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12月
2008/12/24
クリスマスイブ。普段はもう少し華やかなイメージがあるのだが、今年は歴史的な不景気のせいかいつもよりひっそりとクリスマスを迎えているような気がする。とはいえ子供達に不景気は関係ない。大人の世界のことをなるべくであれば子供達には感じさせたいとは思わない。いつもあげている長靴のお菓子くらいは買ってあげることにしよう。
今日はKさんの現場で縄張り作業が行われた。小さなガーデニング小屋の工事の始まりである。これもまたKさんにといっては大きなクリスマスプレゼントなのかも知れない。でもこんな優雅な建築現場はなかなかないよな。なんといっても趣味のための小屋なのだ。

夕方、若者サポートステーションいてニート支援をしているHさんと打ち合わせ。ステーションにはいつもたくさんのニートの方々がいる。ちょっとした「ずれ」そんな小さなものが、あるかないか、それくらいの違いしか私と彼らの間にはないだろう。若い時代の将来に対する夢というのは、何かの弾みで簡単に崩れ去ってしまうものだ。ただそれだけなのだ。でもそれを元に戻すことは予想以上に難しいらしい。
2008/12/23
朝6時に事務所を出発して、船橋駿河台の家の現場へ。今日はWさんと一緒にセルフビルドの柿渋作業。8時過ぎに現場に着くと早速2階の養生をはがし、天井、壁、床の柿渋塗りに取り掛かった。9時ごろにはWさんと息子さんも合流してスタッフの池上も含め4人での作業となった。
柿渋というのは柿を発酵させた液体塗料で、昔は扇子や袋、傘などの染料として利用されたものである。素材の保護や防虫効果などがあり建築の現場での塗料としても利用されてきた。水のような液体なので、刷毛で塗装しようとするとかなりの技量が必要になるのだが、ここはセルフビルドということで3倍に希釈した柿渋を雑巾にしみこませて、ラワン合板の壁を拭くように塗装することにした。多少のむらはできてしまうが、2回塗装することでそのむらを抑えることができる。セルフビルドというからには誰でも簡単にできる方法をとりいれることもひとつのコツである。

2008/12/20
朝8時、事務所にてKさんとKさんが分離発注で工事を依頼する大工さんのワイズビルドさん打ち合わせ。Kさんは川口市の安行に鳩小屋のあるガーデニング小屋を建設する。なるべく自分の力で工事を行うが、自分ではできない部分を友人の力を借りて行うことになった。ワイズビルドさんは友人の大工さん。今回の工事の6割くらいをやる予定だ。残りは設備屋さんとKさんが自分で作り上げる。ちなみにますいいは設計業務を請け負っている。確認申請では風呂が無い、キッチンが無いなどの理由でなかなか下ろすことができなかった。要するに役所からすればこれは住宅と認められるかどうかがわからないということらしい。住宅の定義・・・確かにこれはどこにも書いていないし、住宅の建設しか認められていない土地には倉庫になってしまいそうなものを建てさせるわけにはいかないことも理解できる。今回は協議の結果若干の変更をすることで確認申請を通すことができたが、この住宅の定義というのは、なかなか難しい問題だと思う。
11時、世田谷のEさん打ち合わせ。購入予定の建築を見ながらリフォームが可能かどうかなどのお話をした。築年数はかなり古い住宅であったが、なかなか丁寧に作られている様子で、リフォームすればまだまだ使用することができそうだ。したの写真は屋根の上に乗って板金の様子を見ているところ。若干下地がふけているようでふかふかした感触があったが、この築年数ではそれも仕方が無いだろう。塗装などのメンテナンスはどちらにしても必要そうであった。

15時、川口市内のSさん宅にて打ち合わせ。こちらは古い住宅の半分だけを解体してそこに新築住宅を建設したいというこれまた変わった相談であった。半分だけを解体・・・これは大規模の修繕に当たるのだろうか。そうだとすると残される部分の構造強度を証明しなければならない。しかしそれは不可能だろう。半分だけを解体などという変わった依頼は私の人生でも初めてのことであるので、来週早々に役所に問い合わせてみることにしよう。
2008/12/17
今日は赤塚の家で土台敷きの作業が行われていた。20日に上棟の予定だが、この分だと順調に進みそうである。

昨夜はSさんと東大宮の土地についての打ち合わせをした。道路面から1200mmほど立ち上がったレベルにある新築分譲地でありそのヨウヘキに負担をかけないようにするために一部深基礎にする必要がある。通常の基礎と比べると若干割高になってしまうが、なかなかに良好な土地であるので購入することにした。最近土地を購入してくる方が増えているように思える。やはり不景気の影響からか土地の値段が落ち込んでいるおかげで購入しやすくなっているであろう。

