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住宅作家を目指す夢を持ち続けていれば、必ず一人前になれる時が来る。設計の力、生産に関する見識、素材を学ぶこと、資格、・・・このいくつかの条件を自分を信じて身につけること、そしてまた夏休みにおいでね

2024/03/15

今日は関西学院大学の2年生インターンシップ最終日、今回は二人の大学生が1週間の体験をしてくれた。今回のテーマは、とある住宅設計の温熱環境シュミレーションと1/30の模型作成である。3回目と2回目の参加ということもあって、だいぶ慣れてきているようで作業もだいぶスムーズに進んでいる。

将来の仕事として住宅設計をやりたいという学生はたくさんいる。でも工学部建築学科は必ずしもそれに対して前向きは教育をする人たちばかりで構成されているわけではない。これは仕方がないことである。そもそも大学で建築を扱い始めた理由は、木造建築しかなかったこの国において西欧のコンクリートや鉄骨の技術を学び高度な都市型建築物を作る人材を育てることを目的としているからである。

しかし時代は変わり、逆にこの国の風土にあった建築を作る技術者が不足し、高度な建築を扱うゼネコンがあまり気味である。風土に合った住宅に暮らしたいと願う人々に対してそれを供給するには、設計と素材、そして職人が欠かせない。それをマネジメントする総合的な技能を身につけるには、設計の教育、生産の教育、そしてそれらをまとめ上げる人間力の教育が必要となる。

住宅設計を行う場は少ない。ハウスメーカーや分譲会社は論外である。アトリエは一人の作家性を学ぶことはできるが、そこで働き続ける環境ではない。ますいいはそれができる唯一の場であると考えている。建築家として設計を行い、施工のマネジメントを行うことで住宅をやり続ける自由を手に入れられるのである。

今朝、二人には「住宅作家を目指す夢を持ち続けていれば、必ず一人前になれる時が来る。設計の力、生産に関する見識、素材を学ぶこと、資格、・・・このいくつかの条件を自分を信じて身につけること、そしてまた夏休みにおいでね。」の言葉をかけさせていただいた。また再開しよう。

田村和也 雑想
インスタグラム町田分室
柳澤和孝 雑想
インスタグラム高崎分室