様もご自愛下さい。見苦しい格好の僕に付き合って打ち合わせしていただいた方々、移っていないと幸いなのですが。古谷さん、佐久間さんの現場も一段落、石田さんの現場はもうすぐ完工、西井さんは上棟を控え、塚本さんからも連絡があり動き出した様子で、本多さんもそろそろ深く考えていきたい。いろいろと変化があるのはいいコトです。鳩ヶ谷のプロジェクトもスタートする。どんな人たちと出会えるのだろうか。(内田元太)

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