2008/12/15
月曜日には毎週朝8時30分から朝礼を行っている。各プロジェクトの予定や進行状況などの報告、会社の方向性の確認などを行うとあっという間に1時間くらいたってしまうのだが今日もまた長い朝礼となった。設計事務所兼工務店ということでさまざまな経歴の持ち主が、設計の技術と現場管理の技術を習得するべくますいいで働いている。それぞれの経験年数によって掲げる目標も違えば、扱う仕事のレベルも異なる。その成長にはもちろん個人差があるわけだが、それぞれの目標に向かって努力することにつながるような意義のある朝礼を行っているつもりだ。まあ、実際にどの程度伝わっているかはわからないが・・・。
さて、今日から管理建築士講習の申込書の配布が始まった。今回も部数に制限があるということで朝一番から田山君に受け取りに行ってもらい何とかゲットすることができた。3年以内に受講すればよいのでそれほどあせる必要も無いのであるが、改正建築士法の施行が始まっているだけに、なるべく早くに講習を受講しておきたいところ。
夕方、瑕疵担保保険制度のレクチャー受講。
よる、近所の神社でやっている酉の市に出向く。
2008/12/13
年末の土曜日も残すところあと2回になってしまった。どこと無くあわただしい雰囲気の中すごしているが、今日は比較的ゆったりとできそうだ。
越谷の家の現場では外壁のラスカット下地が完了した。ラスカットというのはモルタルの施工をする下地として外壁に貼る材料の名前で、表面にアスファルト系のざらざらした塗膜が塗ってある。これにモルタルがしっかりとくっつくことで、外壁になるわけである。また、この材料は決められた施行方法で施工することにより筋交いを入れる場合と同等の耐力壁を作り上げることができる。使用するくぎの量が増えたり、間柱の太さが太くなったりの変化はあるものの概ね大工さんの手間は楽になるようで、コストの削減にも貢献してくれる。
下の写真は中庭から見上げた様子。プライバシーを確保できる中庭に面したリビングには大きな開口部が開いている。ウッドデッキが完成した後の中庭は半外部のように使用されることだろう。今回のこのプランの大枠というのは建築士である施主のお父さんの提案によって進められている。庭の雰囲気を見ているとお父さんの設計に感謝感謝であろう。

15時、調布駅待ち合わせ。建築写真家であるYさんの車で10分ほど離れた土地の下見。この土地を購入して住宅を建てるかどうかの最終判断にお付き合いすることになった。全部で5個の分譲地であったが、その中のひとつに決めることにした。17時ごろまでファミレスにてお話をして解散。
2008/12/10
午前中は事務所にて、管理建築士講習で植えた内容の整備など。書類の整理方法などに若干の修正を加えることで事務所として対応できる体制を整える。
午後、さいたま市で家を建てたいというHさん打ち合わせ。だいぶ前にも相談に来ていただいた方なのだが、このたび気に入った土地を探し出したということで再度相談という運びとなった。ますいいの場合は不動産業も営んでいる関係からか、土地購入前にこの土地だとこのような建築が建ちますよという話を聞きにこられる方がたくさんいる。用途地域や高度地区などのさまざまな制限によって同じような広さの土地でも建築可能な建物のボリュームというものには大きな差が生じてしまうので、この打ち合わせを一度行うだけでクライアント側からすればこんなはずは無かったという失敗を犯す可能性がほぼなくなるというわけである。
夜、事務所にて打ち合わせ。
2008/12/8
朝方時間があったので家の時間の投稿文を書いたのだが、久しぶりにハウスメーカーの批判をするような文章を書いた後にそういえば家の時間の運営をしている田中さんがハウスメーカーの仕事もしているということに気がついてしまった。これは没になるかな?の感があったもののとりあえず投稿。若干の修正を加えられたが大方そのまま掲載されることになったようだ。自社のHPと違い、ほかの方が運営しているところへの投稿にはもう少し気を使わないといけないな。
13時より。埼玉会館にて建築士法の改正講習会。11月28日より建築士法が大幅に改正された。内容的は構造建築士、設備建築士の制定や、管理建築士の資格化などが挙げられる。ほかにもさまざまな改正がなされたのだが、概して言えば不正行為がおきないように厳しい制度を制定したというところである。まあ、これまでも普通に建築士を行ってきたわけなのでそれほどあわてることは無いのだが、ただただ面倒くさい状況になったなあという感である。
2008/12/4
朝から新宿区西落合の現場にて完成写真の撮影。9月に娘の幼稚園の運動会で落としてしまったNICON F5も無事修理を終えて帰った着たので、万全の体制で撮影に臨むことができた。総工事費が7000万円クラスの大きな現場であったので、完成の安堵感もひとしおである。やはりこのくらいの大きな現場になると、現場の運営に関しても図面の収まりなどに関してもそうそうすんなりとは行かず、難しい場面もたくさんあった。特に、昨年6月の建築基準法の改正に伴う建築業界の混乱にもろに巻き込まれた現場なので、それを乗り越えられたことも大きな経験となった。写真は現在プリント中。出来上がったらHPに掲載したい。
2008/12/2
朝6時ごろ事務所を出発して船橋駿河台の家の現場へ。現場ではすでに階段が完成していて、壁のラワン合板仕上げの作業の最中であった。

この写真はリビング奥から庭を眺めた様子。リビング中央には杉の170角の柱がある。右側には米松の桁にヒノキの化粧段板が乗っている階段が見えている。リビングの天井には太い化粧垂木が使われている大きな屋根の裏側があり、次第に木の家の風格を感じられる状態に仕上がってきた。

下の写真はラワン合板の壁仕上げの様子である。窓枠、壁仕上げ、床、天井すべての材料がラワン合板ということで仕上げ工事のコストをだいぶ抑えることができた。実際に工事をした大工さんと話をしてみると、3次元に広がる目地をすり合わせる苦労があるとのこと。材料の価格自体は安く抑えられるが、手間を考えると決して安い仕上げではないようだ。ちょっと大工さんに苦労をかけすぎた感があることは否めないような雰囲気であったが、なかなかの仕上がりなので今回だけは勘弁してもらうことにしよう。
午後、東大宮のほうに家を建てたいというSさん打ち合わせ。初めての顔合わせであったのだが、なんと川口市役所勤務の方であった。地元市役所の方の家とのこと、これは一生懸命に取り組まなければならない。
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